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ロールス・ロイス初のSUV、カリナン(Cullinan)の維持費は!?

2018年5月10日木曜日の正午(英国時間、日本時間午後8時)、ついにロールスロイスモーターカーズから、全世界同時ライブストリーミングで「カリナン」の全貌が明かされました。完全なるブランニューモデルとなるだけに、その走りや豪華さに注目が集まります。 しかし、ここではあえてそれらには一切触れず、公開された情報を基に、「年間の維持費がどれほどになるのか」に焦点を絞って考えてみたいと思います。

更新日2019/09/27

必ずかかる維持費

自動車税などすでに確定しているものだけで1年間の維持費を算出してみたいと思います。車検時に3年分や2年分を収めるものに関しては按分しています。

算出の基としたのは以下の数値です。

カリナンのスペック

・全長×全幅×全高:5,341×2,164×1,835mm
・ホイールベース:3,295mm
・車重:2,660kg
・エンジン:6.75リッターV型12気筒ツインターボ
・最高出力:571ps/5,000rpm
・最大トルク:850Nm/1,600rpm
・トランスミッション:8速AT
・駆動方式:4WD

カリナンに掛かる税金

・自動車税 ¥111,000
・自動車重量税 ¥24,600
*保険を除く金額

計:135,600円

※税金の金額は2018年5月時点のものです。
※車検時に3年分や2年分を収めるものに関しては按分しています。

車両本体価格だけで、一般的国産車の10倍であることを考えると予想以上にリーズナブルです。ただし、差が現れるのは次の項目からです。

宝石の名前が由来!?ロールス・ロイス初のSUV、カリナン(Cullinan)とは?

 

個別にかかる維持費

ここからは、使い方や駐車場所等の個別条件によって変わってくる維持費について、仮定しながら算出していきたいと思います。

カリナンのガソリン代

残念ながら燃費の数値は公開されていませんので、代わりに近いモデルとして、SNSでオーナーが公開しているファントムⅦの実燃費の平均値を使用したいと思います。
※燃費が公開され次第、カリナンの実燃費を紹介いたします。

ファントムⅦの実燃費の平均値は3.88km/Lです。(ちなみに筆者のファントムⅦは、もっと悪いです。)ちょっと多すぎる気もしますが、SUVですし年間10,000km走ったと仮定します。また2018年5月24日現在のハイオク平均価格が157.9円なので、ハイオク価格を約160円とします。

10,000km/3.88km×160円=412,371円

リッター当たり40km近く走るエコカーが珍しくない現代では、3.88km/Lはかなり燃費が悪い数値ではあるものの、ガソリン代が月間4万円前後と考えるとそれほど特筆すべき数値でもなさそうです。

 

カリナンのメンテナンス代

正規ディーラー各社にて新車購入すれば、保証の範囲内で日常メンテナンスや故障時の修理も無償で行うことができます。このあたりは、修理やメンテナンスがさぞ高額だろうと予想していた方にとっては、意外だったかも知れませんね。

 

カリナンの駐車場代

なんせ車幅が2,164mmもあります!都会の機械式駐車場にはもちろん収まりませんし、かといってまさかロールスロイスの新車を青空駐車という訳にもいきません。そこで、いわゆる「平置き」と呼ばれる特別スペースを借りることになります。大抵の場合、月間5~15万円程度と立地によっても幅があるため、月7万円と仮定させていただきます。

7万×12ヶ月=84万円

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カリナンの年間維持費の合計

算出できたそれぞれの項目を全て合算することで、年間維持費が一体いくらになるのか確認してみたいと思います。

税金161,430円+燃料費412,371円+駐車場代840,000円=1,413,801円

*保険料を除く金額です。

保険料をのぞいて、年間約141万円と算出できました。みなさまはこの数字を見てどう思われましたか?新車価格乗り出し4000万円の車と考えれば、案外安いのではないでしょうか。

ただし、この数字にはメーカーが補償してはくれないタイヤなどの消耗品代が含まれていませんし、保証期間後のメンテナンスや修理代等まで入れると金額はさらに跳ね上がります。メーカー保証が切れる3年後か、保証を延長して5年後に新しいモデルに買い替えるのが一番お得なのかもしれませんね。

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