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フェラーリ プロサングエ発表!価格は5千万円越え!?

2022年9月13日、かねてから話題になっていたフェラーリ初のSUVモデル「Purosangue(プロサングエ) 」が発表されました。美しく優雅なデザインに自然吸気のV12エンジンを搭載し、スーパーカーブランドを牽引する世界のトップブランドに恥じない仕上がりのプロサングエは、どんなパフォーマンスを魅せてくれるのでしょうか。

更新日2022/10/05

フェラーリ初のSUV、プロサングエがついに登場


世界を代表するイタリアのスーパーカーブランド、フェラーリ初のSUVは“プロサングエ(純血=サラブレッドの意)”という名前で登場しました。

フェラーリはこれをSUVと呼ばず『75年にわたるマラネロの歴史において初めての4ドアモデル』とだけアナウンスしています。

エンジンをフロントミッドシップに、ギアボックスはリアアクスルに配置する、812と同じトランスアクスルレイアウトを採用するプロサングエの駆動方式は電子制御フルタイム4WDで、前後重量配分は49:51とのことです。

アスリートのような塊感のあるボディは、なめらかな曲線とスピード感のあるプレスラインがたしかにフェラーリらしいデザインです。とはいえはっきりと存在感のあるフェンダーアーチやサイドシルプロテクターなどが、それまでのフェラーリとはまったく違う雰囲気を醸し出しています。

またエアロダイナミクスを意識したデザインは彫刻的でもあり、また機能的にも感じさせます。

特にAピラーの根本にはエアロブリッジと呼ばれるインテークが設けられ、美しさとともに空気抵抗を極力少なくする機能も持たせています。

ボディサイズは全長4,973mm×全幅2,028mm×全高1,589mm、ホイールベースはフェラーリ最長の3,018mmです。

最高出力725馬力のV12エンジンを搭載


搭載されるエンジンは、812GTSと同じ6.5L V12自然吸気ガソリンエンジンですが、最高出力533kW(725CV)/7,750rpm、最大トルク716Nm(約73kgm)/6,250rpmというスペックに抑えられています。

組み合わされるトランスミッションは8速デュアルクラッチ式で、駆動方式はGTC4ルッソやSF90ストラダーレに搭載された4WDシステムを進化させた電子制御フルタイム4WDシステム「4RM-S」を採用。

4WS(四輪操舵)やE-Diff(電子制御デフ)などと組み合わせられることで高効率のトラクションとステアリングの応答性、あらゆる路面での走行安定性を高めています。

そこから発揮される性能は、0-100km/h加速は3.3秒、0-200km/h加速は10.6秒、最高速度は310km/h以上というハイパフォーマンスぶりです。

足まわりのアクティブサスペンションシステムは、各サスペンションに取り付けられた加速度計と位置センサーにより、路面の凹凸をなめらかに吸収しながら、ドライバーに意のままのドライバビリティを提供します。

またSUVとして、フェラーリで初めてヒルディセントコントロールを搭載。滑りやすい下り坂でも一定の速度に自動で制御してくれるというSUVには便利な機能です。

スポーティとエレガントが融合した室内空間


フェラーリ初の4ドアモデルとなるプロサングエでユニークなのは、後席ドアがいわゆる“観音開き”になっているところです。

この方式は後席からの乗降性という実用面はもちろんのこと、ドアを開けたときに優雅で開放的な空間を演出するのにも貢献しています。

インテリア(内装)は、運転席側と助手席側がほとんど対称となるような、エレガントで包み込むようなインパネデザイン。

最近のクルマによく見られるようなセンターディスプレイではなく、助手席側にも大きなモニターが配置されています。

後席シートもバケットタイプになっていますが、リクライニング可能でかつシートヒーターも装備されており、スーパーカーながら後席でもリラックスして快適に過ごせるよう設計されています。

ラゲッジスペースの容量は473Lで、小旅行程度なら十分に積載することが可能です。

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ライバルにはどんなモデルがある?

プロサングエの登場で、スーパーカーブランドのSUVが出揃いました。すでにリリースされているスーパーなSUVと簡単に比較してみましょう。

・ランボルギーニ・ウルス

フェラーリのライバル、スーパーカーメーカーといえばランボルギーニです。

SUVのウルスは2018年2月に販売が開始されたモデルで、ランボルギーニらしいソリッドでスポーティなデザインと、パワフルなツインターボエンジン、4WDシステムによる安定した走りが特徴です。

ボディサイズは、全長5,112mm×全幅2,016mm×全高1,638mm、ホイールベースは3,003mm、エンジンは4.0L V8ツンターボで、最高出力は478kW(650PS)/6,000rpm、最大トルクは850Nm(86.7kgm)/2,250-4,500rpm。

0-100km/h加速3.3秒、最高時速306km/hに達するウルスの車両本体価格は3068万1071円です。

・ベントレー ベンテイガ
ベンテイガ スピード 2019
ベントレーのSUVモデル、ベンテイガはパワフルなエンジンとオールラウンドな性能、存在感のあるデザインが特徴です。

全長5,150mm×全幅1,995mm×全高1,755mm、ホイールベース2,995mmのボディに搭載されるのは、4.0L V8ツインターボ、3.0L V6ツインターボ+モーターのハイブリッド、6.0L W12ツインターボの3種類。

ベンテイガスピードに搭載されるもっともパワフルな6.0L W12ツインターボは、最高出力467kW(635PS)/5,000rpm、最大トルク900Nm(91.8kgm)/1,750-4,500rpmを発生し、0-100km/h加速を3.9秒でこなし、最高速度は306km/hに達します。

ベンテイガ スピードの車両本体価格は3261万5000円です。

フェラーリの新しいSUVモデル「プロサングエ」の欧州価格は39万ユーロ!(日本円でおよそ5595万円/2022年9月中旬のレート)
2023年第2四半期のデリバリー開始を予定しています。
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文・SUV FREAKS編集部

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