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スバル XVってどんなクルマ?初代から現行モデルまでを紹介

いち早くAWDモデルを進化させ続けてきたメーカー、スバル。そんなスバルの売れ筋クロスオーバーSUVモデルとなっているのが「XV」です。どのような進化を遂げてきたのか、振り返ってみましょう。

更新日2019/10/14

初代 インプレッサXV(2010年~2012年)

 

初代XV 2010

 

初代XVは「インプレッサ」のいちグレードとして、2010年に追加されました。登場の理由は、欧州でSUV人気に火がついて来たこと、またその多くは既存モデル(セダン・ハッチバック等)のプラットフォームを流用した派生グレードで、メーカーとしても展開がしやすかったため、といった事が理由だったようです。

インプレッサ(GH型)の5ドア ハッチバックモデルをベースに、専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドクラッディング、 ルーフレール、 ルーフスポイラー、サスペンションなどを採用していました。

とはいえ、最低地上高を上げるといったSUV的変更はせず、他グレード同様にバランスをとったセッティングになっていました。全高が1,520mm と日本の駐車場事情に配慮している点も興味深いところです。

パワーユニットは、EL15型1.5L水平対向エンジン、EJ20型2.0L水平対向エンジンが搭載されました。

■初代インプレッサXV スペック

全長×全幅×全高…4,430mm×1,770mm×1,520mm

・1.5 i FF (2010年6月)
最高出力…81 kW (110 PS) / 6400 rpm
最大トルク…144Nm(14.7kgm)/3,200rpm
10-15モード燃費…15.6km/L

・2.0i FF (2010年6月)
最高出力…103 kW (140 PS) / 5,600 rpm
最大トルク…186Nm(19.0kgm)/4,400rpm
10-15モード燃費…14.4km/L

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2代目 XV(2012年~2017年)

 

2代目XV 2012

 

SUVマーケットが拡大したことに伴い、スバルは2012年デビューの2代目モデルから、XVを実質的に単独グレードにしました。

もちろんベースがインプレッサであることに変わりませんが、最低地上高を200mmに高める(約50mmのUP)など、独自の発展をさせています。それでいて全高が1,550mmに抑えられているのも、使い勝手を損なわず乗れるように、というスバルサイドの意図でしょう。

パワーユニットは1.5L仕様が廃止となり、2.0L水平対向エンジンFB20型に刷新。しかしながら、CVT採用(リニアトロニック)およびアイドリングストップ機能を追加した事で、環境性能は向上。駆動方式も、AWDのみとなっています。

またスバル独自に開発した運転支援技術、「EyeSight(ver.2)」を搭載、商品力が一気に高まっています。

また2013年6月にはハイブリッド仕様である「XV HYBRID」を追加。2016年9月にはSTIが手掛けたスポーツ色を加味した「HYBRID tS」仕様が発表されています。

■2代目 スバル XV スペック

全長×全幅×全高…4,450mm×1,780mm×1,550mm

2.0i-L アイサイト (2014年12月)

最高出力…110 kW (150 PS) / 6,200 rpm
最大トルク…196Nm(20.0kgm)/4,200rpm
JC08モード燃費…16.2km/L

ハイブリッド 2.0i プラウド エディション(2015年6月)

最高出力…110 kW (150 PS) / 6,000 rpm
最大トルク…196Nm(20.0kgm)/4,200rpm
JC08モード燃費…20.4km/L

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3代目 スバル XV(2017年~)

XV 2017

 

3代目XVは、2017年5月に販売開始されました。新型インプレッサに投入された新プラットフォームSPG(SUBARU GLOBAL PLATFORM)により、衝突時の安全性の向上、操舵性の向上、様々な面が進化しています。

全幅は1,800mmと大きくなったものの、最低地上高は200mmと先代と変わらず、また全高も1,550mmと、これまでのコンセプトは継承しています。とはいえ、インプレッサとはまた違うコンセプトで進化させているのも、よりSUV然となったエクステリアデザインから感じ取る事ができます。

また運転支援装備の「EyeSight(ver.3)」を全車に装備拡大とするなど、装備の充実化も図られています。

今回のモデルチェンジで、XV初の1.6L仕様(FB16型)をラインナップに追加。環境性能は2.0L仕様とほぼ同等で、価格面でのアドバンテージによるエントリーモデルといった位置づけになっています。

先代で追加されたハイブリッド仕様は現状(2018年6月時点)ではラインナップされておらず、今後追加されるのか、気になるところですね。

■現行(3代目)スバル XV スペック

全長×全幅×全高…4,465mm×1,800mm×1,550mm

・1.6i-L アイサイト(2017年5月)

最高出力:85kW(115ps)/6,200rpm
最大トルク:148Nm(15.1kgm)/3,600rpm
JC08モード燃費:16.2km/L
新車価格:2,246,400円

・2.0i -S アイサイト(2017年5月)

最高出力:113kW(154ps)/6,000rpm
最大トルク:196Nm(20.0kgm)/4,000rpm
JC08モード燃費…16.0km/L
新車価格:2,678,400円

スバル XVの維持費ってどれくらい?

 

洗練されたエクステリアデザイン、アイサイトによる安全性能、新プラットフォーム導入によるクルマとしての「素の性能」の高さ。そしてスバルが培ってきた伝統のAWD技術、これらすべての結晶といえるスバル XV。そのコストパフォーマンスを含め、非常に魅力的なSUVモデルとなっているのではないでしょうか。

 

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