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あのスカイラインにSUVモデルがあった!スカイラインクロスオーバーを紹介

スカイラインといえば、数々の伝説を残してきた往年の名車であり、老若男女に愛されてきました。その車名を聞くと、多くの人は、「GT-R」や「セダン/クーペ」を想像します。しかし、そんなスカイラインにSUVモデルが存在していたことをご存知でしょうか。今回は、他にはない魅力があるスカイラインのSUV「スカイラインクロスオーバー」をご紹介します。

更新日2020/04/21

スカイラインクロスオーバーってどんなクルマ?

日産 スカイラインクロスオーバー 2009

スカイラインクロスオーバーは、2007年12月に北米市場にてインフィニティEX35として販売されました。当時、日本ではインフィニティブランドを展開しておらず、北米の販売から少し遅れて2009年7月に「スカイラインクロスオーバー」として発売しました。

スカイラインクロスオーバーは、“クーペとSUVの融合”をテーマに開発。SUVが持つアクティブ感とクーペが持つ美しいデザインや走行性能の高さを高次元で融合させたプレミアムな1台に仕上がっています。

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美しいエクステリア

スカイラインクロスオーバーのエクステリアは、セダン/クーペのデザインを基調にクロスオーバーSUVの要素を加えたような雰囲気で、プレミアム感やエレガントさを感じます。

また、大型18インチタイヤやハッチバック化されたリアフォルムに力強さも感じるでしょう。

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エレガントなインテリア

日産 スカイラインクロスオーバー インテリア

インテリアは優雅な曲線をデザインに取り込み、上質な素材で高級感を演出しています。

上級グレード370 Type Pには本革シートを採用し、ブラウンまたはブラックの2色の内装色を用意。特にブラウン色は赤茶系の色合いを採用しイタリア車を思わせるエレガントでセクシーな印象です。

ブラック内装にはインパネからドアリムにかけてアルミフィニッシャーが採用されるなど、エレガントのなかにシャープさを用い質感の高さを随所に感じられる仕上がりになっています。

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充実した先進安全技術

昨今、先進安全技術を標準装備する車が増えてきましたが、2009年に発売されたスカイラインクロスオーバーには、現代でも装備される先進安全技術が搭載されていました。性能を比較すると時代差はありますが、当時としては最先端の技術が集約されています。

上級グレードにあたる370GT Type P、370GT Four Type Pではアラウンドビューモニター他、以下の技術が搭載されます。

・インテリジェントクルーズコントロール(全車速追従機能付)
・インテリジェントブレーキアシスト(自動ブレーキ)
・LDP(車線逸脱防止システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・FCW(前方車両接近警報)
・VDC(ビークルダイナミックスコントロール)

上記の先進安全技術は現代の車にも搭載されています。今から約10年前にこれだけの技術が搭載されていたことからも、当時、日産がスカイラインクロスオーバーに力を入れていたことがわかります。

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スカイラインクロスオーバーのスペック

■ボディサイズ
全長×全幅×全高:4,635mm×1,800mm×1,600mm
ホイールベース:2,800mm
最小回転半径:5.5m
最低地上高:165mm(2WD)/150mm(4WD)

日本の5ナンバーサイズ枠内の全長に、クーペ/セダンよりも50mm短縮させたホイールベースですが、ルーフエンドが伸ばされたスタイルなので、後席でも窮屈さを感じることはないでしょう。

■エンジンスペック
排気量:3,696cc
最高出力:243kW(330ps)/7000rpm
最大トルク:361Nm(36.8kgf・m)/5,200rpm
JC08モード燃費:8.8~9.0km/L

エンジンはバルブ作動角 ・ リフト量連続可変システムを搭載した高性能3.7Lエンジン(VQ37VHR)になります。このエンジンは、スカイラインクーペやフェアレディZにも搭載され、約2,000rpm〜7,000rpmで最大トルクの90%を発揮します。また、7,500rpmまで一気に吹け上がる気持ちの良いエンジンのためあらゆるシーンで快適に、ときにSUV離れした官能的な走りが楽しめます。

 

スカイラインクロスオーバーは、クーペスタイルが主流になりつつある現在の流行を先取りしたクロスオーバーSUVであり、近年のハイブリッドやダウンサイジングターボでは味わうことのできないエンジンの官能性を備えたモデルです。

残念ながら2016年5月に生産終了となりましたが、中古市場ではまだまだ程度の良い個体を探すことができます。時代の流れに逆らい官能的なSUVを求めたい方に、オススメできる1台です。

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