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超ロングセラー!ランクルプラドはなぜ長年愛され続けるのか?

トヨタ車としてはもちろん、日本車としても最も長い60年以上の歴史を持つ車がトヨタ・ランドクルーザーです。世界170か国を超える国々の、あらゆる道路でランクルは活躍しています。地球上でもっともタフな車と世界中のユーザーから高い評価を得ています。

更新日2019/06/21

ランドクルーザーの歴史

現在、日本国内で製造販売されるランドクルーザーには、

・ステーションワゴン…55系→60系→80系→100系→200系(レクサスLX570/ランドクルーザー200)
・ヘビーデューティ…BJ系→20系→40系→70系(現行)
・ライトデューティ…70ワゴン系→70プラド→90プラド→120プラド→150プラド(現行)

の3つの大きな系統があります。このうち、プラドはヘビーデューティの40系・70系をルーツとしています。

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ランドクルーザー40系がプラドのルーツ

1960年に誕生したランドクルーザー40は、ランドクルーザーを象徴する歴史ある「名車」として世界中で活躍してきた車です。実に24年という長い間、モデルチェンジをすることなく生産され続けてきました。

50年以上昔のランクル40が、現役で活躍していることも珍しくありません。そして、40の後継が1984年に誕生した70です。デビュー当初はバンモデルのみでしたが、翌1985年に「70シリーズワゴン」が追加されました。実質的にはこの70ワゴンこそがライトデューティな位置づけのランドクルーザー・プラドの始まりです。

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プラドの名が冠されたのは1990年から

1990年4月、4ドア・セミロングボディが追加されたタイミングで「PRADO」(プラド=ポルトガル語で『平原』の意味)のサブネームが与えられました。当時、RVブームの先駆者として絶大な人気を誇っていた三菱パジェロの対抗馬にすべく、乗用車テイストのRV として作られました。

プラドとはポルトガル語で「平原」という意味です。顔つきは乗用車的なものになり70系の足まわりを軽量化。ハイラックスサーフなどと共通のパワートレインを搭載し多くの部品を乗用車から流用した設計となっていました。

折からのRVブームもあり、パジェロやビッグホーン、サファリ、ハイラックスサーフなどとクロカン四駆ブームを支えました。

90年にデビューしたプラドはその後、1996年にフルモデルチェンジを受けオリジナルのボディを与えられました。それが90系プラドです。

 

90系プラド(1996年~2002年)

ボディは一回り大きくなり、2ドアと4ドアで異なるグリルデザインが与えられました。それまでのディーゼルエンジンのみの設定から、ガソリンエンジン(V型6気筒3.4L、直列4気筒2.7L)が加わったことでより乗用車的な位置づけに。駆動方式もクロカン4×4の特徴であるパートタイム4WDからフルタイム4WDに変更されました。

120系プラド(2002~2009年)

2002年に誕生した3代目のプラドは、ハイラックス・サーフと基本コンポーネントを共有する兄弟車となりました。このモデルから急速に高級化が進み、上級グレードには「車高調整機能付リヤ電子制御エアサスペンション」も装備され一層の快適さと悪路走破性が両立可能な車となりました。

高級化といえばこの世代からプラドも「GX470」としてアメリカにおけるレクサスブランドでも発売が開始されました。

150系プラド(2009年~現在も生産中)

2009年に発売された150系が現行のプラドとなります。高級化はさらに進みましたがランドクルーザーとしての類まれなる耐久性を支える強靭なラダーフレーム構造はそのままに、「KDSS」や「AVS&リヤ電子制御エアサスペンション」など快適性と走破性を両立させる装備が追加されました。

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ライトデューティとはいっても、プラドは本格的な悪路走破性能と強靭なボディ、高級乗用車並みの乗り心地や操作感覚を備えています。他にないキャラクターであり、この独自性こそプラドの大きな魅力と言えるでしょう。

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