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【2020年秋に新型発売】マツダのピックアップトラックBT-50とは?

日本だと希少な存在であるピックアップトラックですが、アメリカを中心とする海外市場では人気ジャンルの一つです。日本メーカーも海外市場でピックアップトラックを販売し、海外メーカーモデルとしのぎを削っています。そんな中2020年秋にマツダがBT-50をフルモデルチェンジすると発表、そこでこの記事ではBT-50の歴史を紹介していくとともに、新型モデルに注目していきます。

更新日2020/07/17

フォード レンジャーの姉妹車として登場

マツダ BT-50 2006初代BT-50は2006年3月にバンコク国際モーターショーにてデビューしました。当時のマツダはフォードグループ傘下にあり、初代モデルはフォードのピックアップトラック、レンジャーの姉妹車でした。この初代モデルはタイで生産され、日本を除くアジア各国やヨーロッパ、オーストラリアなどで販売されていました。

マツダ BT-50 2010 2代目続く2代目は2010年10月にオーストリア国際自動車ショーで初公開され、2011年から販売が開始されました。このモデルもレンジャーと姉妹車という関係性でしたが、デザインを大きく変更。当時のマツダ車エクステリア(外装)デザインの共通項である5ポイントグリルが採用されマツダ車らしさがグッとアップしました。

マツダ BT-50 2015 2代目2015年にはマイナーチェンジが行われ、新デザインのフロントフェイスが採用されたほか、リアビューモニターを採用するなど安全装備面も強化されました。

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新型は”魂動(こどう)”を採用

マツダ BT-50 2020 3代目新型BT-50は2020年後半にオーストラリアから販売開始と発表され、実に9年ぶりのフルモデルチェンジとなります。このフルモデルチェンジでの大きなポイントは2つ挙げられます。1つはフォード レンジャーの姉妹車から、いすゞ D-MAXの姉妹車(OEM)となったこと。もう1つはマツダのブランドイメージであるデザインテーマ”魂動(こどう)”がエクステリアデザインに反映されていることです。

また、インテリア(内装)も近代的なデザインへと進化しており、ピックアップトラックという仕事車な一面を持ちながらも、高級感や快適性を感じるモデルへと生まれ変わりました。

 

新型BT-50のベースとなったD-MAXってどんなクルマ?

新型BT-50を紹介する上で、そのベースとなったいすゞのD-MAXの存在は避けて通れません。D-MAXは2002年に初代の販売が開始され、2011年に2代目へとバトンタッチ、現行モデルである3代目は2019年10月にデビューしました。

歴代D-MAXはタイを中心に販売されており、現地では幅広い支持を得ています。その証として、タイ国内で2019年度モストポピュラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフピックアップを受賞しています。

 

渡河性能800mm!現行D-MAXはタフなモデル!

新型BT-50のベースとなった現行D-MAXに注目してみましょう。特徴的なのはそのタフな基本設計でしょう。先代モデルよりも高張力鋼板を広い範囲で採用、軽量かつ強固な車体を実現し防錆性能も向上させています。そして驚くのはどの程度の水深まで走行可能であるかを示すスペックである渡河性能です。D-MAXは800mmという渡河性能を誇ります。この数値がどれくらいすごいのかというと、陸の王者と言われるトヨタ ランドクルーザーで700mm、本格オフローダーの代表的存在であるジープ ラングラーの最強モデルルビコンで762mmなので、D-MAXの渡河性能は相当なものです。

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新型BT-50はピックアップトラックとは思えないデザイン性と機能性が魅力

マツダ BT-50 2020 3代目新型BT-50の魅力的なポイントはエクステリア&インテリアデザインに高級感が出たことでしょう。エクステリアは「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を採用し、現代的なデザイン性と、力強さやタフな機能性、道具感というトラックらしさを高い次元で両立させていると感じさせます。ここまでデザイン性の高いピックアップトラックは他にないのではないか思ってしまうほどです。

そしてインテリアに目を向けると、そこには現代的で高級感溢れる空間が広がっています。もっとも目を引くのはセンターに備えられた巨大なタッチスクリーンでしょう。そしてトラックらしからぬスポーティなステアリングに機能的にスイッチが配置されています。詳細はまだ明らかにされていませんが、現在販売されている現行型もApple CarPlayとAndroid Autoに対応しているので、スマートフォン接続で利便性の高い機能が使用できると思われます。写真見るだけでもシートやダッシュボード周りの質感は高く、一見しただけではピックアップトラックのインテリアとは思えません。

■BT-50スペック(ダブルキャブ、4×4、AT)
全長×全幅×全高:5,280mm×1,870mm×1,790mm
ホイールベース:3,125mm
最小回転半径:6.1メートル
乗車定員:5名
最大積載量:1,065kg
トーイング能力:3,500kg
タイヤ:265/60R18
エンジン:3.0L ディーゼル
最高出力:140kW(190PS)/3,600rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/1,600〜2,600rpm

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日本でも販売してほしいと思わせる新型BT-50

現在日本市場では販売ラインアップが少ないピックアップトラック。日本では少ない需要かもしれませんが、2017年にトヨタ・ハイラックが復活したことで、ハードなアウトドアユーザーを中心に注目が集まっているジャンルとも言えます。ここまで質感の高いインテリア空間とデザインを持ち、日常使いでも映えるピックアップトラックはなかなかないので、日本でも販売してほしいと感じさせるモデルです。

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