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SUVで行きたい岩手県の自然を満喫できるドライブスポット41選
SUVで自然溢れる岩手の観光スポットをドライブしてみませんか? 今回は、SUVで行ったらより一層楽しめるのでは?と言うスポットをご紹介させていただきます。
更新日2019/10/301.厳美渓(げんびけい)
厳美渓は言わずと知れた岩手県にある一度は行きたい自然溢れる観光スポットです。明治天皇も立ち寄ったそうで、伊達政宗も絶賛したと言われています。
源流が標高1,626mの栗駒山という、岩手県、宮城県、秋田県の三県にまたがる山となっており、一関市内へ流れる磐井川の浸食によって作られました。色々な表情を見ることができますが、甌穴(おうけつ)と呼ばれる河底や河岸にできる円形の穴が多く神秘的。上流では激しく水しぶきをあげ、下流では穏やかに流れており、見る場所で表情が変わる点もイチオシポイント。
国の名勝天然記念物にも指定されており、ダイナミックな岩肌、2kmに渡るエメラルドグリーンの水流、緑に囲まれ四季で表情を変える景色は一度は訪れたいですね。
ちなみに、岩場に設置されている籠にお金を入れると、対岸からロープ伝いの籠が飛んでくる「空飛ぶだんご」が名物です。
入場料とアクセスは渓谷のため入場料などは2018年1月現在では必要ありません。車の場合ですと、一関ICより約10分ほど。
住所:岩手県一関市厳美町字滝の上地内
お問い合わせ先:0191-23-2350
2.浄土ヶ浜
浄土ヶ浜は、国の名勝に指定されている岩手県宮古市にある海岸です。地名は、1681年から1683年の天保年間に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と簡単したことから名付けられたそうです。白い流紋岩が林立していて、それぞれ特徴的な表情が楽しめます。海水は透き通った青で、白と青のコントラストが楽しめます。海開きシーズンの夏には海水浴で賑わっています。
海岸と聞くと夏というイメージが強いかと思いますが、冬でも景色を楽しむことができるのです。冬には雪が白い流紋岩に積もり、透き通った空気に鮮やかな海が特徴的となっています。
浄土ヶ浜へのアクセスは、海岸を含む一体を浄土ヶ浜園としており、遊覧船やレストラン、宿泊施設などが揃っています。駐車場も合計200台近く止めることができますので、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
住所:岩手県宮古市日立浜町32番地
お問い合わせ先:0193-62-2111
3.猊鼻渓(げいびけい)
猊鼻渓は岩手県にある最初に国の名勝天然記念物に指定された全長2 km の渓谷です。 日本百景の一つにも選ばれています。猊鼻渓は辺境の地にあったためほとんどの方には知られていませんでしたが佐藤猊巌(げいがん)が私財を投じて発展させてきたそうです。
こちらのスポットでは、舟下りが有名で四季折々の景色を楽しむことができます。お身体の不自由な方も存分に楽しめるようバリアフリーにも配慮されています。わんちゃんや猫ちゃんも乗船可能となっています。
レストハウスや観光ホテルも併設されているためこちらに宿泊することも可能です。
住所:岩手県一関市東山町長坂字町467
お問い合わせ先:0191-47-2341
4.岩手山(いわてさん)
岩手山は標高2038 m の火山。岩手県内の最高峰かつ日本百名山に選定されており、県のシンボルとなっています。岩手山を楽しむにはいくつかありますが、春や夏には登山がいいでしょう初心者の方でも多くの方で賑わっているため安心して登ることができます。一方の冬ではスキーやスノーボードを楽しむことができ、天然のパウダースノーを求め、で遠方から訪れる方も多くいらっしゃいます。
岩手山の高原にはサラダファームと呼ばれる食と癒しの空間がテーマの雪があります。そこでは花や動物触れ合えるようになっており、アルパカやうさぎドッグパークもあります愛犬と訪れても楽しいかもしれません 。ちなみに春夏であればキャンプ場もありますので自然が好きな方は是非 SUV に乗ってキャンプにお出かけしてみてはいかがでしょうか 。
住所:岩手県八幡平市
5.カッパ淵
カッパ淵とは岩手県遠野市にある言わずと知れた伝説の生き物河童の伝承地です 。よーく見てみるとカッパを亀とした小さな祠が立っています。乳児を持った女性が母乳が出るようにと願いをかけることで有名で祠には乳児に関わるものが納められています。
伝承園の駐車場を利用することが可能ですので、車でのアクセスも比較的しやすくなっています 。
住所:岩手県遠野市土淵町土淵
お問い合わせ先:0198-62-1333
6.北山崎展望台
北山崎は岩手県にある断崖絶壁の山で公益財団法人日本交通公社の全国観光資源評価「自然資源・海岸の部」で最高ランクの特A級に格付けされた景勝地です。高さ200mに位置する展望台からは、海岸線が約8 kg もわたりまさにかえかのような景色となっています。晴れの日はもちろんその景色を見渡すことが出来美しいですし、雨の日は一風変わった景色で訪れる方々を魅了しています。
自動車でのアクセスはインターチェンジから100 km という長い道のりがあるため、長く感じるかもしれませんが、実際についてしまうとその価値ありと満足していただけると思います。
住所:岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10
お問い合わせ先:0194-33-3248
7.北上川
北上川は岩手県と宮城県をまたぐ一級河川と認定されており全長249 km 、流域面積は10,150㎢北最大の河川であり全国でも4番目。江戸時代以前から開発されておりその時代に合わせて必要な建設工事が進められてきました。
北上川は歴史好きの方々からも人気があり、諸説ありますが、江戸時代には伊達相模宗直(だてさがみむねなお)による北上川、迫川、江合川の三川合流が有名です。その後明治に入り、大洪水をきっかけに改修工事が実施されました。戦後には台風による大洪水に見舞われ、治水計画を見直すとともに、上流の5ダム計画(四十四田、御所、田瀬、湯田、石淵)と鳴子ダムの建設が促進され、しっかりとした管理体制を築いてきたそうです。そんな歴史的背景を踏まえたうえで、自然スポットを訪れてみるとまた違った楽しみがありますよね。
北上川では上流下流で動物や魚を見ることが出来季節によって異なりますが鮭の群れを見ることもできます。冬になると哺乳類のきつねやイタチなどが生息しているため運が良ければ見ることができるかもしれません。
8.小袖海岸
小袖海岸は岩手県の南に位置する海岸で有名な景勝地でもあります。
NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」でも有名になった「北限の海女さん」達の素潜りの実演を見ることもできるのです。 実演は7月〜9月に行われ、8月第一日曜に「北限の海女フェスティバル」が開催されています。行かれる方は、この日を狙って行くのもアリです。シンボルともなっている岩礁は白亜紀のマグマが固まり太平洋の浸食によって形作られ、「夫婦岩」「つりがね洞」「かぶと岩」とも呼ばれています。
あまちゃんの名台詞「じぇじぇじぇ」と記された記念碑が建てられています。ちなみに、「じぇじぇじぇ」は岩手県三陸地方の方言で驚いたときに使われるそう。「じぇ」のみを言うこともあり、驚きの度合いに応じて「じぇじぇじぇ」となるみたいです。ちなみに、2013年の流行語にもなっています。
話が少し脱線してしまいましたが、交通アクセスに関しては土日祝日は、交通規制がかかるため自動車でのアクセスはできませんので、お近くの駐車場等を利用することをオススメします。
住所:岩手県久慈市宇部町24-110-2
お問い合わせ先:0194-54-2261
9.焼走り溶岩流(やけはしりようがんりゅう)
こちらは、スポット4でご紹介した岩手山中腹から1700年代に噴出した溶岩流によって形成された岩原。全長約4キロ、幅約1.5キロの広さで、今でも植物が育つことがなく当時のままとなっています。国の特別天然記念物に指定されています。
岩場ですので、足元は溶岩がゴロゴロしていてスニーカーやトレッキングシューズ出ないと歩きづらいので、運動しやすい靴を履いて行くことをオススメします。どんどん頂上まで登っていく途中で、「耳を澄ましてみましょう」と言う看板が現れます。実際に、ここで目を閉じて耳を澄ませると観光の方が多くないタイミングであれば、とてもリラックスできます。
頂上付近には展望台があるので、お時間があるようでしたら頂上まで歩いて行ってみてはいかがでしょうか。上の方まで歩いて行くと、見渡す限りは溶岩と空でまさに非日常に没入してしまいます。天気がよければ、青空に溶岩の黒、岩手山の緑たちと、まさに自然が作り上げたコントラストが楽しめる絶景。
住所:岩手県八幡平市平笠地内(国有林内)
お問い合わせ先:0195-78-3500
10.碁石海岸(ごいしかいがん)
碁石海岸は岩手県にある海岸で、波によって表面がツルツルに磨かれた黒い玉砂利の砂浜で有名です。名前の由来は、まさしく敷き詰められた玉砂利が囲碁の碁石に見えることから、名付けられました。
国の名勝、天然記念物に指定されています。また、環境省が選定する将来残したい音の聞こえる環境(残したい日本の音風景100選)にも選ばれています。こちらに選ばれているスポットは、碁石海岸の遊歩道を歩いて進んで行った先にある谷です。その眼下の「雷岩」には波が打ち寄せ、空気を圧縮する「ドーーーンッ」と言う音が鳴り響きます。
また、海を一望できる碁石岬もあります。末崎半島の先端に位置しており高さ約10メートルの白い灯台のところにあります。
碁石海岸の付近には、博物館やキャンプ場などの施設もありますので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。駐車場も併設されていますので、自動車でのアクセスがしやすくなっています。
住所:岩手県大船渡市末崎町字大浜
お問い合わせ先:0192-29-2359
11.龍泉洞
龍泉洞(りゅうせんどう)は確認されている範囲で総延長3600mの日本三大にも数えられる鍾乳洞です。洞内には珍しく5種類のコウモリが住んでおり、ともに国の天然記念物に指定されています。
奥に進むと湧水によってできた地底湖が広がり、第一、第二、第三地底湖まで公開。2011年には洞内の照明を全面LEDにリニューアルし、自然が作りだした鍾乳洞と5種類のライトによって光が織りなす光景はまるで吸い込まれるような美しさ。観光コースにはハートスポットと呼ばれる岩の重なりがハートに見える場所があり、カップルに人気を博しています。
道をはさんで、隣にはかつて龍泉洞と続きの洞窟だった龍泉新洞があり、こちらは龍泉洞よりも鍾乳洞が発達しているなど学術的に貴重な場所のため龍泉新洞科学館として公開されています。
1年を通して気温は10℃ほど。夏場は上着が一枚あると便利で、受付で貸出もしています。
お盆とGWがもっとも込みあう時期ですが、実は冬がオススメです。冬は雨が少なく、洞内の水滴が少なくなるため、地底湖の透明度が増し、まるでどこからが水面かわからなくなるほどです。
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
お問い合わせ先:龍泉洞事務所 0194-22-2566
12.湯田ダム
湯田ダムは1966年に完成したアーチ型ダムで、ダム湖の錦秋湖(きんしゅうこ)や周辺の西和賀町が誇る四季折々の美しい自然が魅力的な場所です。
とくに2002年に完成した貯砂ダム、錦秋湖大滝が見処。水のカーテンと言われるように美しい滝で、滝の裏側を通り抜けられるようになっており、水しぶきや音は夏場に涼を求める方で賑わいます。期間限定ながら夜にはライトアップもされ幻想的な雰囲気に包まれます。
毎年五月には錦秋湖湖水祭りが開催され、水上花火大会が人気を博しており、翌日には日本陸連公認のコースを走る、河北新報錦秋湖マラソン大会が開かれるなどダム・湖周辺は広く開放され、市民の憩いの場であるとともに街を代表する観光地。他にも温泉やアユ釣りが楽しめる和賀川など見処がたくさん!自然を遊びつくしましょう。
住所:岩手県和賀郡西和賀町杉名畑44地割162-15
お問い合わせ先:湯田ダム管理事務所0197-74-2011
13.安比高原スキー場
岩手県でスキー場と言えばここ安比高原(あっぴこうげん)スキー場です。アメリカのアスペンなど世界的なスキーエリアと同じ北緯40°に位置し、山形県蔵王温泉スキー場と並んで東北を代表するスキー場。良質のアスピリンスノーに恵まれ、国内外問わずスキーヤー・スノーボーダーの人気を集めています。12月上旬から5月上旬と冬から春にかけて長い期間ウィンタースポーツを楽しめるのも大きな特徴。
夏場には有名歌手による野外コンサートも開催、子供向けのアクティビティや自然を堪能できるハイキングも可能、冬だけでは味わいきれない魅力がたくさん。安比高原温泉ホテル直結の安比温泉白樺の湯もオススメ、たくさん遊んでかいた汗を白樺林に囲まれた癒しの空間でじっくり湯に浸かり疲れをとりましょう。
住所:岩手県八幡平市安比高原
お問い合わせ先:安比高原 0195-73-5111
14.久慈地下水族科学館もぐらんぴあ
久慈地下水族館もぐらんぴあは久慈国家石油備蓄基地のトンネルを利用して作られた日本初の地下水族館です。1994年に開館。2011年の東日本大震災にて津波被害にあい全壊。その後全国からの支援を受け2016年4月に再開しました。人気の展示は館内のトンネル水槽で震災を生き延びたアオウミガメのかめ吉、エサやり体験、土日祝に開催される久慈水槽にて行われる北限の海女による素潜りの実演などさまざま。そして企画展示室には水族館の復興に尽力したさかなクンのコーナーがあります。石油備蓄に関して学べるコーナーもあり、楽しくて勉強になる魅力的な施設となっています。
住所:岩手県久慈市侍浜町麦生1-43-7
お問い合わせ先:0194-75-3551
15.遠野ふるさと村
遠野と言えば、民俗学者柳田國男がこの地方に伝わる逸話や伝承をまとめた「遠野物語」。
そんなノスタルジックな遠野の魅力を体感できる場所が、遠野ふるさと村。残された昔の農家に多くみられた母屋と厩が一体となった家屋、曲り家(まがりや)などを移築し、江戸~時代頃に見られた遠野の山里を再現した野外博物館です。最近、映画やテレビの撮影にも使用されることが多く、訪れたらどこかで観た事ある光景に出会えるかもしれませんね。地方に伝わる祭りなど伝承行事を毎月開催、日本人が忘れかけているものを得られる事でしょう。
草木染めや陶芸など自分で作って持って帰れる創作プログラムや、そば打ちやヤマメつかみ取りなど食のプログラム、そして「遠野物語」世界である昔話を拝聴できる遠野カルチャープログラムとさまざまな体験ができます。
住所:岩手県遠野市附馬牛村上附馬牛5-89-1
お問い合わせ先:0198-64-2300
16.SL銀河
SL銀河はJR釜石線、釜石駅と花巻駅間を走るSL観光列車です。復元されたC58型蒸気機関車239号機が4両の客車をけん引、客車は「銀河鉄道の夜」に登場する星座や動物をモチーフにしたデザインとなっており、内装も宮沢賢治が生きた大正~昭和にかけた時代と作品を表現したなんともレトロでファンタジー。一号車内には小さなプラネタリウムのスペースと月と星のミュージアムがあり、「銀河鉄道の夜」の世界を体感でき、他の車両にもテーマ毎のギャラリーやライブラリーが配されています。もちろん乗車するのが一番ですが、ドライブ的な楽しみ方ならば、SLとの並走はいかがでしょう。ルートには並走できるスポットが数多くあるので、時刻表を調べて愛車でSLと並走したら、素晴らしいドライブになること間違い無し。
お問い合わせ先:花巻市観光課代表0198-24-2111
17.宮沢賢治記念館
岩手県が誇る偉人と言えば詩人・童話作家の宮沢賢治。わずか37年の人生で童話「銀河鉄道の夜」、詩「雨ニモマケズ」などさまざまな作品を残し、作品に登場する岩手県をモチーフにした架空の理想郷にイーハトーブと名付けた事も有名ですね。
宮沢賢治記念館は賢治の手帳に経埋ムベキ山(きょううずむべきやま)の1つとしてあげた所縁の地、胡四王山に頂上に全国のファンによる寄付金を元に建てられました。
映像や関係資料を5つの分野に分類し、詩人であり科学者であり教育者でもあった賢治の思想並びに多彩な世界観を展示・紹介しています。また、賢治が設計した花壇が再現され、玄関前の花壇には所縁のバラが植えられるなど、宮沢賢治ファンにはたまらない場所です。
住所:岩手県花巻市矢沢第1地割1番地36
お問い合わせ先:0198-31-2320
18.小岩井農場まきば園
小岩井農場は1891年に創業した国内最大級の民間総合牧場です。小岩井とは共同創始者小野、岩崎、井上の三名の頭文字を取ったもの。宮沢賢治も愛した場所であり代表作の一つ『春と修羅』は当時の小岩井農場を知る貴重な資料です。約900万坪を誇る敷地の内40ヘクタールが観光エリア、まきば園として開放されています。
まきば園では動物とのふれあいやショー、ゴルフやアーチェリーをはじめとしたアクティビティで遊べるまさに岩手県を代表する観光地。冬も雪を使ったアクティビティに加え、かまくらレストランで焼肉を堪能できるなど、1年を通して年齢を問わず楽しめます。他にも、牧場で採れた食材を使った料理を楽しめるレストランや、バター作り体験も人気。お土産には新鮮な乳製品、ミルクまんじゅうなどがオススメです。
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
お問い合わせ先:019-629-4321
19.中尊寺金色堂
岩手県を観光する上で、ここ中尊寺金色堂は外せません。世界文化遺産にして国宝第一号、平安時代から鎌倉時代にかけて東北一帯に勢力を持っていた奥州藤原氏の初代藤原清衡(ふじわらのきよひら)によって1124年に建立された阿弥陀堂で、平安時代当時の技術の粋を集めた建築物です。
堂内外を黒漆で塗りその上から金箔を押した、まさに金色に輝く様から金色堂と呼ばれるようになりました。中には奥州藤原氏4代のミイラ化した遺体が安置されています。その貴重さゆえ、建立された数十年後には雨風から堂を守るため霧よけの施設が作られ、現在は鉄筋コンクリート造りの覆堂内部にガラス張りにして展示されています。金色堂を有する中尊寺もさまざまな国宝や重要文化財があり、一生に一度は訪れるべき場所と言えるでしょう。
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
お問い合わせ先:0191-46-2211
20.わんこそば やぶ屋 総本店
岩手県を代表するグルメと言えばわんこそば。発祥については花巻と盛岡、2つの説がありますが、今回はお殿様に差し上げたとされる花巻の名店わんこそばやぶ屋総本店を紹介します。
名物わんこそば中学生以上3240円は刺身に筋子、漬物や薬味などが付き、給仕のお姉さんが付き切りで椀の蓋を閉めるまでそばを継ぎ足していくのが定番のスタイル。ふたを閉めたくても器用に間をすり抜けてそばを入れてくる技に、いつしか自分より食べさせるお姉さんとの戦いになることもしばしば。
実は宮沢賢治とも所縁のある店で、天ぷらそばとサイダーが好物でよく注文したそうです。
おそば以外にも丼や定食などご飯もののメニューもあるので、わんこそばに挑む隣で普通の食事も楽しめるのでぜひ訪れてみてください。
住所:岩手県花巻市吹張町7-17
お問い合わせ:0198-24-1011
21.福田パン 長田町本店
福田パン、今や全国放送のテレビ番組でも紹介されているのでご存知の方もいらっしゃると思います。こちらのお店はコッペパンの専門店、お店特製のふかふかしっとりした大きなコッペパンに、50種類を超える甘いクリームや総菜を選んではさんでもらう、2種類の組み合わせができファンは自分好みの福田パンを楽しむのです。
人気の組み合わせはアンバター159円、ジャムバター139円、ピーナッツバター139円と甘いパンに集中。惣菜ではキーマカレーたまご342円、女性にはたっぷりの野菜を挟んだオリジナル野菜サンド286円がオススメ。創業者の福田留吉氏はあの、宮沢賢治の教え子。「安い値段で学生を満腹にさせたい」という想いから、ここにしか無いコッペパンが生まれました。岩手大学をはじめ、市内の高校、大学の売店、さらにスーパーやコンビニなどでも手に入る事から盛岡市民のソウルフードとなっています。
住所:岩手県盛岡市長田町12-11
お問い合わせ先:019-622-5896
22.水沢公園
明治に蓑虫山人により作られたとする奥州市の水沢公園は、桜の名所として知られているため春の季節には賑わいを見せる癒しスポットです。中でも樹齢300から350年と推定されるヒガンザクラの群生は、幹が太く立派で岩手県から天然記念物の指定を受けています。敷地内の桜の数が500本もあるとのことで、公園のどこへ歩みを進めても絶景です!桜まつりの期間はライトアップが実施されるので、夜桜なんていうのも風情がありますね。桜の季節が終わってもすぐにツツジが見ごろを迎えるので、春を満喫できるスポットと言えます。公園施設は野球場や運動競技場があり、芝生と噴水が設置されているので、ゆったり過ごすのに向いています。公園内にある駒形神社は天照大神をはじめとする六柱を祀っていて、産業開発や必勝祈願にご利益があるそうです。時期によって開門時間が変わるので注意しましょう。
住所:岩手県奥州市水沢区中上野町
お問い合わせ先:0197-24-2111
23.八幡平フラワーランド
豊かな自然の中でふわふわのアルパカと触れ合える施設です。食と自然の癒しに注目したサラダファームの敷地の中にある八幡平フラワーランドは、季節の移ろいを反映した草花が植えられています。春はチューリップ、夏はラベンダー、秋になると赤紫色のコキアが見ごろを迎えます。花のエリアには散策路が広がっているのでじっくり見て回れますよ。そしてフラワーランドの真横にあるのがどうぶつもふもふランドといいます。人に慣れたアルパカが4頭飼育され、実際に近づいてもこもことした毛に触れられますから、フラワーランド散策後は立ち寄ってみませんか?他にもうさぎ、馬、ヤギがいて、うさぎに関しては11時30分から12時と13時から13時半にふれあいタイムが開催されます。温かくてもこもこのうさぎを抱っこできるチャンスなので、動物好きな人はお昼前後に来ることをオススメします。ただしフラワーランドももふもふランドも冬季は閉園しているので注意しましょう。道路を挟んだ向かい側にあるいちごの森やガーデンマルシェも、体験プログラムが詰まっているので見どころです。
住所:岩手県八幡平市平笠第2地割6-333
お問い合わせ先:0195-75-2500
24.岩手銀行 赤レンガ館
明治44年にオープンした盛岡銀行本店は昭和になって岩手殖産銀行に買い取られ、名前を変え岩手銀行になったものです。昭和58年に本店が別に作られたため、支店としてその役目を果たし続け平成24年に閉鎖されました。それより以前にすでに重要文化財の指定を受け、平成28年には当時の姿をそのままに一部復元工事を行い、現在は一般の人々向けの展示や交流のために解放されています。基本的に入場無料で銀行員が働いていた1階ホールやライブラリー・ラウンジを見学できます。また有料ゾーンに入るとめったに見られない旧支配人室や旧金庫の中まで見られますよ。旧支配人室の中には厚い金庫への扉があり、中も頑丈そうな金庫が順に並べられています。旧金庫室の向かいにはこの赤レンガ館に関する解説がなされているので、館内を見て回る前に少し資料を読んでおくとより楽しめるかもしれません。2階の有料ゾーンにはバーチャルシアターや岩手における金融の歴史展示もあるので、細やかな装飾が行き渡る明治の建物を探検しにいきましょう。
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2−20
お問い合わせ先:019-622-1236
25.震災メモリアルパーク中の浜
深い自然に囲まれる震災メモリアルパーク中の浜は、元々キャンプ場で行楽シーズンになるとレジャーを楽しむ人が訪れる場所でした。しかし東日本大震災による津波の影響で大きな被害を受け、以前の姿とは変わっています。そこでこの場所と押し寄せた瓦礫の山を再利用し、展望の丘を設置しました。当時押し寄せた津波の高さは15mだったので、展望台の高さを13mにし、上に立って見たときにちょうど自分の目線が津波の高さになるように設計されています。この他キャンプ場に設置されていたトイレや炊事棟も津波に飲まれた時のままの姿で残されています。地震による津波の脅威がよりわかりやすくなっているため、訪れる人の防災意識を高めることに一役買っているようです。ただ施設の中のこうした爪痕以外はきれいに整備され、海の見える穏やかなスポットです。震災時の状況を解説した展示もあるので、自然の力に理解を深めつつ歩みを進めてみるのはどうでしょうか。もし、この付近でキャンプをしたい方は、海抜60mに位置する姉ヶ崎オートキャンプ場の利用がオススメです。
住所:岩手県宮古市崎山中の浜
お問い合わせ先:0193-65-1690(浄土ヶ浜ビジターセンター)
26.宮沢賢治童話村
宮沢賢治の作品をモチーフに展示と解説が行われている宮沢賢治童話村は、宮沢賢治生誕100年を記念して作られた施設です。施設の一つである「宮沢賢治の学校」の中はファンタジックホール、宇宙、天空、大地、水といった5つのエリアに分けられていて、彼の空想の世界が広がっています。星や虫といった自然の表現が巧みに行われていますよ。また「賢治の教室」ではログハウスが5棟あって宮沢賢治の物語に登場する星や動物、鳥や植物、石がテーマの展示があります。見て実際に感じる工夫があちこちにあるので、物語に入っていくような不思議な体験ができるのが特徴です。グッズの種類も多く、きれいなデザインが施されたポストカードはどれも捨てがたいものばかりですから、駐車場にある白鳥の停車場もイチオシです!鉱物が好きだった宮沢賢治に寄せて神秘的な石なども販売されています。
住所:岩手県花巻市高松第26地割19
お問い合わせ先:0198-31-2211
27.道の駅 遠野風の丘
ドライブの途中でのどかな風景を見ながら一休みするなら道の駅遠野風の丘がオススメです。国道283号線沿いにある道の駅は、ネジの形をした羽をもつスパイラルマグナス風車が目印。目にも鮮やかな料理の数々を提供するレストラン「風車」、体を伸ばせる無料休憩ホール、地元の特産品の販売をする売店などがあって休憩とお土産探しにはぴったりです。中でも施設イチオシは展望デッキからの雄大な景色!辺りを包む緑と豊かな川の流れを一望しながら、デッキに置かれたテーブルで寛げます。少しぼーっとしていると日々の疲れも癒されますよ。また地元でとれた野菜の販売もしているので、新鮮なキャべツやトマトをここで調達していくのもよさそうです。道の駅にはインフォメーション・さむかぜ倶楽部が入っているので、観光情報が欲しい人は問い合わせてみてくださいね。
住所:岩手県遠野市綾織町新里8地割2番地1
お問い合わせ先:0198-62-0888
28.釜石大観音
釜石市大平町にある大きな観音様です。真っ白で穏やかな表情の釜石大観音の高さは48.5mもあり、釜石湾を一望できる高台の上に凛とした姿で立っています。亡くなった人の鎮魂を目的としていますが、生きている人を含む両方の安らぎを願って建てられたそうです。釜石大観音は台座の上に建てられ、台座から中へ入れます。内部へ登ってみると、全部で13階あります。11から12階の展望室まで行けば海を含む美しい眺めを堪能できるので、寄った際はぜひ登ってみてください。また台座部分には拝殿があるほか、観音様の三十三にも及ぶ別の姿を現した木彫りが展示されています。加えて観音様の体の中には木彫りの七福神が祀られていて、一つずつ参拝すると7つの厄除けと幸運効果があるとのこと。胎内巡りの際は一緒にお参りをしていきませんか。
住所:岩手県釜石市大平町3丁目9-1
お問い合わせ先:0193-24-2125
29.歴史公園えさし藤原の郷
東北に伝わる歴史と文化を知り、体験できるのが歴史公園えさし藤原の郷です。藤原清衡が誕生した奥州市に、資料に基づき平泉の建物を再現しています。映画やドラマのロケ地として使用されたことがあるほど施設内の完成度は高く、それでありながら広大な敷地を活かして清衡館、政庁、平安時代の町などが作られているのは感動的です。中にはよく知られている義経と縁のある建物も。義経持仏堂という名前で、義経が最期を迎えたシーンを再現しています。お堂のすぐそばには弁慶が立ち、守りについている姿も。このとき無数の矢で射抜かれて立ったまま死んでしまった弁慶ですが、「立往生」という言葉はこの場面から来ているとされています。他にも平安の絵をモチーフにしたトリックアート、敵を防ぐ城柵、伽羅御所といった見どころが満載です。施設の周りは木々に囲まれていて、気分や体力に合わせて選べる散策コースがあるので、天気がいい日は平安の世界をさまよってみましょう。
住所:岩手県奥州市江刺区岩谷堂小名丸86-1
お問い合わせ先:0197-35-7791
30.毛越寺
850年創建の古い歴史をもつ毛越寺は、薬師如来を本尊にもちます。慈覚大師によって建てられたとする寺の入り口から中へ進むと道が本堂へ繋がっていて、その横手には空と周囲の風景を鏡のように映す大泉が池が広がっているのが特徴です。庭園は特別名勝に指定され、施設は世界遺産にも登録されています。池より上には花菖蒲園が作りつけられていて、夏の頃になると見ごろを迎え、庭園によく似合う控えめで美しい色に染まります。本堂から池を挟んだ反対側は講堂跡、経楼跡、金堂円隆寺跡などさまざまな跡地が見られるので、本堂で止まらず奥までぐるっと見て回るのがオススメです。お寺では御朱印も受け付けているので、集めている人は御朱印帳を忘れず持っていきましょう。さまざまな寺やお堂の跡地がある毛越寺には、平安時代の様子がわかる宝物館があるので、お寺の中を歩き回る前にここに寄っておくとより理解が深まりそうです。食事処の松風庵の本格お蕎麦や甘味も人気なので、散策の最後に休憩していくのもいいですね。
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
お問い合わせ先:0191-46-2331
31.花巻温泉バラ園
一年中いつでもバラの花の美しさを楽しめるのは1960年に開園した花巻温泉バラ園。敷地面積は5000坪あり、その全域に各エリアを設けてバラの育成が行われています。香り豊かなイングリッシュローズやベルギーローズ、オールドローズといった花々がたくさん植えられていますが、中でも近年注目されているのが「ブルーリュバン」というバラです。「不可能を可能に」という花言葉をもつことから、復興の応援の一つとして静岡から送られたものです。紫とピンクの中間くらいの色で、ふっくら優しい見た目に癒されます。基本的にこうしたバラ達は5月から11月にかけて見られるのですが、冬の季節に入っても温室にてバラの育成をしているので、少しシーズンを外してしまっても楽しめるのがここでのポイントです。しかしやはり最盛期に見るのが一番美しいでしょうから、バラまつりの季節がイチオシ!お祭りは二度開催され、5月から7月と、秋は9月から11月となっています。夏の間は大輪が、秋の間はより鮮やかな色合いを楽しめます。一番花がにぎわいを見せるのは夏の方ですが、好みの季節で選んでみてくださいね。
住所:岩手県花巻市湯本第1地割125
お問い合わせ先:0198-37-2111
32.不動の滝
岩手県の不動の滝は日本の滝百選と岩手の名水二十選に選ばれている名瀑です。桜松神社の境内奥にあり、古くは修験者の道場としても知られ、滝の左岸には石でできた不動明王像が安置されています。高さ15メートルから垂直に落ちていく滝は迫力があり、周りの深い緑と手前にある赤い橋とのコントラストは一枚の絵の様な美しさです。滝が凍りつく冬もまた水墨画の様な景色を作り、また違う美しさを演出。渓流に沿った遊歩道も整備されているので、滝の音を聞きながら森林浴ウォーキングを楽しめます。神社には縁結びの木がありパワースポット的な場所でもあり、不思議な力を感じるかもしれません。
住所:岩手県八幡平市高畑
お問い合わせ:八幡平市役所0195-74-2111
33.毛越寺庭園
毛越寺は平泉町にある寺院で、毛越寺境内鏃附鎮守社跡として国の特別史跡に、その庭園は毛越寺庭園の名で特別名勝に指定されています。極楽浄土を再現した造りになっており、仏堂と苑池が一体となった浄土庭園です。日本最古の作庭書「作庭紀」の思想と技法を現代に伝える貴重な庭園であり、800年以上経った現在もなおその美しさは変わりません。平泉と言えば中尊寺金色堂が有名ですが、毛越寺庭園もまた一緒に見てほしいスポットです。
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
お問い合わせ:0191-46-2331
34.WILDCAT HOUSE山猫軒
宮沢賢治の代表作の一つ「注文の多い料理店」一度は読んだことがあるのではないでしょうか。そんな童話に登場するお店山猫軒をモチーフにしたレストランが宮沢賢治記念館駐車場にあります。こちらはイーハトーブ、岩手県の食材にこだわっており、地元産の米、日本唯一の専用農場で飼育されたホロホロ鳥に宮沢賢治の「フランドン農学校の豚」に因んだ名をつけた白金豚を使ったメニューがオススメで、イーハトーブ定食1550円や山猫すいとんセット1200円、チキンカツ定食1370円などがあります。他にも岩手県の鹿踊りをイメージした鹿踊りそば830円やでくのぼう餅660円など郷土色豊なメニューが揃い、宮沢賢治をモチーフにしたお土産も人気です。新花巻駅向いには銀河プラザ山猫軒があり、わんこそばなどがいただけます。宮沢賢治が愛したイーハトーブの食を満喫してください。
住所:岩手県花巻市矢沢3-161-33
お問い合わせ:0198-31-2231
35.河原の坊キャンプ場
河原の坊キャンプ場は遠野三山の一つで、北上山地の最高峰早池峰山の河原の坊登山口にあるキャンプ場です。駐車場、キャンプ場ともに無料で利用でき、キャンプをして早朝に早池峰登山を楽しむ方が多くおられます。早池峰は高山植物の宝庫としても知られており、自然の美しさを眺めながら登山を楽しめるのです。設備はトイレ・水道・流しがあります。ただし流しの水は沢水を使用しているため、人によっては飲むとお腹を壊すこともあるので、一度沸かすか河原の坊総合休憩所の水道を利用するのがオススメです。東北有数の山を間近に気軽にキャンプを楽しめます。
住所:岩手県花巻市大迫町内川目河原の坊
お問い合わせ:大迫総合支所地域振興課0198-48-2111
36.盛岡市動物公園
盛岡市動物公園は市制施行100周年記念施設として開園した動物園です。約100種800頭羽の動物が飼育展示されており、とくにニホンザルやニホンジカなど日本固有の動物達を見せることに特化した日本生態園は全国でも比較的珍しいテーマで公開しています。他にもゾウやキリン、ライオンなど動物園定番の動物もおり、ふれあいイベントの多く毎日ウサギの抱っこ体験や土日祝にはポニーの乗馬体験にエサやりも実施。自然とふれあいながら遊べます。坂道も楽に移動できる坂道シャトルカーを無料で利用できるので広い園内を効率よく回れるので便利です。芝生にシートを広げてピクニックもできるので、お弁当を用意して1日中遊びましょう。
住所:岩手県盛岡市新庄字下八木田60-18
お問い合わせ:019-654-8266
37.盛岡手作り村
盛岡手づくり村は南部鉄器をはじめ岩手県が誇る職人達が熟練の技をもって製作する様子を見学し、職人達とお話を交えながら商品を選んで購入できる施設です。手作り村は大きく分けて3つのゾーンに分かれており、展示即売室や各種研修室を備えた盛岡地域地場産業振興センター、盛岡に古くから伝わる住居を移築した南部曲り家ゾーン、そして前述した職人達の技を見学できる工房で構成されています。手づくり体験教室も多数あり、陶器や染め物、木工などに加え、盛岡冷麺の名前を広めたぴょんぴょん舎さんが教える冷麺作り教室もあり人気です。イベントも開催されており、普段できない特別な製作体験などができるので、時期をあわせて訪れてみてください。
住所:岩手県盛岡市繫字尾入野64-102
お問い合わせ:019-689-2201
38.八幡平アスピーテライン
八幡平アスピーテラインは八幡平温泉と秋田のトロコ温泉を結ぶ全長27kmのドライブウェイです。アスピーテとは盾を伏せた形の火山のこと、学校の授業で習いましたね。道中は雄大な山々を眺められ、原始の森が残っており、新緑と紅葉の名所でもあります。冬になると道路の両端に数mの雪の壁ができ、雪の回廊となりますが、基本通行可能期間は4月中旬から11月上旬で冬は凍結防止のため通行止め、なので雪の回廊は通行止めが解除される4月の上旬にしか見られない貴重な風景で近年は外国人観光客にも人気です。八幡平の頂上には県境駐車場から歩いて20分程、1周1時間程の遊歩道も整備されているため気軽にハイキングを楽しめます。4月は雪の回廊、6月は新緑、9月は紅葉を愛でる八幡平アスピーテラインドライブはいかがですか。
住所:岩手県八幡平市柏台
お問い合わせ:八幡平市観光協会0195-78-3500
39.達谷窟毘沙門堂
達谷窟毘沙門堂は801年に征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷討伐の記念に拠点を置いた場所に建てた1200年以上の歴史をもつ、毘沙門天を祀った岩窟です。切り立った岩肌と一体になる様に建てられた朱色の柱が絵画のように美しい毘沙門堂は火災の度に建て直されてきた地域の思い入れも深く、愛されています。毘沙門堂の他にも北限の岩面大佛や平安時代に造られた丈六不動明王像など、見処があるのですべて抑えたいですね。こちらは神域とされているため、喫煙・飲食、ペットなどの動物を連れての参拝は禁じられているので注意してください。
住所:岩手県平泉町平泉字北沢16
お問い合わせ:0191-46-4931
40.大沢温泉
大沢温泉は花巻市にある岩手県で人気の温泉です。平安時代に坂上田村麻呂によって発見されたと伝わり、江戸時代は歴代南部藩主も湯に浸かりました。現在は山水閣、菊水館、湯治屋、三つの宿があります。中でも湯治屋さんは宮沢賢治も良く利用した場所で、農学校の教員時代に生徒を連れて訪れたこともあるほど愛した温泉です。湯治屋さんのお風呂は大沢温泉名物の混浴風呂大沢の湯、女性専用の露天風呂かわべの湯などがあります。泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛や慢性消化器病、疲労回復などの効能があり、肌もすべすべになると人気です。食事処やはぎでは定食から一品料理などさまざまなメニューが揃い、一品50円追加で部屋まで出前をしてくれます。賢治も愛した温泉で旅の疲れを癒しませんか。
住所:岩手県花巻市湯口大沢181
お問い合わせ:湯治屋0198-25-2021
41.久慈琥珀博物館
琥珀は天然の樹液が化石化したもので、その美しさから宝石として扱われ、名作映画「ジュラシックパーク」では重要なアイテムとして登場しました。岩手県の久慈市はバルト、ドミニカと並ぶ世界三大産地の一つであり、自社鉱脈から採掘・加工・販売まで一貫して提供している国内唯一の琥珀専門ジュエラーもあります。久慈琥珀博物館は静かな森の中に佇む、琥珀の魅力を体感できる人気の博物館です。新館にある世界最大級の琥珀製モザイク画や琥珀を使った美術工芸品を展示する琥珀ギャラリーは必見の価値があります。屋外には琥珀の採掘場があり、琥珀の採掘体験や琥珀を使ったアクセサリー作り体験などもでき、さらにジュエラーで琥珀製品も購入可能。日本で琥珀と言えば久慈です。
住所:岩手県久慈市小久慈町19-156-133
お問い合わせ:0194-59-3831
以上、岩手県の自然溢れるドライブスポットをご紹介しました。街中をSUVで走るのも楽しいですが、アクティブに自然を感じることのできるスポットにお出かけしてみると、より一層楽しくなるかと思います。
旅行やドライブを検討しているようでしたら、ぜひチェックしてみてください。