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三菱 RVR の維持費ってどれぐらい?

三菱 RVRはRecreation Vehicle Runnerの略で、RVブームに沸く1991年に初代が登場しました。初代および2代目はЯVRとRを左右で反転表記させた車名ロゴを使用しており、スライドドアを使用した4人または5人乗りのモデルでした。背面タイヤやグリルガードなどRV風の見た目のスポーツギアや、2リッターインタークラーターボを搭載した変わり種モデルもラインアップされていました。また、初代にはオープンギアという、前席のルーフを丸ごとオープンに出来るモデルも存在しました。

更新日2019/09/25

 

 

三菱 RVR 2017

 

 

2002年に2代目が生産中止になったあと、8年の時を経て2010年に現行モデルが登場します。現行モデルはRVRと通常表記の車名となり、スライドドアも採用されなくなりましたが、アウトランダーと同じプラットフォームを採用するSUVとなりました。

販売当初ジェットファイターグリルと称されていたフロントマスクは、2017年2月のマイナーチェンジで、ダイナミックシールドとなり、より迫力のあるフロントマスクとなりました。

2017年10月にはアウトランダーやデリカD:5と同様に、オレンジカラーが特徴のACTIVE GEARグレードが追加ラインアップされます。

RVRの搭載エンジンは、1.8リッター直4ガソリンエンジンのみとなり、トランスミッションはCVT、駆動方式は2WDまたは4WDとなります。

RVRのグレード体系は次のようになります。

M(2WD)2,058,480円
M(4WD)2,295,000円
G(2WD)2,304,720円
G(4WD)2,541,240円
ACTIVE GEAR【SDA非装着車】 コンプリートパッケージ仕様 (2WD)2,571,761円
ACTIVE GEAR【SDA非装着車】 コンプリートパッケージ仕様 (4WD)2,808,281円
ACTIVE GEAR コンプリートパッケージ装着車 (2WD)2,636,561円
ACTIVE GEAR コンプリートパッケージ装着車 (4WD)2,873,081円

この記事では、上位グレードにあたるG(4WD)の維持費について解説します。

 

RVR G 4WDのスペック

全長×全幅×全高(mm):4,365×1,770×1,630
ホイールベース(mm):2,670
乗車定員(名):5
エンジン:1.8L 直列4気筒ガソリン
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm]:102 (139ps) / 6,000rpm
エンジン最大トルク[Nm(kgf・m)/rpm]:172 (17.5) / 4,200rpm
JC08モード燃費(㎞/L):14.4

90年代に発売されていた懐かしのSUVたち

 

RVR G 4WDの乗り出し価格

車両価格:2,541,240円(税込)
自動車税:26,300円(7月登録の場合)
自動車取得税:63,500円(エコカー減税なし)
自動車重量税:36,900円(エコカー減税なし)
自賠責保険料:36,780円
リサイクル料金:12,520円
乗り出し概算価格:2,717,240円

上記価格にはメーカーオプション、ディーラーオプション、販売店諸費用が含まれていないため実際の購入金額は多少異なります。
ナビやETC、フロアマットやサイドバイザーなどをつけても300万円強で購入可能といえそうですね。

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RVR G 4WDの年間維持費

では、RVR G 4WDを購入した場合、年間に掛かる維持費はいくらくらいになるのでしょうか?車を維持するには燃料代、駐車場代、任意保険料など、様々あります。

まず燃料代についてです。
RVR G 4WD JC08モード燃費は14.4㎞/lとなります。このカタログ燃費をベースとし、経産省が発表した2018年6月4日時点のガソリン価格(152.1円)を元に燃料代を算出しました。年間走行距離は11,000㎞とした場合、年間の燃料代は次のようになります。

11,000㎞÷14.4㎞/l×152.1円=116,187.5円(約11万6000円)

また任意保険料は次の条件でシミュレーションしました。
本人限定、対人対物無制限、年間走行距離11,000㎞、免許カラー(ブルー)。
21歳以上で8等級の場合と30歳以上で10等級の場合でシミュレーションしたところ次のようになりました。

■21歳以上で8等級の場合
・車両保険なし:約12万円
・車両保険あり:約26万円

■30歳以上で10等級場合
・車両保険なし:約6万円
・車両保険あり:約13万円

参考程度の試算となりますが、以上の金額がRVR G 4WDを所持するために必要な金額となります。

これ以外にも、登録から3年後には1回目の車検がありますので、これに必要な金額をあらかじめ準備しておく必要もありますし、消耗品としては数年または数万キロに一度交換の必要があるタイヤ代や、バッテリー交換代なども考えておいた方が良さそうですね。

また雪道を走る機会がほぼないのならば、4WDではなく、2WDを購入するという考えもあります。この場合購入資金は抑えられますし、多少燃費も良くなり維持費を安くなる可能性もあります。使用する状況によって、グレード選択を考えるといった方法もトータルの費用を抑える方法の一つです。

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