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クーペとSUVの融合!「BMW X6」とはどのようなクルマなのか?

BMWのSUVといえば、2000年に初めて市場に投入されたX5があげられるかと思います。BMWはX5をSUVではなく、「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼称し、まったく新しいカテゴリーの車として展開しました。 そして、また新たに「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」というカテゴリーが誕生。2008年に誕生したX6がこのカテゴリーにあたります。SACのX6のスタイルは、クーペのようにルーフがなめらかに下がっていく流麗なものとなっており、他のSUVとは一線を画すデザインとなっています。BMWが放つクーペ+SUVの魅力を、見ていきましょう。

更新日2019/09/25

X6の歴史

X6は、2007年に行われたフランクフルトモーターショーにてコンセプトモデルが初めて公開されました。SUVでありながら、クーペスタイルの流麗なデザインは、それまでのSUV観を見事に打ち壊し、大きな反響をもって受け入れられました。

翌2008年には、市販が開始され、日本ではxDrive50iとxDrive35iの2モデルがラインナップ。翌年にはX6 Mがグレードに追加されました。

また2010年には、ミッションを6ATから8ATへスイッチ。同時に燃費をカバーすべく、ブレーキ・エネルギー回生システムを備えたマイクロ・ハイブリッド・テクノロジーが、すべてのグレードに投入されました。

そして同年には、ハイブリッドモデルであるアクティブハイブリッド X6が登場。これはターボ付き4.4リッターのV8エンジンに、2基のモーターが搭載されており、モーターだけでも60km/hで走行可能です。

このアクティブハイブリッド X6の燃費は、xDrive 50iと比べて約20%の向上がなされました。

そんなX6も発売開始から年月が経過し、2014年についに現行モデルとなる第2世代へと進化。

モデル展開については初代と同じくxDrive50iとxDrive35i、Mを用意。xDrive50iとxDrive35iには、標準グレードとM sportsがラインナップされています。先代で用意されたアクティブハイブリッドモデルについては、現在はラインナップから落ちています。

しかしながら、燃費性能については初代から向上を見せており、3リッター直列6気筒ターボエンジン搭載のxDrive35iについては、先代アクティブハイブリッドモデルに匹敵する10.3km/L、xDrive50iは4.4リッターV8ツインターボエンジンというパワフルなユニットを搭載しているにもかかわらず、8.6km/Lとなっています。

SUVの常識を覆したX5 MとX6 M

 

X6のスペック

ここではエントリーモデルのxDrive35iのスペックをご紹介します。

■ボディのスペック
全長×全幅×全高:4,925mm×1,990mm×1,700mm
ホイールベース:2,935mm
車両重量:2,140kg
乗車定員:5人

 

■エンジンのスペック
エンジン形式:2,979cc直列6気筒DOHC
最高出力:225kW(306ps)/5,800rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/5,000rpm
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
JC08モードモード燃費:10.3km/L

 

世界的流行が続いているSUV市場に、さまざまなコンセプトのモデルを送り出し、マーケットをけん引するBMW。なかでもスポーティさと美しいスタイリングを兼ね備えたSUVとクーペという真逆のキャラクターを組み合わせたX6は、他メーカーに大きな影響を与えています。

また、効率や多車種共有によるコストカットが最優先される時代にあって、BMWはあえて性能にこだわった直6を選択。SUVのX6にも採用する姿勢に“エンジンのBMW”の心意気を感じます。

スタイリッシュなデザインと走る楽しさを併せ持ったSUVを求めている方、他とは一味違ったスポーツカーをお探しの方は、ぜひとも購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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