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クリーンディーゼルのランクルプラド、走行性能は高いのか?

150系プラドに搭載されるエンジンは2015年6月のマイナーチェンジ以降は2.7Lガソリンと2.8ディーゼルの2種類の設定となりました。いずれも燃費良好でパワーも十分なエンジンですが、ディーゼルとガソリンの価格差は60万円。走行性能にはどんな違いがあるのでしょうか?

更新日2019/06/21

150系に搭載のエンジンとは?

2009年フルモデルチェンジが発表された際には、直4・2.7Lガソリン、V6・4.0Ⅼガソリンの2種類の設定で、ディーゼルエンジンの搭載はありませんでした。直4・2.7 L車は「平成22年度燃費基準+10%」を、V6・4.0 Lは「平成22年度燃費基準+5%」をそれぞれ達成。

V6・4.0 Lの1GR-FE型はレギュラーガソリン仕様となり、最高出力276ps(203 kw)/5,600rpm、38.8 kg・m(380 N・m)/4,400rpmを発生し、10/15モード燃費も8.2 km/Lとパワーも燃費も先代モデルのハイオク仕様を上回っていました。

 

2015年6月にV6・4Lエンジンを廃止し、新開発のクリーンディーゼルエンジンを搭載

昨年6月にマイナーチェンジが行われた際、V6・4Lエンジンが廃止(日本国内向け)となり、新たに採用されたのが新開発のクリーンディーゼルエンジンです。型式は1GD-FTV。
プラドは車重2.2tという重量級のSUVですが、新開発エンジンのおかげで、JC08モード燃費性能は11.8km/L、二酸化炭素排出量は219g/kmという環境性能を達成しています。

パワーも十分で最高出力:130kW(177PS)/3400rpm、最大トルク:450Nm(45.9kg-m)/1600-2400rpmを発生。世界トップレベルの最大熱効率44%を達成するエンジンです。日本市場向けには尿素SCRシステムやDPR(排気ガス浄化装置)など全てを搭載したフルスペック仕様のエンジンとなります。

 

ガソリン、ディーゼルどっちが人気?

ディーゼルが追加された後のプラドは、発売後1か月で1万台を受注。その8割はディーゼル車でした。やはり、ディーゼルを待ち望んでいたユーザーが多かったのでしょうね。ちなみに、ディーゼル車の価格はガソリン車+60万円とかなりの差があります。

価格差を乗り越えての新型ディーゼル人気はすごいですね。ディーゼルのほうが燃費もよく、燃料代も安いのですが、60万円の差を燃費だけで埋めるには相当な距離を走る必要がありますが、ディーゼルはリセールバリューが高いのも魅力です。

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ハンドリングは2013年のモデルチェンジで大きく改良

2009年に登場した現行プラドは2013年秋にマイナーチェンジを受けました。その際、オンロードでの走行安定性や乗り心地の向上が図られており、ドライブフィールはプラドらしいゆったりとした乗り心地に戻り、長距離走行でも疲れが少ない安定した走りが堪能できるセッティングとなっています。

オン・オフ両方の走行安定性がほしい場合には、スタイビライザーを制御してオンロードでの安定性とオフロードでの走破性を両立させる「KDSS(キネティック ダイナミックサスペンション システム)」が標準装備される「TG-Z」グレードを選択するのもお勧めです。石畳などの細かい振動もすっきり吸収し、重心の高いプラドがほとんどロールしない安定した走りが可能となります。

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素早い変速とスムーズな加速で、走りを自在にコントロール。

現行プラドには全車にスーパーインテリジェント6速AT(6 Super ECT)+シーケンシャルシフトマチックが搭載されています。ガソリン、ディーゼルともにエンジンのポテンシャルを最大限に引き出し、そのパワーを余すところなく駆動輪に伝達する6速ATで滑らかでスムーズな変速フィーリングが特長です。燃費の向上にも大きく貢献しています。

さらに、マニュアル感覚でのシフトチェンジが楽しめる、シーケンシャルシフトマチックを採用しているのでよりスポーティな走りを堪能することができます。

最新のプラドはオン・オフともに世界最高レベルの走行性能を与えられています。1台でどんな道も快適に安全に走れる車ですから10年単位で長く乗る人が多いのも納得できますね。

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