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プジョーのミドルサイズSUV 3008 内外装のデザインの特徴は?
2009年にデビューしたプジョーのミドルサイズSUV、3008は、2017年に2代目へと進化し、ヨーロッパの2017 年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞をするなど優秀なSUVとして認知されています。特にボディスタイルやインテリア(内装)デザインが高い評価を受けています。そこで今回は、内外装のデザインの特徴をご紹介します。
更新日2019/06/21エクステリア(外装)デザインの特徴は?
ボリューム感のあるボンネット、そして格子状グリルデザインのフロントフェイスは、頼もしさを印象づけます。また、鋭くつり上がったヘッドライトのラインはドアミラーまで伸び、目力を感じさせてくれます。ブラックアウトされたテールエンド両端には3本ラインのテールランプが目を引きます。これらは、「Lion’s Claw ( 獅子の鉤爪)」と称されています。さらにAピラーからルーフラインまで滑らかにあしらわれたクロームの縁取りも特徴的です。フロントのフェンダーからリアに向けて流れるようなプレスラインは、伸びやかなラインが引かれ、シルバーメッキのドア下部のアクセントも、サイドからのデザインを流麗に見せています。
足元には18インチの大型ホイールを装着し、プロテクションパーツやルーフレールからも、強さとスポーティーさを漂わせており、どの角度から眺めても惹き付けられる、魅力的なデザインとなっています。
インテリアデザインの特徴は?
パーツの素材、造形、機能だけでなく、触感、光、匂いに至るまで『すべてがデザインである』と考えられて作られたインテリアは、特に、彫刻的な造形美の「i-Cockpit」が特徴的で、「メッキパーツ×本革×ピアノブラック」には、プジョー3008のセンスやこだわりが感じられます。
ドアを開けると、ファブリック素材のドアトリムやステッチが施されたアームレスト、メッキモールの装飾など、ひとつひとつに個性があります。シート素材はアリュールとアリュール LED パッケージ、ブルーHDi クリーン エディションではテップレザー&ファブリック、GT ブルーHDiではテップレザー&アルカンターラを採用しており、いずれも上質な雰囲気を醸し出しています。
小径のステアリングホイールは完全な円ではなく、上下をフラットにした楕円形状をしており、スタアリングの上端を超えて見えるその向こうには、12.3インチの液晶メーター、デジタルヘッドアップインストルメントパネルがレイアウトされています。
また、センターの上段には8インチタッチスクリーンがあり、指先ひとつでスマートフォンのように操作できます。その下にはハザードなどのシルバーのスイッチが綺麗に配置されており、シルバーの加飾がシフトノブの方までなだらかにつながっています。どれもプジョーならではのセンスを感じさせてくれますし、デザイン性の高さがひと目でわかります。
リアシートやラゲッジルームの使い勝手は?
2,675mmという長めのホイールベースによりリアシートにも十分なスペースが確保されており、膝周りにも余裕があります。通常時のラゲッジスペース容量は520Lで、6:4分割可倒式のリアシートバックをレバーワンタッチで全て折りたたむと、自動的に座面が沈み込み1,482Lもの大容量フラットスペースが現れます。
助手席のシートバックも前方に折りたためば、さらに長い荷物を積むこともできます。また、大きな開口部は出し入れに便利なよう低く設計されています。さらには、ラゲッジルーム側面の張り出しが少ないため、四角いスペースができますので、大きな荷物も容易に積載することができます。プジョー3008は、こうした使い勝手の良さには定評があります。
数々のアワードを受賞した優秀なプジョー3008。その設計性能やデザイン性能の評価の高さはエクステリアやコックピット、リアシートやラゲッジスペースどこを見ても納得、乗ればもっと納得できるというプジョー自慢の一台なのです。