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SUVで行きたい山梨県の自然を満喫できるドライブスポット42選
山梨県の自然といえば富士山と富士五湖が有名です。しかしこの地域はメジャーな観光スポットでもあるため、訪れたことのある人は多いことでしょう。今回は地元在住者の目線で、自然を感じるスポットをご紹介します。
更新日2019/10/211.道志渓谷(山梨県南都留郡道志村)
丹波山中を流れる道志(どうし)川。その渓谷に沿って道志みちがあり、道志村が存在します。ツーリングで有名な道志みちですが、周囲の山々にはナラ、カエデ、シデ、フジザクラ、ブナ、ヌルデ、ウルシなどが自生。初夏の新緑だけでなく例年10月を過ぎると紅葉し始め、渓谷を美しく彩ります。
道志渓谷は鮎やヤマメの宝庫。渓流釣りファンにはこの上ないスポットですが、釣りをするには遊漁証が必要です。渓流釣り目的なら事前に道志村漁業協同組合(TEL:0554-52-2966)に問い合わせましょう。
道志みちは野生動物も多く出没に、季節によりやまね、ホタル、モモンガ、タヌキ、イノシシ、運が良ければ野生の鹿とすれ違うこともあります。
交通アクセスは中央道都留ICから車で30分、または相模湖ICから車で40分。いずれのルートでも一般道での山越えが必要です。
住所:山梨県南都留郡道志村竹之本
お問い合わせ先:0554-52-1414(道志村観光協会)
2.御坂峠(山梨県南都留郡富士河口湖町、笛吹市)
富士吉田市から笛吹市に抜ける国道137線沿いにあり、御坂山と黒岳にまたがる峠です。名称は日本武尊が東国征伐の際に通ったことに由来すると言われています。国道137号線そばの御坂隧道の先には太宰治と井伏鱒二が宿泊した天下茶屋があり、井伏が放屁したり太宰が富士には虞美人草(ぐびじんそう)がよく似合うと記した場所としても有名です。
御坂峠1版の見どころは、笛吹市側に峠を下るときに一望できる甲府盆地です。太宰は甲府市をシルクハットを逆さまにしたような街と称しましたが、まさにその通りの甲府盆地が見て取れます。また国道137号線沿いには果樹園が多く存在し、春には桜だけでなく桃の花も咲き乱れ、まさに桃源郷の言わんばかりの美しい風景が広がります。
交通アクセスは中央高速道河口湖ICより国道137号線経由で15分で御坂峠、天下茶屋へはさらに旧国道137号線を15分です。
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町、笛吹市御坂町
お問い合わせ先:0555-76-6659(御坂峠天下茶屋)
3.山中湖パノラマ台
富士山と山中湖を一望できる展望台でお勧めなのが、山中湖パノラマ展望台です。山中湖パノラマ台は、山中湖南端から神奈川県、静岡県と県境を接する三国峠に向かう県道途中にあるビューポイントです。
山中湖パノラマ台は山道の途中にあり九十九折の山道を通るので、ドライブにも楽しい道です。パノラマ台周辺に樹木などがなく、何者にも視界を遮られることなく山中湖と富士山を一望できます。富士山裾野にある自衛隊の北富士演習場やその奥の樹海までも見渡すことができ、天候に恵まれたら富士山の全景と山中湖の対比というまるで絵葉書のような景色に出会えます。
交通アクセスは中央自動車道河口湖ICから車で30分です。
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野
お問い合わせ先:0555-62-9977(山中湖村役場観光課)
4.オオムラサキセンター(山梨県北杜市)
オオムラサキセンターは、自然環境の指標の1つであるオオムラサキが生息する自然林を含む自然公園です。園内では1年を通しオオムラサキの生態を観察することができ、特に6~7月には飛翔するオオムラサキの生体を見ることができます。
また施設内にはホタルが自生する池もあり、5~6月にはゲンジボタルとヘイケボタルが見られます。清流でしか生息できないホタルの自生地が多い山梨県内では、ゲンジボタルの生息が主流です。しかしオオムラサキセンターではヘイケボタルも観察できるので、その違いを学んで見るのも楽しいですね。
他にもオオムラサキセンター内には里山を再現しており、茅葺屋根の小屋、水車、棚田、灌漑施設と日本の原風景が広がります。オオムラサキやホタルだけでなく他の昆虫類や水棲生物、野鳥、野生動物にも出会えるチャンスが満載です。
交通アクセスは長野、岐阜方面からは中央自動車道長坂IC、東京方面からは須玉ICで下車。車で10分です。
住所:山梨県北杜市長坂町富岡2812
お問い合わせ先:0551-32-6648(北杜市オオムラサキセンター)
5.甘利山東屋展望台(山梨県韮崎市)
山梨県韮崎市と南アルプス市の境に位置する甘利山(あまりやま)は、山梨百名山に数えられます。山中には山梨県内では珍しい高原湿地の椹池(さらわいけ)や、レンジツツジの群生地があることでも知られ、絶好のトレッキングコースになっています。
甘利山の中腹にある大駐車場から徒歩5分ほどの場所には、東屋展望台が設けられており、甲府盆地を従えた富士山をみることができます。天候次第では甲府盆地が雲に覆われ、その上に富士山が顔を出す「雲海の富士山」を見ることができるかも知れません。また夕刻、街の灯が付き始めると光の点在する甲府盆地を従えた富士山を見ることができるかも。広大な甲府盆地を従えた富士山の姿は、まさに荘厳の一言に尽きます。
交通アクセスは中央自動車道韮崎ICより車で60分です。
住所:山梨県韮崎市旭町上條北割
お問い合わせ先:0551-22-1991(韮崎市観光協会)