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各代、長きにわたり生産され続けるジムニーの魅力とは?

日本を代表する軽自動車の四輪駆動車、スズキ ジムニー。1970年に初代が登場してから、実に40年以上もその基本コンセプトを変えずに、脈々と進化を遂げています。ここ日本のように国土の狭い島国にとっては、ジムニーのような小型四輪駆動車は大いに活躍する場面が多々あります。そんなジムニーとはいったいどんな車種なのでしょうか。

更新日2019/09/27

ジムニーのベース車はいわくつき?

1970年に登場したジムニー。実はジムニーにはベースとなる車が存在しました。スズキはそのベース車を製造していた会社から製造権を買い取り、「ジムニー」としてリバイバル、再販売することにしたのです。

ところが、このベースとなった車は、販売不振に陥っていた”いわくつき”のものでありました。当時のスズキ社内では、大多数の人々が製造権の買い取りに対し、「失敗作の製造権を買い取ってどうするんだ」「元銀行員のすることは意味が分からない」などと相当なブーイングないしは陰口を社内でささやいていたそう。

しかしそんな中でも、鈴木修現会長は、周囲の反対を押し切り、買い取りを進めたとのことです。その理由は、ある映像に映っていたベース車の驚異的な登坂能力を見て、「これは将来性があるのではないか」と考えたためだそう。

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初代ジムニーが大ヒットしたのはなぜか?


初代ジムニーは、駆動方式をパートタイム4WD、前後リジッドアスクルを採用するなど、それまでの軽自動車にはない斬新な機構でした。またそのスタイルはかつてのジープタイプの車に比べ、スポーツ性が重視され、より日常ユースにも対応できる仕上がりとなりました。

その結果、新ジャンルの軽自動車、四輪駆動車として市場では大好評をもって迎えられ、スズキ社内の大方の予想を裏切り、大ヒットとなり、一躍このジャンルにおけるパイオニアとなったのです。

特にこの当時、日本での四輪駆動車と言えばトヨタ ランドクルーザーや日産 パトロール、三菱 ジープといったジムニーに比べ格段にサイズの大きいタイプしかなかったことも、ジムニーがヒットした要因でもありました。

狭い山間部でのパワーもさることながら、取り回し性も優れたジムニーはそれら3モデルよりも秀でていたのは事実でしょうね。

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2代目、3代目はどう進化した?


初代は11年にも長きにわたり生産され続け、1981年にようやくフルモデルチェンジされ2代目に移行されました。

2代目は初代の高い四輪駆動性能はそのままにより快適性を高めたのが特徴です。特にその乗り心地は、それまでトラック然としたものから一般的な乗用車から乗り換えたとしてもさほど違和感がないよう「柔らかく」されました。

また、リアシートも通常の乗用車同様、前向きになるなど、ここでも一般的な乗用車乗り換え組に対する大きなアピールとなりました。

この2代目ジムニーは、途中、軽自動車規格の改正に伴う変更や、内外装のマイナーチェンジが幾度か行われるものの、その基本は変えず、なんと1998年まで約17年間にもわたり生産され続けました。これもまたジムニーの人気を高めた要因でしょう。

そして、現行の3代目は1998年に登場。2代目と比べ大幅に各所が近代化され、特に安全性能の向上は目を見張るものがあります。以前のような武骨さは大分薄れ、より都市にもマッチする丸みを帯びたスタイリッシュなデザインが特徴です。

しかしその中身はジムニーそのもので、素晴らしい走破性を備えています。この3代目も小改良を繰り返しながら2016年現在も生産されています。2018年には4代目も登場しました。

初代登場からいまだ4代しか登場していないジムニー。それだけに、変わらない良さがあることから、中古車で仮に購入しても引け目を感じることはまずないでしょう。

より武骨なデザインをもつ初代や2代目の人気はいまだ高く、中古車市場でも引き合いが強いことからも、ジムニーには新車•中古車の区別や境目はないのかもしれません。

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