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キャンプを楽しむならデリカ D:5がおすすめ
三菱 デリカ D:5は、本格クロスカントリー性能を持ち合わせたミニバンです。悪路をものともしない性能は、ちょっと地面の荒れたキャンプサイトや、石がゴロゴロ転がる河原もものとせずに入って行くことが可能です。ここでは、2019年にデビューした新型デリカ D:5(ディーゼルモデル)について、キャンプに使いたいポイントを解説します。
更新日2019/11/12多人数乗車が可能
フロントに近年のデザインコンセプトであるダイナミックシールドが採用された新型は、全長4,800㎜×全幅1,795㎜×全高1,875㎜という大きなボディサイズで、乗車定員7名～8名に対し、ゆとりの居住空間を生み出しているのが特徴です。
クロカンでありながらミニバンの設計なので、後部座席へは両側に備えられたスライドドアからのエントリーが可能です。ヒンジドアの多いSUVとは異なり、狭い場所での乗降がしやすいスライドドアは、ファミリーユースにも優しい設計です。
クロスカントリー性能を保持するために、最低地上高は高めに設定してあり、185㎜と小さな子供やお年寄りには若干乗り降りがしにくい高さになっていますが、チャイルドグリップなどを装備して、お子さんのアクセスも行いやすくなっています。
多人数乗車が可能で、家族や仲間を含めた大人数でのキャンプを心行くまで楽しめます。
【SUV映えを探しに行こう！】多人数レジャーに、デリカD:5をプッシュするワケ
十分な積載量
積載量も十分で、多人数でのキャンプでも十分なラゲッジスペースを備えています。
その大きさは、サードシートを折りたたんだ状態なら1,200㎜、さらにセカンドシートの座面をチップアップして前方へスライドすると、最大で1,610㎜もの奥行きを確保できます。
7人乗りの2列目キャプテンシートは、左右独立して移動や折り畳みが可能。8人乗りに設定されているベンチシートは、6:4分割のシートとなっており、着座数を確保しながら、ラゲッジスペースを大きく拡大することが可能です。
4〜5人分のキャンプ道具なら、余裕をもって積み込めるのもデリカD:5の魅力です。
ユーティリティも高い
室内には、大小様々なポケットと、豊富に準備されたフック類がユーティリティ性能を高めています。
1列目、2列目シートからのアクセスを考えて準備された収納スペースは、スマートフォンからペットボトル類はもちろん、ラゲッジスペースの荷掛けフックは、食材などの買い出しで出てくるビニール袋をそのままかけられるほか、ネット類の使用まで対応します。
また、Mを除くグレードにはフロアコンソール後方にアクセサリーコンセント(AC100V/100W)が準備されていて、スマホやノートPCの充電。省電力の家電製品である扇風機やラジカセ程度の電化製品も使用可能となっています。
スマートフォンとナビを接続してくれるビルトインUSBポートは、オプション設定です。
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シートを倒せば車中泊も可能
7人乗り、8人乗りの両方に、2列目シートと3列目シートの空間を使ったフラットモードの設定があります。車中泊を考えたシートアレンジになっており、オートキャンプも快適に楽しむことができます。
フラットモード時に発生する、床面の小さな凹凸は、オプション設定されているジョイントクッションにより、快適な環境を作り出すことができます。また車中泊中のプライバシー保護もしっかりと行ってくれる、ワンタッチシェードやサイドカーテンなど、純正アクセサリーで、充実の車中泊仕様にすることも可能です。
クッション、カーテン、シェードを組み合わせた「コンフォートパッケージ」を選択することにより、お得に車中泊装備を整えることもできるのが、うれしいポイントです。
もちろん悪路走破性も十分
新型のエンジンは、2.3Lのディーゼルターボ。最高出力107kw(145PS)/3,500rpm、最大トルク380Nm(38.7kgm)/2,000rpmの高トルクに、組み合わされるトランスミッションは8速ATで、ロック機構を備えた4WDシステムが、高い悪路走行性能を誇ります。気になる燃費(WLTCモード)は、12.6km/Lというものですが、燃料が軽油であることを考えるとランニングコストの面でで魅力があります。
また、山道でもボディやシャシーがダメージを受けないように、アプローチアングルは21度、ディパーチャーアングルが23度、ランプブレークオーバーアングルが16.5度と、本格クロカンSUV並みの数字になっており、ラフロードでもしっかりと障害物を乗り越えて走行することが可能です。
高い空間性能と悪路走破性、さらに軽油によるランニングコストの抑制と、多人数でのキャンプで大きな力を発揮するデリカD:5で、充実のアウトドアレジャーを楽しんでみませんか。