プロモーション

まだ中古車や新車で買える?意外と知らない日本のピックアップトラック5選

日本ではピックアップトラックというと仕事道具というイメージがありますが、アメリカでは一般用途の自動車として、SUVと同じ、あるいはそれ以上の人気があります。またアウトドアやマリンスポーツなど、レジャーシーンでの使い勝手に優れているトラックは、日本ではなかなか見かけないため人とは違った1台に乗りたいという方にもおすすめです。今回はそんなトラックの中から日本でも買える5台をお届けします。

更新日2022/04/05

国産ピックアップトラックを紹介

トヨタ ハイラックス

トヨタ ハイラックス 2020

トヨタ ハイラックスはトヨタを代表するピックアップトラックで、初代モデルは1968年に登場と、半世紀以上もの歴史を持つ一台です。

現在販売されているハイラックスは2015年にデビューした8代目モデル。日本では6代目(1997年〜2004年)を最後に販売していませんでしたが、2017年9月、約13年ぶりに復活し、話題となりました。

今、国内で新車販売されている国産ピックアップトラックはハイラックスだけです。

ボディサイズは全長5,340mm×全幅1,855mm×全高1,800mm(GRスポーツを除く)、ホイールベース3,085mmという堂々たるボディで、パワートレインは2.4L 直4ディーゼルターボエンジンのみとなっています。

グレードはベースグレードのX、上級グレードのZの2タイプのほか、GRスポーツや特別仕様車として誕生50周年を記念して誕生したZ ブラックラリーエディション(2022年4月4日現在は販売終了)も用意されています。

GRスポーツや、Z ブラックラリーエディションはより個性的なスタイリングになっているので、デザインを重視する方におすすめです。

キャビンスペースはフロント2座、リヤ3座の5名乗車ができるダブルキャビンのみで、トランスミッションは6速AT、駆動方式はパートタイム式4WD。乗用車としても快適に乗ることができ、高い悪路走破性も備えています。

ピックアップ部分のデッキスペースは最大500kgまでの積載が可能で、錆びや腐食に強い亜鉛メッキ鋼板を用いることで高い防錆性能を確保。

またデッキスペースに置きたくない荷物は、6対4でチップアップ可能なリヤシートにアレンジして積載することも可能です。

迫力のあるフロントマスクと5m超の全長で扱いづらさを感じさせますが、実は前後オーバーハングを切り詰めているため取り回しが良く、狭い山道やアウトドアシーンでもストレスのない運転ができるようになっています。

トヨタ ハイラックスの中古車相場は?

トヨタ ハイラックス Z 2020

2022年4月4日現在、現行の8代目ハイラックスの中古車相場は350万円〜450万円となっています。新車販売価格が352万7000円〜431万2000円ですから、新車とほぼ同じ価格で取引されているのは驚きですね。

中古で購入される際は、販売終了したZ ブラックラリーエディションを狙うか、オプション装備が充実した個体を狙うのがおすすめです。

中古車市場に流通しているのは約570台。豊富な在庫から選べるのが魅力となっています。

ハイラックスの後部座席、デッキにはどのくらい荷物が積める?

ハイラックスの中古車情報を見てみる

 

三菱 トライトン

三菱 トライトン 2018

三菱の世界戦略車として2005年にデビューしたトライトン。クラブキャブ、シングルキャブ、ダブルキャブの3タイプを用意するピックアップトラックで、日本では2006年から2011年まで逆輸入車として販売されていました。

現在海外で販売されているのは2014年から登場した2代目モデルで、2018年にビッグマイナーチェンジを行ない、近年の三菱自動車が採用するデザインコンセプトのダイナミックシールドデザインを採用しています。

ピックアップとは思えないほど洗練されたデザインとなり、オフロードにおける走破性を向上させた最新の4WDシステムや先進の予防安全・運転支援技術の採用などによって、アップデイトが施されています。

ボディサイズは現行モデルの場合、全長5,075〜5,200mm×全幅1,785〜1,815mm×全高1,655〜1,780mm、ホイールベース3,000mm。乗車定員5名のダブルキャブ仕様、デッキスペースの最大積載量は400kgとなっています。

ピックアップでありながらオートクルーズコントロールを備えており、レジャーシーンでもストレスのないドライブが楽しめるようになっています。

駆動方式は路面状況に合わせて走行モードが切り替えられるイージーセレクト4WD(パートタイム式4WD)を採用。トランスミッションは、現在、6速ATとなっています。

この現行型トライトンはタイをはじめ、アジア、オセアニア、中東、欧州、アフリカ、中南米などおよそ150ヶ国での販売が計画されていますが、日本市場での販売は予定されていません。

エンジンは、2.2L 直4クリーンディーゼルエンジンで、最大出力133kW(181PS)、最大トルク430Nm(43.9kgm)と、力強いパワーとトルクを保持しつつ環境にも配慮したエンジンが搭載されています。

三菱 トライトンの中古車相場は?

三菱 トライトン

中古車で狙えるのは2006年から2011年まで販売された初代のみです。2022年4月4日現在、初代トライトンの中古車相場は100万円〜300万円。

中古車市場に流通しているのは約10台とほとんど流通していません。特徴的なフロントマスクを備えており、デザインが他人と被ることは少ないでしょう。個性を最重視する方は、即買いの一台です。

トライトンの中古車情報を見てみる

 

日産 ダットサン

日産 ネバラ

ダットサンとは、もともとひとつの自動車メーカーのひとつであり、日産自動車の誕生にともなってブランド名として残った名称です。

1980年代以降、ダットサンの名前を冠したモデルは次々と姿を消しましたが、2012年には海外向けモデルの一部に再びダットサンの名が与えられるようになったことでも話題を集めました。

そんなダットサンの中でも、特に有名なのがダットサントラックというピックアップトラックです。その歴史は非常に古く、初代モデルは戦前にまでさかのぼります。

長い歴史の中で人気を博したのは1965年に誕生した6代目モデルからで、510型ブルーバードの登場にともなってダットサントラックの人気も高まるようになりました。

さらに1972年に登場した7代目は洗練されたスタイリングによって北米市場で人気が爆発し、Zとともにダットサンを代表する1台として知られるようになります。

日本で販売されていた最も新しいダットサントラックは、1997年から2002年まで生産されていた10代目モデル。このモデルから名前がダットサンとなっています。

ボディサイズは全長4,895mm×全幅1,820mm×全高1,715mm、ホイールベース2,950mm (ダブルキャブ)で、車種はシングルキャプとダブルキャブのほかにボディサイド側にリヤシートが跳ね上がるジャンプシートの付いたキングキャブが用意されていました。

パワフルな走りが楽しめることからHOT DATとも呼ばれるこのモデルは、パワートレインに2.4L直4エンジン(KA24DE)と3.2L直4ディーゼルエンジン(QD32)があり、トランスミッションは5速MTと4速ATの2種類で、4速ATはフロアタイプのほかにコラム式も存在しています。

駆動方式はFRもしくは4WDで、悪路からの脱出を容易にするLSD(リミテッドスリップデフ)や4WD走行時のトルク配分を最適にする高性能トランスファー、自動的にハブロックを行なうオートロックフリーランニングハブといった機構も備えています。

ピックアップに装着するガードバーは堅牢な雰囲気を醸し出すスチールタイプのほかにスタイリッシュな見た目になる樹脂タイプのものも用意されていました。この10代目ダットサンは2002年をもって日本国内向けモデルの生産を終了しています。

日産 ダットサンの中古車相場は?

2022年4月4日現在、最終モデルである10代目ダットサンの中古車相場は100万円〜180万円。販売終了から約20年経過しているため、安く狙えるのが特徴です。

中古車市場に流通しているのは約40台と数は少ないので、状態の良い個体があれば即買いするのがおすすめです。

たまに耳にするラダーフレームって何でしょう。

 

ホンダ リッジライン

ホンダ リッジライン 2019

2005年のデトロイトオートショーで発表されたホンダ唯一のピックアップであるリッジライン。ピックアップの特長であるデッキスペースとキャビンが一体になっているように見えるデザインは、車両全体がひとつの塊のように見えるBillet Constructionというコンセプトがベースとなっています。

2016年に発売された現行モデル(2代目)のボディサイズは全長5,335mm×全幅2279mm×全高1,798mm、ホイールベース3,180mmと、ほかの自動車メーカーのピックアップと比較しても大柄で、3mを超えるホイールベースはホンダでも最長クラスを誇っています。

乗用車での技術を活かしたモノコックボディと独自のパッケージングによってミドルサイズのピックアップとしてクラス最大級のキャビンスペースおよび荷台の広さを実現。

テールゲートは縦方向だけでなく横方向にも開閉可能な2ゲート式で、荷台部分にも本格的な音響システムを搭載するなどユーテリティにおいても高い性能を誇っています。

パワートレインは3.5L V6エンジン、駆動方式はホンダの誇る電子制御四輪駆動システムi-VTM4を採用するほか、初代モデルでは設定のなかったFFも2代目になって追加されています。

すべてのモデルがリヤシートのあるダブルキャビンですが、一部モデルに6名乗車仕様もラインナップ。リッジラインは初代、現行ともにUSホンダのみでの取り扱いですが、日本にも並行輸入車が上陸しており中古車および新車でも探すことが可能です。

ホンダ リッジラインの中古車相場は?

並行輸入車のため、初代、2代目を合わせても、中古車市場には数台しか出回っていません。

初代は約160万円〜350万円と購入しやすい価格ですが、2代目は500万円近くとやや高価になっています。

昔販売されていた国産ピックアップトラック5選

 

いすゞ D-MAX

いすゞ D-MAX

いすゞとゼネラルモーターズ(GM)が共同開発した世界戦略車となるD-MAX。シボレーブランドではコロラドという名前で販売されていたモデルで、いすゞのピックアップトラックであるファスター&ロデオの後継モデルにもなっています。

初代モデルは2002年に登場し、2005年にはタイ国内での年間販売台数最高記録を樹立し、同年のタイ・カーオブザイヤーにおいてベストセラーピックアップにも輝いています。

2011年には2代目が登場し、SUV版となるMU-Xも登場。そして2019年秋におよそ8年ぶりとなるフルモデルチェンジを行ない3代目モデルへと移行しています。

3代目D-MAXは全長5,295mm×全幅1,860mm×全高1,785mm、ホイールベース3,095mmで、パワートレインは3.0L 直4ディーゼルエンジンと1.9L 直4ディーゼルエンジンを採用。

ラインアップはシングルキャプ(2ドア)、エクステンドキャブ(2ドア)、ダブルキャブ(4ドア)があり、ダブルキャブは4WDとなっています。

洗練されたデザインはBeyond the Pick-up Truckがテーマとなっており、Emotional Smartをキーワードにすることで従来のピックアップとは一線を画すデザインとなっています。

対するインテリアは9インチディスプレイを配置したセンターコンソールによる横基調のテーマを採用し、上級感のある見映えと囲まれ感の高いコックピットで従来のピックアップとは違った雰囲気を醸し出しています。

この2代目D-MAXは、いすゞとGMの業務提携解消によってGMからは切り離されて開発され世界約100か国で販売されていますが、今のところ日本での販売予定はありません。

かつては商業車というイメージの強かったピックアップも、現在は洗練されたデザインや高級セダンにも劣らない豪華な内装で乗用車として一般ユーザーからも注目を集めています。

いすゞ D-MAXの中古車相場は?

並行輸入車のため、中古車は市場にほぼ出回っていません。並行輸入車専門の業者に問い合わせる必要があります。

 

かつては商業車というイメージの強かったピックアップも、現在は洗練されたデザインや高級セダンにも劣らない豪華な内装で乗用車として一般ユーザーからも注目を集めています。

ほかのどのタイプの自動車にもない荷台というベッドスペースを有効活用することで、クルマの可能性を飛躍的にアップするピックアップを新しい選択肢としてチョイスしてみるのはいかがでしょうか。

東京モーターショーのコンセプトカーから誕生した、いすゞ ビークロス

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!