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ダイハツのSUV ロッキーを解説!久しぶりのダイハツの新型SUVはトヨタ ライズとの違いはある?
2019年11月5日、ダイハツからコンパクトSUVとなるロッキーが発売されました。1990年から2002年まで販売されていたコンパクトなクロカン4WDに使われていた名前を復活させたロッキーは、トヨタへOEM供給され、ライズ名で販売されます。そのロッキーの特徴と、ライズとの違いについて解説しましょう。
更新日2020/07/30立体感のあるエクステリアデザイン
ロッキーは、ダイハツの新世代クルマづくりのDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)第2弾として登場した、コンパクトクロスオーバーSUVです。
ボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmに、ホイールベースは2,525mmの5ナンバーサイズで、最低地上高は185mmです。
「アクティブ・ユースフル・コンパクト」をコンセプトに開発されたボディは、立体感のあるヘッドライトとバンパー、大きな六角形のグリルが特徴のフロントマスクと、あえて厚みをもたせることで安心を感じさせるとともに、張り出したフェンダ ー&大径タイヤで、SUVらしさを強調するサイドビューという構成で、コンパクトサイズながらクリア感と力強い存在感を表現しています。
ボディカラーも凝っており、新たに設定されたコンパーノレッドは、光が当たると朱色に輝く独特の発色が特徴。1963年にダイハツが発売した小型乗用車コンパーノに由来するカラーは、ロッキーの洗練されたデザインをさらに際立たせるものとなっています。
また、上級グレードにはピラーとルーフをブラックアウト化したツートーンも設定。都会的なイメージを増幅させています。
新しいSUVが登場!トヨタライズ&ダイハツ ロッキーをチェック!
SUVらしくアイポイントが高くて運転しやすい環境
エクステリアと同様、インテリアのデザインにも「アクティブ・ユースフル・コンパクト」が反映されています。
SUVらしいシルバーの加飾が施されたコンソールやスポーティなシフトレバー、コクピットタイプのインパネデザイン、4種類のデザインをステアリングスイッチの操作で選択可能なフル液晶風のアクティブマルチインフォメーションメーターなど、ワクワク感と上質感が表現しています。
着座位置は地面から665mmと高く、良好な上下視界に加え、5ナンバーサイズとは思えないほどの広々とした空間を感じさせます。また、ボンネットフードの先端が見えるため、車両感覚をつかみやすいのもポイントです。
前後乗員の間隔は900mmを確保しており、実際のサイズ以上にゆったりとした室内空間を感じさせます。2段階のリクライニング機能を持つリアシートは、大人が乗っても頭上や膝元に余裕があります。
ラゲッジスペースは、6:4の分割でリアシートの背もたれを倒すことで、室内を効率的に活用できるほか、2段可変式デッキボードによって上下に分割することで、上段に大きな荷物、下段に小さな荷物を積載したり、ボードを取り除いて背の高い荷物を積載するといった使い方も可能です。
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1.0 L 直列3気筒エンジンは力強い加速をみせる
エンジンは、1.0L 直列3気筒で、最高出力は72kW(98ps)/6,000rpm、最大トルクは140Nm(14.3kgm)/2,400-4,000rpmと、数値上は決してパワフルではないように思えますが、車両重量が970kg(X、L)と軽く、D-CVTとの組み合わせによりキビキビと軽快に走ります。
駆動方式はFF(前輪駆動)と電子制御フルタイム4WDを選ぶことができます。4WDシステムは、通常ドライ路面では2WDで経済的に走り、すべりやすい路面では状況に応じて前後にトルク配分を行ってトラクションを確保する、ダイナミックトルクコントロール4WDが搭載されています。燃費はWLTCモードで、FFが18.6km/L、4WDが17.4km/Lとなっています。
アダプティブクルーズコントロールやレーンキープコントロールといった先進の安全装備は上位2グレードに標準装備。駐車時に音声とハンドル操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト」もメーカーオプションで用意されており、駐車の苦手な方にもおすすめです。
トヨタ ライズとの違いは?
兄弟車であるトヨタ ライズとの違いは、おもにフロントデザインです。ロッキーが六角形の大型グリルなのに対し、ライズは台形グリルを採用。さらに左右のヘッドライトとブラックのアクセントが、トヨタのクロスオーバーSUVであることを主張しています。
ただし、サイドやリアのデザインに大きな違いはなく、シルエットはほぼ同様。 エンジンやサスペンションなど、メカニズムも同じです。
価格はグレード別の装備内容に若干の違いがあり、どちらがお得とは言い切れないのですが、ロッキーのプレミアムグレードは、ライズ上級グレードを上回る標準装備が与えられたモデルで、ロッキーだけの設定になっています。
5ナンバーサイズと思えないくらい広い居住空間に納得の運動性能、そして先進の安全装備や快適装備も充実していて、価格は170万5,000円〜と非常にコストパフォーマンスの高いダイハツ ロッキーは、コンパクトSUV市場をさらに活性化させる面白い1台になるかもしれませんね。