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CX-30とマイナーチェンジしたC-HRならどっちを選ぶ?

2019年9月、新型モデルとしてデビューしたマツダ CX-30と、10月にマイナーチェンジが実施されたトヨタ C-HR。両車はコンパクトクロスオーバーSUVとしてほとんど同じボディサイズを持ち、惹きつけられるデザイン、マニュアルトランスミッションの設定など、似ている特徴があります。そこで今回は、両車の特徴を比較しながら、それぞれの魅力に迫ってみたいと思います。

更新日2020/01/07

エクステリアデザインの印象は?

マツダ CX-30CX-30のエクステリア(外装)は、マツダのデザインコンセプト「魂動(こどう)デザイン」に基づくもので、滑らかな曲線によって生命感と上品な美しさを表現しています。フロントのグリル周りやボンネット、サイドパネルの造形はシンプルでありながら、ボディの曲面に映る景色とともに表情を変えてゆくため、走っている姿に躍動感を感じる、エモーショナルなデザインだと感じます。

トヨタ C-HR 2019一方C-HRは、ダイヤモンドをモチーフとしたというメリハリのある造形はそのままに、今回のマイナーチェンジでさらにスタイリッシュに変化しています。たとえばフロントバンパーのエアインテークの位置は左右に広げられ、よりワイド&ローのスタイルが際立つようになりました。C-HRは大胆でソリッド、スポーティな印象のデザインとなります。

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インテリアのデザインテイストは?

マツダ CX-30CX-30のインテリアは、直線を基調としたシンプルな造形と整然としたスイッチ類のデザインに、リッチブラウンやネイビーブルーの落ち着いたカラーが配色されています。またダッシュボード上に設置されたディスプレイパネルも主張し過ぎず、ドアトリムやインパネに配置されたメッキ加飾もバランス良く施されているため、シックな大人の雰囲気といった仕上がりになっています。

トヨタ C-HR 2019C-HRのインテリアを見ると、インパネやメーターパネル、センターディスプレイなどがドライバーにとって使いやすい角度に配置されており、コックピット感のあるデザインです。マイナーチェンジで追加されたオーキッドブラウンという内装カラーを選ぶと、落ち着いた雰囲気のコーディネートを楽しむこともできます。

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どちらにもマニュアルミッションアリ。違いは?

マツダ CX-30CX-30には、2.0L ガソリンエンジン搭載モデルと、2020年1月に発売開始予定のSKYACTIV-X搭載モデルに6MTが設定されています。グレードにもよりますが、2WDモデルでも4WDモデルでもMTを選ぶことができ、クルマを積極的に操る楽しさを味わうことができます。

トヨタ C-HR 2019C-HRは、マイナーチェンジで新たに、1.2L ガソリンエンジン搭載モデルに6iMTが設定されました。この「iMT(インテリジェント・マニュアル・トランスミッション」は、欧州モデルではすでに設定のある、レブマッチ機能付きのMTです。発進時やギアシフト時に、エンジン出力を自動で最適化するという機能があり、シフト操作時に繊細なクラッチ/アクセルワークを必要としない次世代のMTとして注目されています。

iMTであれば、MTの運転に自信のない人でも人車一体感を楽しめますから、より幅広いユーザー層の支持を得そうですね。(写真はC-HR GR SPORT)

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注目はハイブリッドシステムとスカイアクティブエンジン。どっちがいいの?

CX-30で注目されているのは、2020年1月に発売予定の「SKYACTIV-X」エンジン搭載モデルです。このエンジンは、ガソリンエンジンで圧縮着火を可能にすることで、ディーゼルエンジンのようなトルクとガソリンエンジンのようなレスポンスを両立させるという、画期的なエンジンです。技術者たちが長年製品化させることを目標にしてきた、夢のエンジンと言われています。このエンジンにマツダ独自のマイルドハイブリッドを組み合わせ、優れた環境性能と経済性も実現しています。

一方C-HRは、プリウスなどにも搭載されているハイブリッドシステムの設定があります。世界的に高い評価を得て熟成を極めている安心のシステムは、走行性能、環境性能、経済性などあらゆる面で安定して高い性能を誇ります。

熟成のハイブリッドシステムと新世代ガソリンエンジン。どちらも非常に魅力的ですが、価格ではCX-30 SKYACTIV-Xの方が40〜50万円程度高いので、価格に見合ったベネフィットがあるかは慎重に見極める必要がありそうです。

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安全性能は必要不可欠。装備の違いは?

マツダ CX-30両車とも、歩行者検知機能付きの衝突回避支援や、ステアリングアシスト機能付きのレーンキープ機能など、先進の安全装備が充実しています。

ただし、CX-30では全車標準装備となるブラインドスポットモニターや、後側方接近車両検知(リア・クロス・トラフィック・アラート)などがC-HRではグレード別のオプション設定であったり、MT車のレーダークルーズコントロールの設定速度が、CX-30では30km/h以上、C-HRでは50km/h以上と細かなところで違いがあります。安全装備に関してはCX-30の方が充実していると言えるでしょう。

トヨタ C-HR 2019ボディサイズやMTの設定など、両車は似ているところがあるものの、デザインやコンセプトに大きな違いがあります。もし購入をご検討されているのであれば、実際に見た時の印象や乗り心地など、ぜひその違いを確かめてみてください!

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