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より上質なクルマへと進化したトヨタランドクルーザー200のモデルチェンジ詳細は？

トヨタ車で最も古い歴史を持つクルマの一つであるランドクルーザーは、2015年8月にマイナーチェンジが施されました。マイナーチェンジと言ってもかなり大きな変更で、エクステリアデザインを一新しイメージも大きく変わりました。モデルチェンジ後のランドクルーザーを詳しく紹介します。

更新日2019/09/26

より強く、先進的なデザインに一新

マイナーチェンジでは、ランドクルーザーシリーズの頂点にふさわしい、力強さと先進的なイメージを進化させるべくデザインが一新されています。

エクステリアは『Functional Beauty』をキーワードに、機能性を突き詰めた美しさや風格を追求。より4WDの頂点にふさわしいスタイリングを目指しています。高い位置でサイドの軸を通すことで、車両全体に伸びやかなスタイルを実現しました。

特徴的なのは3本のグリルバー上下に施された迫力のあるメッキ。TOYOTAの最上級SUVにふさわしいフロントマスクに一新しています。

また、後姿もインパクト大。リヤコンビネーションランプ下側をつなぐライセンスガーニッシュにより一体感を強調し、リヤビューにワイド感と安定感が付与されました。

リヤコンビネーションランプはバックドアパネルから連続するデザインとし、赤レンズを高い位置にレイアウトすることで、ハイリフトなイメージを表現しています。

足元にも注目です。ZXに標準の20インチアルミホイールは切削・光輝処理とグレーのコンビネーションを施した動きのあるV字デザインの組み合わせによる、高級感あるデザインを採用。

AX、AX“Gセレクション”に採用の18インチアルミは放射状に広がる5本のツインスポークによる、立体感あるデザインとなりました。

ボディカラーは新たにカッパーブラウンマイカとダークブルーマイカを追加し、全9色を設定しています。

インテリアは、金属を削りだしたようなヘアライン処理で重厚感のある加飾部とソフトな表皮巻を組み合わせることで、上質な室内空間が創出されています。

センタークラスターにはスイッチや表示類を集約し、機能ごとにまとめて配置することで操作性を向上。

オプティトロンメーターには、ひと目でクルマの状況が把握できる機能的な６眼メーターを採用し、メーター盤面にもヘアライン加飾を施すことで質感が良くなりました。

中央には4.2インチTFTカラー液晶画面を配置し、運転状況やナビゲーションと連携した情報をカラーで表示することでドライバーをサポートしています。

シート表皮にはセミアニリン本革を採用するとともに、天井色にもブラックを追加。内装色は新規設定色のブラウンを含む全４色を設定しています。

トヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」はミリ波レーダーと単眼カメラを用い、統合的な制御を行います。

クルマだけでなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ４つの先進安全機能をセットにし、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図ります。

自動ブレーキは、歩行者に対しては約10～80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援。

また、車両に対しては、約10km/h～最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援します。

トヨタランドクルーザーには、パノラミックビューなどにより、まわりの安全を確認できるマルチテレインモニターが設定されています。

また、世界初の装備として、今まで確認できなかった車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となったアンダーフロアビューを採用。これはオフロード走行に絶大な効果を発揮するシステムです。

さらにディスプレイ上に地平線を水平表示することで前方の路面形状、車両の傾きを直感的に確認することができるフロントビュー回転表示も世界初採用となりました。

また、タイヤの空気圧に関しては四輪それぞれの空気圧をマルチインフォメーションディスプレイ内に表示可能としたタイヤ空気圧警報システム(TPWS)を設定することで、安全なドライビングサポートと燃費向上に寄与します。

国内はもちろん、世界中で最高評価を得ているランドクルーザーのフラグシップモデルにふさわしい装備が盛りだくさんですね！