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X1やジムニーシエラなど…都会で乗りたいコンパクトSUV5選

以前は、アウトドアでのレジャーや作業に使いやすい四角張ったスタイルが多かったSUVですが、トヨタハリアーの登場以降、スタイリッシュでスポーティなスタイルのモデルが主流になっています。そのなかでも、とくに都会に似合うスタリングをまとった、コンパクトSUVをピックアップしてみました。

更新日2020/07/03

都会で映えるデザインコンシャス：DS3 クロスバック

DS 3 クロスバック DSは、フランスのプジョー・シトロエンの高級サブブランドです。DS3 クロスバックは、2019年に誕生した新型コンパクトラグジュアリーSUVで、モダンアートのようなデザインは、見る人に強い印象を与えます。

立体的で美しい造形のヘッドライトには縦に連なる真珠のようなLEDデイタイムランニングライト、シャークフィンデザインを取り入れたBピラー、フラッシュサーフェス処理され、オーナーが近づくとすっと現れるリトラクタブルドアハンドルは、エクステリアをより魅力的なものにしています。

パリの精緻な伝統文様クル・ド・パリをモチーフにしたセンターコンソールやスイッチ類の配置など、フランスの美意識を隅々にまで感じさせてくれます。もちろん、最新の予防安全装備やLEDマトリックスライトなど、先進機能も充実しています。

フィアット 500X 2019 フィアット 500Xは、往年の名車NUOVA(ヌォーヴァ)500をモチーフにしたフィアット 500のSUV版で、2015年に発売されました。

ボディは、全長4,280mm×全幅1,795mm×全高1,610mmと、取り回しが良く実用的なサイズです。ネオクラシカルなデザインとフォルムは親しみと愛嬌を感じさせるルックスで、高められた車高やルーフレール、大きなバンパーデザインなども、アクティブな印象を与える効果的なアクセントになっています。

クライスラーと共同で開発されたモデルでもあるため、レネゲードとはプラットフォームを共有する兄弟車でもあります。

レネゲード　2019 レネゲードは、FCA(フィアットクライスラーオートモビルズ)の子会社であるクライスラーのジープブランドが販売しているコンパクトSUVです。

エクステリは、丸目ヘッドライト、7スロットグリル、台形ホイールアーチといったジープの特徴的なデザインを取り入れつつ、現代的なアレンジを加えたユニークもの。

ひと目でジープと分かるアイコニックなデザインながら、角の取れたフォルムでアーバンスタイルに仕上げてあるところがオシャレです。

最上級のトレイルホークの4WDシステムには、スロットルコントロール、トランスミッション、トランスファーケース、トラクションコントロールなど、12種類のマネージメントシステムを連動させ、路面の状況に合わせて最適な制御を行う“セレクテレイン・システム”が備わり、オフロードで高い走破性を発揮します。

bmw x1 2019 BMWのもっともコンパクトなSUVが、X1です。

エントリーモデルであるsDrive 18iには、スポーティでパワフルなダウンサイジングターボ、1.5L 直3エンジンが搭載され、7速DCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)との組み合わせでキビキビと軽快な走りを楽しめます。

他のグレードには、2.0L 直4ガソリンターボや2.0L 直4ディーゼルターボもラインアップされています。

ちなみにBMWではこのタイプを、SUVではなくSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という独自のカテゴリーに分類しています。これは、一般的なSUVよりも運動性能を重視したBMW流のこだわりの現れです。

スズキジムニー 2018 2018年に20年ぶりにフルモデルチェンジとなったスズキの本格クロスカントリー4WD、ジムニーの普通自動車版が、ジムニーシエラです。

ジムニーより広げられたトレッドとフェンダーが外観をさらに逞しくしていますが、シンプルな面構成とスクエアなフォルムは機能美と開放感を感じさせるもので、都会にも不思議とマッチするデザインです。

本格的な悪路走破にも耐えうるジムニー伝統のラダーフレーム構造にシンプルな機械式副変速機、険しい凸凹を超えるために必要なアプローチアングルなど、小さなボディにオフロード性能を高める機能が詰まっています。

ジムニーシエラはタイやフィリピンをはじめアジア諸国を中心に、イギリス、フランス、イタリアなどヨーロッパ、北米、ブラジルなど世界各地で販売される人気モデルでもあるのです。

コンパクトSUVは、街乗りにも普段の買い物にも便利ですし、大都市でもオシャレに乗れます。さらっとスタイリッシュに、SUVを乗りこなして見ませんか。