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2代目にモデルチェンジ。新型GLAクラスを解説
2020年6月、メルセデスのコンパクトSUV、GLAクラスが2代目へとフルモデルチェンジされました。新型GLAクラスは日常生活でも使いやすいコンパクトなサイズに、先代モデルから大幅に拡大した室内空間、メルセデスの最新技術による優れた走行性能と安全性能が搭載されたオールラウンドなモデルです。今回は、新型GLAクラスの特徴を解説します。
更新日2020/08/11パワフルかつスタイリッシュなデザイン
新型GLAクラスのボディサイズは、全長4,415mm×全幅1,835mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,730mmです。
近年のクルマは新型にモデルチェンジする度にボディサイズが大きくなる傾向にありますが、GLAクラスの場合は全長が先代モデルよりも15mm短くなっています。しかし、ホイールベースは30mm延長し、全幅は30mm拡大、全高も115mm高くなっており、全体のスタイルはGLCを小さくしたようなイメージになりました。
エクステリア(外装)のデザインは、短くなったオーバーハング、2本のパワードームを備えたボンネットでパワフルさを表現しながら、ゆったりとした曲線のルーフラインと面の張りが強調されたショルダー部で、エレガントでスタイリッシュなフォルムを形成しています。
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Aクラスを踏襲したアヴァンギャルドなデザイン
インテリア(内装)はAクラスの基本デザインを踏襲し、アヴァンギャルドな雰囲気に仕上がっています。ダッシュボードはインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止し、ワイドスクリーンディスプレイを上部に配置することで、先進的で開放感のあるデザインとなっています。
新型GLAクラスは、前述のとおり拡大されたホイールベースと全高の恩恵を受け、広く快適な室内空間を実現しています。運転席と助手席の着座位置は従来型より97mm高くなり、全方位の視認性が向上してさらに運転しやすくなっています。
後席のレッグスペースも従来より116mm広くなり、前後方向のゆとりが大幅に向上しています。後席シートは140mmの前後スライド機構を備えており、後ろにスライドさせて広々とした足元空間を確保することもできます。
また、リアシートのバックレストは40:20:40の分割可倒式を採用しており、様々な使い方に柔軟に対応。足をリアバンパー下部に差し入れるだけでテールゲートの開閉ができる「EASY-PACK自動開閉式テールゲート」を標準採用しており、荷室の使い勝手も良好です。
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最低地上高200mmと余裕のロードクリアランス
新型GLAクラスに搭載されるエンジンは、2.0L 直4ディーゼルターボで、最高出力は110kW(150PS)/3,400〜4,400rpm、最大トルクは320Nm(32.6kgm)/1,400〜3,200rpm。トランスミッションは8速デュアルクラッチトランスミッション「8G-DCT」、駆動方式はフルタイム4WD(四輪駆動)、WLTCモード燃費は16.5km/Lとなります。
GLAクラスの四輪駆動システム「4MATIC(4マチック)」は、ドライバーがダイナミックセレクトのスイッチを操作することで、基本の前後トルク配分を変化させることができます。たとえば一般的な走行状況では、「ECO/コンフォート」で80:20、「スポーツ」では70:30になります。オフロードモードでは、トルク配分が前後均等に50:50となり、あらゆる路面状況に合わせた適切な走りが可能。新型GLAクラスでは最低地上高を200mm確保しており、ほとんどのラフロードを心配なく走ることができます。
ハイ、メルセデスでお馴染み、MBUXも搭載
メルセデスの最新モデルに搭載されているMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)は、対話型インフォテインメントシステムです。人工知能による学習機能を搭載しており、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えているのが特徴です。
10.25インチのワイドスクリーンにおけるタッチスクリーン操作だけでなく、「Hi,Mercedes(ハイ、メルセデス)」のキーワードでシステムを起動し、多くのインフォテインメント機能を操作することができます。たとえば、クライメートコントロールで温度を下げる場合、「温度◯◯度」と発音しなくても、「暑い」と言えばシステムが理解し、空調の温度設定を調整してくれます。
ユーザーに合わせて適応する能力については、たとえば定期的に決まった電話番号へ電話するユーザーに対しては、その時刻になるとディスプレイに相手の電話番号を「おすすめ」として表示する機能があります。
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機能が高められた、レーダーセーフティパッケージを搭載
最新の予防安全技術「インテリジェントドライブ」を提供するメルセデスが新型GLAクラスに搭載したのは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きによって機能が大きく強化された「レーダーセーフティパッケージ」です。これにより周囲の道路状況をより的確に把握できるようになりました。
自動再発進機能付の「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」は、高速道路などの走行時に先行者を認識して、速度に応じて車間距離を調整し、先行車が停止した場合には自車も停止します。30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーの操作がなくても自動で再発進します。
渋滞時緊急ブレーキ機能では、突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突の危険を察知し、左右に回避スペースが無いとシステムが判断した場合即座に自動ブレーキが作動します。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的余裕がない危険な状況を検知した場合、通常よりはるかに早い段階で自動ブレーキを作動させる機能も搭載しています。
スタイリッシュでエレガントなデザインに広い室内空間、日本の道路事情にぴったりマッチした使いやすいボディサイズ、ゆとりのパワーと先進の安全装備が魅力の新型GLAクラス。都会での普段使いから大人4名でのロングドライブまで幅広く使えるモデルです。大幅に強化されたオフロード性能も注目ですから、雪国やアウトドアレジャーが好きな方にとっても気になるモデルですね。新型GLAクラスのメーカー希望小売価格は502万円(消費税込)となっています。