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【話題のヤリスクロスを徹底解剖】初採用装備満載で楽しみなクルマに仕上がっている

2020年8月31日、トヨタ自動車は新型コンパクトSUVのヤリスクロスを発売しました。発売前から大きな話題を生み、今年発表の新型車の中でも大注目の1台です。今回は、ヤリスクロスについて解説していきます。

更新日2020/09/09

エントリーモデルは200万以下、売れ筋はハイブリッドのGグレードか

トヨタ ヤリスクロス 2019ヤリスクロスには、1.5L ガソリンモデルと1.5Lガソリン+モーターのハイブリッドモデルの2種類のパワートレインが用意されており、それぞれ2WD/4WDの2種類の駆動方式を選択できます。グレードはX、G、Zの3体系となっており、ガソリンエンジン車にのみXに廉価グレードのBパッケージが用意されています。

ガソリン2WDの価格は、Bパッケージが179万8000円、Xが189万6000円、Gが202万円、Zが221万円です。ハイブリッド2WDは、Xが228万4000円、Gが239万4000円、Zが258万4000円となっており、ガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに4WD(ハイブリッドはE-four)は、23万1000円高となります。

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エクステリアは力強さと精悍さを備え、インテリアは親しみやすい雰囲気

トヨタ ヤリスクロス 2019エクステリア(外装)デザインは、Robust & Minimalistの思想のもとで、デザインキーワードを「ENERGETIC SMART」とし、アクティブで洗練されたバランスの良いプロポーションを追求しています。フロント中央からロア、フェンダーから成る立体造形と、サイドビューには一直線のキャラクターラインが入り、力強さと精悍さを併せ持つデザインです。

ボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmとなっており、ベースとなるヤリスよりは一回り大きなクルマになっています。ホイールベースは2,560mm、最低地上高は170mmを確保しており、SUVとしての走行性能もしっかりと考えられた作り込みです。

ボディカラーには、表情豊かで存在感が際立つブラスゴールドメタリックや、従来色より立体感が強調されたシルバーメタリックの新規開発色をはじめ、全8色を設定しています。アクティブさを演出するツートーンカラーも、7タイプから選択可能で自分好みのヤリスクロスを作り上げることができるでしょう。

トヨタ ヤリスクロス 2019インテリア(内装)は、シックにまとめられ、操作系が中央に集中配置されているため使いやすい印象です。シート、ステアリング、シフトレバーなどを適切に配置し、視認性に優れたTFTカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイとメーター、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の採用によって、運転に集中できるインテリアを実現しています。インパネ上部のスラッシュ成形によるソフトパッドやドアトリムのフェルト素材など、温かみと上質さを感じられる、心地よい空間が演出されています。

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4:2:4分割リアシートは超便利、コンパクトでも荷物は十分積める積載量

トヨタ ヤリスクロス 2019

ヤリスクロスの荷室の広さは、フル乗車時で荷室長820mm、荷室幅1,400mm、荷室高850mm(デッキボード上段時は732mm)となり、荷室容量は390Lとなっています。リアシートは4:2:4分割リアシートと6:4分割アジャスタブルデッキボードをトヨタのコンパクトSUVとして初採用し、4名乗車をしながら、長尺物はリアシートセンター部を通すことで積載可能になり、多彩なデッキアレンジが可能になっています。

また、キック動作で開閉するハンズフリーパワーバックドアをトヨタのコンパクトSUVとして初採用し、その動作は従来のトヨタ車に比べて約2倍のスピードで開閉します。

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充実の4WD性能で、安心感のある走行性能を実現

トヨタ ヤリスクロス 2019クルマの骨格としては、ヤリス同様にTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを追求しています。サスペンションの一新とあわせ、ヤリスシリーズとしてのこだわりである軽快なハンドリングと上質な乗り心地を両立し、ドライバーの意図通りで心地よいConfident & Naturalな、クラスを超えた走りを実現しました。

パワートレインにはガソリン・ハイブリッドで直列3気筒1.5Lエンジンを採用し、トランスミッションには、ガソリンエンジンではDirect Shift-CVT(ギヤ機構付き自動無段変速機)を採用、ハイブリッドでは電気式無段変速機を組み合わせています。

ガソリンエンジンの4WDにはマルチテレインセレクトを装着し、ハイブリッド車ではE-fourを採用しました。どちらもトヨタのコンパクトSUVとしては初採用です。

また、アクセル操作に対するトルクを制御し、雪道など滑りやすい路面でのスムーズな発進に寄与するSNOWモードおよび悪路において接地するタイヤに適切な駆動トルクを配分することで、スムーズな脱出に役立つTRAILモードをE-fourに搭載。加えて、降坂時の車速を一定の低車速に保ち、安定走行に寄与するダウンヒルアシストコントロールが、ガソリン・ハイブリッドの4WDでトヨタのコンパクトSUV初の装備として装着されています。

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トヨタ初採用も多い、充実の安全装備

トヨタ ヤリスクロス 2019最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を標準装備しています。(X “Bパッケージ”を除く)

プリクラッシュセーフティは、歩行者検知(昼夜)および自転車運転者検知(昼)を行い、衝突回避または被害軽減に寄与。右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象とし、万が一の交差点事故への対応範囲を拡大しています。

前方に対象物がある状態で、停車または徐行状態からアクセルペダルが必要以上に強く踏み込まれた場合、エンジン出力を抑制または弱いブレーキをかけることで加速を抑制し、衝突回避または被害軽減をサポートする低速時加速抑制機能も装備。

自車線内の歩行者と衝突する可能性が高く、自車線内に回避するための十分なスペースがあるとシステムが判断した場合で、ドライバーの回避操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストし、車両安定性確保と車線逸脱抑制に寄与する緊急時操舵支援機能も備えています。

また、ロングドライブを快適にする、先行車の追従走行を車速に応じて支援するレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)と、レーダークルーズ使用時に同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシスト[LTA]も装備。

アダプティブハイビームシステム[AHS]をオプション設定(トヨタコンパクトSUV初)、ロードサインアシスト[RSA]、セカンダリーコリジョンブレーキを搭載します(トヨタコンパクトSUV初)。ブラインドスポットモニター[BSM]も設定されています。

トヨタ初の装備として、横風対応制御付きのS-VSCを搭載しました。高速走行中の強い横風を検知して作動します。車線からの逸脱を抑制し、安全な走行をサポートします。また、ヤリスと同様に、ステアリングだけでなく、アクセル、ブレーキも制御する高度運転支援「トヨタチームメイト(アドバンストパーク)」もトヨタSUV初採用しています。

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ヤリスクロスについて解説してきました。新開発の機能、装備が多数用意されており、トヨタの技術を結集したコンパクトSUVであることが分かります。各ディーラーの店頭発表会は9月26日・27日を予定しているので、今年話題の一台を是非チェックしてみてください。

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