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【SUV映えを探しに行こう!】スマートな休日がよく似合うスタイリッシュさが魅力。新型ハリアーHVで、内房の海でカヤック体験。

都内からなら片道100km前後、千葉の南内房館山周辺には波の穏やかな磯や入り江が点在しており、アウトドアアクティビティを楽しんで帰ってくるには最適な場所です。そこへ話題のトヨタ ハリアー(ハイブリッドG E-Four)を連れ立って、日帰りドライブ&カヤックを楽しんできました。

更新日2020/10/14

TEXT:嶋田 智之(Shimada Tomoyuki)、 PHOTO:山田 真人(Yamada Makoto)、
MODEL:星沢 しおり(Hoshizawa Shiori)
取材協力:パドルクエスト

ご存知のとおり、SUVにはさまざまな嗜好性のさまざまなタイプが存在します。そのバラエティの豊かさは、セダンやステーションワゴンを軽々と凌ぐほど。選択肢の多さなら、いまや段トツといえるカテゴリーです。

そのなかから、自分の好みや使い方に合わせて自由にクルマ選びができるという喜ばしい状況は、これからもますます膨らんでいくに違いありません。

その豊富さの根っ子の部分にあるのは、SUVというカテゴリーの出発点である悪路での走破性にこだわっているクロスカントリー型と、SUVが持つ利便性に着目して乗用車としての快適性を高めていった都市型、というふたつの考え方。趣味性優位のクロスカントリー型に対して、日常性優位の都市型という分け方もできるわけで、当然ながら都市型が多数というのが現状です。

トヨタ ハリアーは、その都市型SUVを日本市場でリードしてきた代表格。1997年のデビューから現在まで、一貫して泥臭さのない雰囲気と高級セダン並みの快適さが支持されて、つねにヒットを収めてきたシリーズです。

同じトヨタのラインアップでいうなら、コンサバでフォーマルなセダンを選ぶよりライフスタイルの豊かさが香るハリアーに乗る方がカッコイイ、というユーザーサイドの感覚がずっと反映され続けてきた、ということですね。

この2020年の6月から発売が開始された4代目は、いま売れに売れています。発売開始からちょうど1ヶ月の段階で、月間販売目標の14.5倍の受注があったというニュースは、自動車メディア関係者を驚かせると同時にすんなり納得させるという不思議な状況を生みましたが、その勢いは衰える気配がありません。

新型ハリアーって、そこまでいいのか?今回はそうしたちょっとばかり意地悪な気持ちを秘かな下敷きにして、ハイブリッドE-FourのGグレードを日帰りドライブへと連れ出してみることにしました。

ルートは、早朝に都内を出発して房総半島のほぼ先端まで走り、海でカヤックを楽しんで帰ってくるという、都市型SUVに似つかわしいもの。千葉の富津や館山の内房では波が穏やかなところが多く、水も望外に綺麗なのです。

そしてその途中には、海を眺めながら絶品のピッツァで心とおなかを満たせるお店、というのがもちろん存在します。この企画の根底にある隠れたテーマを忘れることはありません。

いきなり結論ですが、新型ハリアー、そこまでいいクルマでした。走りはじめて10分もしないうちに“これは売れて当然でしょ!”という気持ちが湧いてきて、日が暮れて自宅に戻るまで、その印象が崩れることはありませんでした。

また、このフォルムに惹かれる人は間違いなく多いはず。スッキリとハンサムなフェイス。意外や巧みな膨らみと絞り込み、うねりの効いた立体的な造形。クーペのようななだらかな動きのあるリア周りのデザイン。全体的に洗練されている印象で、かなりのスタイリストです。

といって、スタイル優先型SUVにありがちな“荷室ってこれだけ?”な感じもほとんどありません。

もちろん実用一点張りの四角四面なモデルと較べれば多少の狭さを感じることもあるかも知れません。けれど、通常時に409L、リアシートを格納すれば1,045Lの容量がありますし、床下にスライド式のボックスが隠されていてそちらに振り分けることもできるなど、使い勝手に関してもよく考えられています。

組み立て式のフォールディングカヤックひとつぐらいなら、十分に飲み込む広さが確保されています。

室内もなかなかの広さです。フロントシートはもちろんですが、リアシートに座っても窮屈な感じはまったくありません。大人が4人で移動するとして、充分にゆったり快適に過ごすことができる居住性を持っています。

そして単に空間としてではなく、インテリアとして見ても結構なレベル。異素材を巧みに組み合わせて、視覚的にも満足感の高い上質な雰囲気を演出しています。

走りはじめて気づく乗り心地のよさは、SUVというよりも、出来映えのいいセダンにでも乗っているかのような自然な乗り味です。街中の小さな凹凸を踏み越えるときの滑らかさは相当なもの。振動がかなり抑えられています。

目地や段差を乗り越えるときの突き上げ感も、相当穏やかな部類です。妙な揺れを感じることなどなく、フラット感のある感覚。総じて乗り味は上質、といえるでしょう。

じつはプラットフォームやパワートレーンなど、構造的な部分に関しては悪路走破性の高さで定評のあるRAV4と共通です。開発責任者も同じ方。それだけに同じ素材を使いながら調理法を変えて、RAV4はRAV4らしく、ハリアーはハリアーらしく、とキッチリとした作り分けがなされています。

トヨタ RAV4 2019アクティブなRAV4に対して、ハリアーで目指したのは落ち着きのある大人のためのSUVといったところでしょうか。しっとりとしたテイストが、そのまま心地好さにつながっているのです。

遮音に関してもRAV4よりしっかり作り込みがなされていて、走行中でも室内は静かです。“売れて当然”という想いが湧いたのは、このあたりに起因するところが大きかったのでした。

ハイブリッドE-Fourのパワートレインは、2.5Lの自然吸気エンジンとモーターとの組み合わせで、システム最高出力が163kW(222PS)、トルクにいたってはエンジンで221Nm、モーターがフロントで202Nm、リアが121Nmという強力さ。これもハリアーの武器のひとつです。

アクセルペダルをチョイと踏み増しただけで、スッとスムーズに加速が立ち上がるのは、モーター駆動があるクルマならではのメリットのひとつ。力強さに関しては、数字から想像する以上のものがあるといっていいでしょう。街中でも高速道路でも、ストレス一切なしに走ってくれるのです。

海沿いの気持ちよくカーブが続く道でも変わらず、コーナーから立ち上がっていくときの加速は、なかなかの気持ちよさ。爽快ですらあります。

フットワークも、パキパキと軽快に曲がるというよりは確かな芯を感じさせながらも素直に行きたい方向に曲がってくれるという印象で、その気になれば思いのほかスポーティな身のこなしも披露してくれます。ここもわりと大人な味つけ、といっていいでしょう。

今回の目的のカヤック体験はモデルさんに任せ、ドライバー役の私は海を眺めてボーッとしながら味わうピッツァに心もおなかも大満足。素晴らしい1日でした。

日ごろは心地の良いアシとして機能してくれて、休日にはこうした理想的な時間をさらに快適なものにもしてくれる、上質なクルマ。そういうごくごく真っ当な使い方をするうえで、ハリアーは非の打ちどころのない1台です。

非の打ちどころがあるとするなら、そういう理想的な休日を謳歌することが物理的にも状況的にも精神的にもできない、僕自身の心(と懐)の貧しさのほうでしょう。これだけ満足感が高くて出来映えも良くてオプション抜きなら422万円という価格は、強烈な割安感なんですけどね…。

 

パドルクエスト
東京都墨田区業平4-6-11 TEL:03-6456-1712
営業時間:(月、木、金)15:00~20:00/(土、日、祝)12:00~20:00
休業日:火、水曜日

東京都内で唯一のカヤック・カヌー・SUPの専門ショップ。店頭での用品販売とともに、体験スクールやオリジナルツアーなども開催して、カヤックやSUPの楽しみ方を広めています。今回は特別に、館山の海でスクールを開いてもらったのですが、通常は都内の旧中川で、月、金、土、日、祝日に行っています

■Goccia(ゴッチャ)
千葉県館山市八幡822-1 TEL:0470-49-5755
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)/17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜

穏やかな波と鏡のように澄んだ美しい水面から「鏡ヶ浦」とも呼ばれる館山市の北条海岸に面した鏡ヶ浦通り沿いにあるナポリ風ピッツァのお店。ランチタイムには、約30種類という豊富なピッツァメニューのなかから、店主が厳選した本格ピッツァをリーズナブルな値段で楽しむことができます。

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