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【中古で探そう】販売終了したけどちょっと気になる国産SUV5選

国産SUVの中には、惜しまれつつも日本市場から姿を消したものの、今なお多くのファンから愛されている隠れた名車が数多くあります。今回はそんな今では発売が終了したもののやっぱり気になるモデルを5台ほど選んでお届けします。

更新日2020/10/23

4代目トヨタ ハイラックスサーフ【タフなSUVらしいスタイリングが魅力】

トヨタ ハイラックスサーフ 2008

トヨタのピックアップトラックであるハイラックスに、リムーバブルトップを架装したハイラックスサーフ。初代モデルは1983年にデビュー、現在は日本未発売の5代目モデルが「4Runner」という名前で発売されています。

日本市場で販売されていた最後のハイラックスサーフが、2002年〜2009年まで生産されていた4代目モデル。この世代からランドクルーザープラドと多くのメカを共有するようになり、スタイリングも先代よりも洗練されたものとなりました。

「VIBRANT CLARITY(わくわくさせる)」というテーマでデザインされたエクステリア(外装)はタフでSUVらしくなり、ボディサイズは全長4,770mm×全幅1,875mm×全高1,790mmと、先代よりもひとまわり以上も拡大。ゆとりのあるパッケージングへとアップデートされています。

トヨタ ハイラックスサーフ 2008

パワートレインは2.7L 直4と3.4L V6(のちに4.0Lへ拡大)のガソリンエンジンのほか、3.0Lの直4ディーゼルターボエンジンもラインナップ。トランスミッションは先代まで設定のあったMTがなくなり、4速AT(後に4.0L V6に5速ATを設定)のみとなっています。駆動方式はFRもしくはパートタイム式のマルチモード4WDが設定され、2WDと4WDをセンタークラスターにあるダイヤルスイッチで操作できるようになっています。2005年にはマイナーチェンジを行ない、全長が4.8mを突破するなどボディサイズが拡大されました。

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4代目三菱パジェロ【オン/オフロードどちらでも高い走行性能を発揮】

1990年代のRVブームの火付け役となった三菱パジェロ。パリ・ダカールラリーでの活躍も相まって、日本のみならず海外でも有名なSUVです。初代モデルは1982年に登場。以降モデルチェンジを重ね、2019年4月に発売された4代目パジェロの「ファイナルエディション」をもって日本における販売を終了。現在は海外向けモデルのみが製造されています。

そんな日本での販売最終型となった4代目パジェロは、2006年に登場。シャシーはビルトインモノコックと呼ばれるラダーフレーム一体型のモノコックで、ボディパネルにアルミ部材を用いることで軽量化にも成功しています。ボディタイプはパジェロ伝統の5名乗りショートボディと7名乗りロングボディの2タイプがあり、迫力あふれる顔つきは洗練されモダンなデザインへとフェイスリフトされました。

パワートレイン3.0Lと3.8LのV6SOHCエンジンが用意され、さらに3.2L直4ターボエンジンも追加でラインナップ。トランスミッションは4速AT、5速AT、5速MTが組み合わされています。

パジェロ 2006

駆動方式はスーパーセレクト4WD-IIを先代に続いて採用。走行中でもトランスファーレバーで4WDシステムの切り替えが行えるようになっています。さらに悪路からの脱出性能を高めるリアデフロックとともにASTC(アクティブスタビリティ&トラクションコントロール)を搭載し、オンロードからオフロードまであらゆる路面で優れた走行性能を発揮します。

2011年には一部改良によってさらに力強いエクステリアとなり、空力性能もアップ。2014年にはマイナーチェンジを行ない、フロントマスクを中心としたデザインの意匠変更が行なわれました。

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日産 初代ジューク【個性あふれるフロントマスクが魅力】

日本市場を皮切りに、ヨーロッパや北米でも販売を行ない、世界的なヒットを記録した日産ジューク。2019年にはフルモデルチェンジを行ない2代目へと進化しましたが、この2代目ジュークは海外向けモデルとなり日本市場では販売されていません。

初代ジュークは2010年6月から日本国内の発売を開始。日本国内のみならずイギリスでも生産が行なわれていました。個性あふれるフロントマスク、SUVでありながらクーペのようなスタイルという独創的なデザインは、日産デザインヨーロッパと日産グローバルデザイン本部によるもの。テールレンズはフェアレディZ(Z34)と同様の書道のトメハネからインスパイアされた形状で、リアドアをピラーと一体型させてクーペのように見せるなど、随所にこだわりを感じさせています。またインテリア(内装)もエクステリア同様に個性的で、センターコンソールのデザインはオートバイのタンクをイメージしてデザインされています。

発売当初は1.5L 直4エンジンのみでしたが、後に1.6L 直4ターボも登場。トランスミッションは副変速機付きのエクストロニックCVTと6速マニュアルモード付きエクストロニックCVTがあり、駆動方式はFFおよびALL MODE 4×4i(トルクベクトル付き)が用意されています。

ベースグレードは169万500円からのラインナップで、のちに追加された上級グレードの16 GT FOURも245万1750円という価格帯は、数ある国産SUVの中でもリーズナブルな位置づけとなり大ヒットを記録。なお高性能スポーツのNISMOのみ300万円を超えていました。

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トヨタ FJクルーザー【クラシカルかつポップなデザインが魅力】

FJ40系ランドクルーザーのようなクラシカルな顔つきがインパクトのあるトヨタ FJクルーザー。当初は北米向けモデルとして2006年にデビューし、その後逆輸入車が日本で話題となったこともあり、2010年からは日本でも正規販売を開始したというSUVモデルです。

丸型のヘッドランプと一体型になった楕円形のグリル、昔ながらのTOYOTAのロゴマークなど、レトロな雰囲気をもつフロントマスクが特長的なFJクルーザー。ルーフ部分がホワイト色になっているのも、FJ40系ランドクルーザーを連想させるディテールとなっています。切り立ったフロントウインドウや大型のサイドミラー、リアドアはピラーレスの観音開き仕様というユニークな構造をもち、インパネの各スイッチは手袋をはめたままでも操作できるよう大型化されるなど、ヘビーデューティーな作りになっています。

トヨタ FJクルーザー

シャシーはランドクルーザーと同様のラダーフレーム構造を持ち、パワートレインは4.0L V6エンジンを搭載。トランスミッションは5速AT(海外向けはMTもあり)、駆動方式はリアデフロック付きのパートタイム4WDとなっています。

本格的なクロスカントリーモデルでありながら、クラシカルかつポップなスタイリングが魅力のFJクルーザーは、ファッション性の高さで若者やクリエイターたちからも高い人気を博しましたが、2018年をもって生産を終了。現在も後継モデル発売等の正式なアナウンスはありません。

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スバル エクシーガ クロスオーバー7【かつて販売されていたスバル7人乗り】

スバル エクシーガ クロスオーバー7 2015

もともとはミニバンとして2008年にデビューしたスバル エクシーガ。スバルとしてはオペルのOEM商品であるトラヴィック(オペル名 ザフィーラ)以来の7人乗りミニバンでしたが、2015年にミニバンからクロスオーバーSUVへと大幅なモデルチェンジを行ないました。

専用サスペンションの採用によりグランドクリアランスを170mmにまで上げ、前後バンパーやホイールアーチなどにクラッディングパネルで加飾を施すなど、随所にSUVらしさを散りばめたデザインが特長のエクシーガ クロスオーバー7。都市型SUVに多人数車を組み合わせた独創的なスバルのSUVは、アーバンオフローダーとして人気を博します。

スバル エクシーガ クロスオーバー7 2015

全長4,780mmのボディサイズに3列シートを搭載し、2:3:2の7名乗車を実現。車幅は立体駐車場での使いやすさを考慮して1,800mmに抑えられています。シートはすべて分割可倒式で多彩なシートアレンジによってフレキシブルな使い方も可能となっています。

パワートレインは2.5L 水平対向4気筒エンジンで、トランスミッションはリニアトロニック(CVT)を組み合わせ、駆動方式はシンメトリカルAWDを搭載。日本国内向けモデルとして好評を博したものの、2018年をもって生産を終了。これ以降、日本ではスバルの3列シート車は発売されていません。

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日本では新車を見ることのできないこの5台のSUVは、今なお中古市場で輝きを発し続けています。今販売されているSUVに食傷気味という方は、これらのSUVを探してみてはいかがでしょうか。

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