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日本でも発売して欲しい! マツダのフラッグシップSUV CX-9とは?
マツダCX-9とはマツダが製造・販売しているクロスオーバーSUVで、2007年に北米で初代が発売され2016年には現行モデルである2代目が発売されていますが、日本では未だに発売されていません。今回はそんな日本で未発売のマツダCX-9がどんなクルマなのか歴史やエクステリア(外装)、安全装備などさまざまな観点から徹底解説していきます。
更新日2021/04/28マツダ CX-9の歴史
マツダCX-9の初代は2007年に北米で発売された3列シート7人乗りの大型SUVで、デザインはCX-8に似てはいるものの別車種です。
2008年には米国のデトロイトで開催された北米国際自動車ショーで、デザインや安全性・パフォーマンスなどのさまざまな点で評価される、北米で最も権威のある自動車に贈られる賞の1つである「ノース・アメリカン・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
また2009年に一度目のマイナーチェンジが行われ、2012年には2度目のマイナーチェンジが行われました。そして2016年には現行モデルの2代目CX-9が発売されています。
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ボディサイズは全長5m越え!
2代目CX-9はファミリー層をターゲットとした3列シートのSUVで、ボディサイズは全長5,065mm×全幅1,969mm×全高1,717mmと日本市場では非常に大きいサイズですが、北米ではミドルサイズに分類されます。
2007年代の北米ではミニバン市場が縮小傾向にあり、従来のミニバンに代わり3列シートSUVを販売するメーカーが増えている中、マツダもその波にのって初代を発売して以来、2代目CX-9も人気車種となっています。
そしてエクステリアデザインはマツダのデザインテーマである「魂動デザイン」をしっかり受け継いでおり、クルマ好きな方にも愛されるハイエンドモデルとしての堂々としたデザインになっています。
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高級感のあるプレミアムな空間
2代目CX-9のインテリアは黒を基調とした上質なデザインに、柔らかい質感のレザーや木目・アルミなどをバランスよく使用したプレミアムな室内空間になっています。
また、インパネは運転に必要なボタンやスイッチが中央に集約されており、素早く直感的に各種スイッチやボタンの操作が可能です。さらに、センターに配置されている「多機能コマンダーコントロール」を使用することで、マップや、プレイリスト、連絡先などを瞬時に使用することができ、携帯電話に「MyMazda」というアプリをインストールすることで、ワンタップでマツダコネクテッドサービスからアクセスすることが可能です。
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2.5L ガソリンターボを搭載
CX-9のパワートレインは「SKYACTIV-G 2.5T」という2.5L直噴ガソリンターボエンジンを搭載しており、最高出力は169kW(227HP)/5,000rpm、最大トルク420Nm(42.8kgm)/2,000rpm、6速ATのトランスミッション、駆動方式は2WDとAWDとなっています。
そして2代目 CX-9には「I-ACTIV AWD」が用意されており、山道や路面状態が悪い道など、道路状況に合わせて4つの車輪それぞれに送るトルクを最適に調節するのでオフロードでもより快適にドライビングすることが可能です。
先進の安全装備を搭載
2代目CX-9にはアクティブドライビングディスプレイ(ヘッドアップディスプレイ)や360°ビューモニターなどの機能が装備されており、外部の情報をより素早く適切に得ることで、未然に危険を回避・またはその被害を最小限に軽減するように設定されています。
走行中に車体の死角となる斜め後方に、他の車両が接近してきた際にアラームと警告灯で知らせてくれる「ブラインドスポットモニタリング」や駐車場を出る際などにクルマをバックさせているときに、後方や側面から接近するクルマを検知して、危険を知らせてくれる「リアクロストラフィックアラート」、ドライバーのハンドル操作やスロットルの入力などから、ドライバーの眠気や注意力の低下を感知すると、警告音やディスプレイに危険を表示してくれる「ドライバー注意アラート」などの安全装備が搭載されています。
価格は約372万〜510万円
2代目CX-9の北米での価格はエントリーモデルであるスポーツが34,160ドル(日本円換算:約372万円)、最上級グレードであるシグネチャーは46,805ドル(日本円換算:約510万円)となっています。(21年4月15日時点、1ドル108.87円で計算)
現在日本で発売されている同じ3列シートSUVのCX-8の2.5Lターボ車が424万4400円ですので、日本に導入される際には、エントリーモデルでも最低420万円~、最上級グレードだと500万円を越えるのではないでしょうか。
今回は日本で未発売のマツダCX-9を歴史やエクステリア・インテリア・パワートレイン・安全装備などの観点から徹底解説しました。
現在は日本で未発売ですが、今後発売されるとなると人気車種の1つになるかもしれないので要チェックでしょう。