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マツダ CX-5(2代目)の維持費ってどれくらい?

国産SUVの中でも高い評価を受けている、マツダ CX-5。クリーンディーゼルエンジンやスタイリッシュなデザインを始め、これまでのマツダ車のイメージを覆したCX-5は販売も絶好調です。そんなCX-5のクリーンディーゼルエンジンは本当に経済的なのでしょうか? ※この記事は2018年2月モデルについて解説します。

更新日2019/10/02

CX-5ってどんなクルマ?

マツダ CX-5 XD L Package 2018

2代目となる現行モデルは2017年2月にフルモデルチェンジされ登場。そして1年後の2018年2月には、エンジンの大幅なブラッシュアップなどの商品改良を受けています。特に、2.5Lガソリンエンジンは「気筒休止」技術をマツダ車として初採用するなど、燃費の向上をはかりました。

他にも、2.0Lガソリンエンジン、2.2Lクリーンディーゼルエンジンも細かな改良が加えられ、初代モデル同様に新しい技術を惜しみなく投入していく姿勢が見られます。

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CX-5のスペック

■ボディサイズ
全長/全幅/全高(mm):4,545/1,840/1,690
ホイールベース(mm):2,700

■2.0Lガソリンエンジン(2WD)のスペック
最高出力:115kW(156ps)/6,000rpm
最大トルク:199N・m(20.3kgf・m)/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
WLTCモード燃費:14.6km/L

■2.5Lガソリンエンジン(2WD)のスペック
最高出力:140kW(190ps)/6,000rpm
最大トルク:252N・m(25.7kgf・m)/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
WLTCモード燃費:13.8km/L

■2.5Lガソリンエンジン(4WD)のスペック
最高出力:138kW(188ps)/6,000rpm
最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
WLTCモード燃費:13km/L

■2.2Lクリーンディーゼルエンジン(2WD)のスペック
最高出力:140kW(190ps)/4,500rpm
最大トルク:450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm
使用燃料:軽油
WLTCモード燃費:17.4km/L

■2.2Lクリーンディーゼル(4WD)のスペック
最高出力:140kW(190ps)/4,500rpm
最大トルク:450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm
使用燃料:軽油
WLTCモード燃費:16.6km/L

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CX-5の乗り出し価格

今回は、2.5Lガソリン車の最上級グレード XD L Package(2WD)と、クリーンディーゼル車の最上級グレード XD L Packageで乗り出し価格、維持費を算出します。乗り出し価格は以下のようになっています。

2.5S L Package(2WD)

・車両価格:2,986,200円(税込、オプションなし)
・重量税:30,000円
・自動車税(6カ月分):33,700円
・自動車取得税:74,600円
・自賠責保険料(37か月):36,780円
・リサイクル料金:12,860
・登録諸費用(参考価格・消費税込):69,100円

乗り出し概算額:3,243,240円

 

XD L Package(2WD)

・車両価格:3,299,400円(税込、オプションなし)
・重量税:免税
・自動車税(6カ月分):33,700円
・自動車取得税:免税
・自賠責保険料(37か月):36,780円
・リサイクル料金:12,860円
・登録諸費用(参考価格・消費税込):69,100円

乗り出し概算額:3,451,840円

 

CX-5 XD L Packageの乗り出し価格は約345万円という総額になります。2.5Lガソリン(2WD)である、2.5S L Packageの車両価格は2,986,200円。車両価格を比較すると XD L Packageのほうが約31万円車両価格が高くなっています。

しかし、乗り出し価格を比較すると価格差は約22万円にまで縮小します。クリーンディーゼル車がエコカー減税による優遇処置により、重量税と取得税が免税になるからです。

さらに、クリーンディーゼル車はクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金)対象ですが、CX-5に限ってはまだ決定されていないものの、もし今後対象車種になって申請できるようになれば、さらにガソリン車との価格差が縮小されるはずです。このようにクリーンディーゼル車は、燃費の良さ以外に減税されるという面でも魅力的であることがわかります。

では、このCX-5を1年1万キロ乗るとどれほど維持費がかかるのでしょうか。

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CX-5の燃料代

CX-5はJC08モードより実燃費に近いWLTCモード燃費を採用しているので、これをもとに計算します。

2.5S L Package(2WD)の燃費は13.8km/L。無鉛レギュラーガソリンの平均的な価格(2018年6月17日現在)を145.2円として計算すると

10,000km÷13.8km/L=約724L
145.2円×724=約105,124円

 

XD L Package(2WD)の燃費は17.4km/L。軽油の平均的な価格(2018年6月17日現在)を123.2円として計算すると

10,000km÷17.4km/L=約574L
123.2円×574L=約70,717円となります。

一年で約3万円ほどの差が出ます。

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CX-5の任意保険料

XD L Package に車両保険も付けるとすれば、保険料は年間で約10万円~18万円となります。また、25S L Packageなら約9万円~約16万円となります。もちろん車両保険を外したり、エコノミー車両保険に変えたり、あるいは各種限定などを変更すれば、保険料を節約することは可能ですが、このくらいは計算に入れておくべきでしょう。

上記を年間の維持費とすると、

25S L Packageでは
燃料代:約10万円
任意保険代…約9万円~約16万円
年間維持費概算計…約19~約26万円

XD L Packageなら
燃料代:約7万円
任意保険代…約10万円~約18万円
年間維持費概算計…約17~25万円

となります。

このように、年間の維持費ということになると、ガソリン車もクリーンディーゼル車もほぼ同じという事になるのですが、走行距離が年間10,000㎞を超えれば超えるほどその維持費はクリーンディーゼル車の方が安くなります。

また、走行距離が少なければ逆にクリーンディーゼル車の利点が少なくなる傾向にあるので、どちらにするかはご自身の車の使い方で決めることが重要になります。年間走行距離10,000㎞というのが、ひとつの基準となるでしょう。

 

SUVを始めて購入する方にとってCX-5は、運転する楽しみも増えてこれまで以上にレジャーやロングドライブにでかけたくなると思います。しかし、いままで乗っていたタイプより大きく重い車体と、パワーのあるエンジンのCX-5の維持費が大いに気になるはず。

しかし、CX-5には価格の安い2.0Lガソリン車から、新型エンジンで燃費の向上した2.5Lガソリン車、そして走れば走るほどガソリン車より維持費が安くなるクリーンディーゼル車など、様々なタイプが揃っています。

したがって、自分のライフスタイルにあった仕様を選ぶことで、割高に思えるSUVでも納得のいく車選びが可能になるはずです。

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