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3世代以上続いている伝統のSUV6選

クロスオーバーSUV人気によって、生まれた車種がある一方で、歴史をさかのぼると、以前から販売されている同様なSUVがあります。それらは、長年、同じ名前で販売を続けることで、現在では一定の地位を築き上げています。ここでは、そんな長年販売されている車名のなかから、3世代以上続いているモデルを6台取り上げます。

更新日2019/03/20

日本のSUVの祖「ランドクルーザー」

トヨタ ランドクルーザー ZX 2017

ランドクルーザーは、トヨタが製造している車のなかで、もっとも古い歴史を持つクルマです。

祖先は1951年に発売されたジープBJで、1954年にランドクルーザーに改名。その後は、1955年に20系、1960年に40系、1967年には50系がデビューし、40系のヘビーデューティ路線と、50系のステーションワゴン路線に枝分かれして進化を続けます。

ステーションワゴンの50系は、1980年に60系と進化した後、1989年に80系、1998年に100系と続き、2007年から200系が販売されます。

一方、ベビーデューティタイプは、1984年に70系が販売されるまで、24年間も40系の販売が続きました。

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半世紀を超えて愛される「ジムニー」

スズキ ジムニー 2018

ラダーフレームを基本骨格とするジムニーは、1970年以来発売されつづけている、スズキのオフロード4WD車です。

最初のモデルチェンジは1981年のことで、その2代目が3代目に進化したのは1998年、そして現行型となるJB64型がデビューしたのは昨年の2018年と、どの世代も長く販売されてきたことが特徴です。

もちろん、その間にマイナーチェンジは、たびたび行なわれており、年式で仕様の違いがあるので中古車を購入するときには、注意が必要です。

スクエアで広く、汚れにくいジムニー/ジムニーシエラの荷室

 

走破性の高さが人気の「CR-V」

ホンダ CR-V 2018

CR-Vのネーミングは、英語のComfortable(快適)、Runabout(自由に走り回る)、Vehicle(乗り物)という3つの言葉の頭文字によるものです。

乗用車感覚のアクティブなクリエイティブ・ムーバー=生活創造車として1995年に発売された初代から、シティユースを主眼にした走りとスタイリングのクロスオーバーSUVで、2001年、2006年、2011年、2016年にフルモデルチェンジを行なっています。

現行型の5代目は、新世代プラットフォームに、スポーツハイブリッドi-MMDを搭載したハイブリッドモデルもラインナップ。内外装の質感とともに、走りの質も高めたモデルとなっています。

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進化を続ける「フォレスター」

トヨタ RAV4、ホンダ CR-Vなど、乗用車のプラットフォームを用いたクロスオーバーSUVの国内における先駆けの1台であるフォレスター。インプレッサの基本骨格に、悪路走破性を高める車高が与えられたクルマです。

森に生きる人を意味するフォレスターという名前のとおり、オフロードでもダイナミックな走りを見せます。

これまでのモデルチェンジは、2002年、2007年、2012年、2018年の4度。現在は、5代目が販売されています。

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日産のSUV時代を支えた「エクストレイル」

エクストレイル

日産が2000年に発表したミドルサイズのSUVが、エクストレイルです。

「手ごろな価格の使える4駆」というコンセプトで企画され、現在では世界中で愛されるクルマとなりました。

2007年、2012年、2015年にフルモデルチェンジを受けており、その時々の日産の最新技術が搭載されています。2017年のマイナーチェンジでは、高速道路での運転支援技術「プロパイロット」が搭載され、高速走行や渋滞時のストレスを減らし、長距離移動での疲れを軽減できるようになりました。

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三菱の名を一躍有名にした「パジェロ」

1982年に初代が発売されて以来、国内だけでなく世界市場で人気を博したパジェロは、1985年にパリ・ダカールラリーで総合優勝をはたし、確たる地位を築きます。

1991年になると2代目に進化。1997年には、篠塚健次郎が日本人ドライバーとして初めてとなるパリ・ダカールラリー優勝をはたしました。

その後、1999年に3代目、2006年には4代目に進化しますが、その後の三菱自動車の業績不振により、進化は止まったまま。日産と合併した後、新たなパジェロが見られるのか、世界中の人が待っているはずです。

ランドクルーザーやジムニーのように、半世紀を超えて愛され続けているモデルや、クロスオーバーSUVの先駆けとなったCR-Vやフォレスターなど、こうしてみると日本メーカーは意外にもSUVのトレンドセッター的役割りをこなしてきたことがわかりました。今後は、どんな新しいコンセプトのSUVが誕生するのでしょうか?楽しみですね。