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2019年冬から2020年にかけて発売予定?注目のSUVモデル5選
2019年秋から2020年にかけて、巷をにぎわすSUVモデルが次々と登場する予定。そこで今回はいま最も注目を集める話題の5台にフォーカスしてお届けします。
更新日2019/11/26スズキ ハスラーコンセプト
2019年の東京モーターショーで展示され、次なるハスラーの新型モデルと目されるハスラーコンセプト。スズキ ハスラーといえば軽トールワゴンにSUVの要素を採り入れた新感覚の軽自動車として2014年に登場し、発売直後から現在まで非常に高い人気を誇る1台です。
ハスラーコンセプトは参考出展として東京モーターショー2019(TMS2019)に登場し、その後スズキ自動車の公式サイトでは新型ハスラーの特設サイトがアップされるなど、正式発表は秒読み段階です。
そんなTMS2019で展示されたハスラーコンセプトのスペックは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mm、ホイールベース2,460mmと、スタイリングは現行型ハスラーとほぼ変わりはないものの、リヤクオーターウインドウの追加やルーフの延長など一部がアップデイトされています。またホイールベースも2,425mmから2,460mmと延長されており、これによって室内空間が広くなり特にリヤシートの足もとが拡大されています。
パワートレインは658cc 直3ターボエンジンのマイルドハイブリッドで駆動方式は4WDを採用。樹脂パーツのフェンダーアーチやルーフキャリア、フロントバンパーガードなどによってSUVらしい雰囲気を持ち、ギヤ感を強めているのが特徴です。
さらにギヤ感が増した!スズキ ハスラーコンセプトが東京モーターショー2019に登場
フォルクスワーゲン T-クロス
フォルクスワーゲンの最も新しいSUVとして2019年末に日本での販売が予定されているT-Cross。ボディサイズは全長4,115mm×全幅1,760mm×全高1,580mmでポロとゴルフのちょうど中間に位置するような大きさになっています。
その一方でラゲッジ容量は455Lとなり、ポロの351Lやゴルフの380Lを超える荷室空間を確保。コンパクトなボディと広い視界で運転しやすく、荷室が広いため遠くに出かけるのも便利なコンパクトSUVとなっています。
プラットフォームはポロと同じMQB0を採用し、パワートレインもポロと同じ1.0L 直3ターボエンジンを搭載。日本における発売当初のラインナップはTSI 1stとデザインに特化したTSI 1stプラスが用意されています。
ボディカラーのバリエーションは8種類で、グレードとの組み合わせによって全部で21ものバリエーションをラインナップ。
車両インフォメーションをリアルに受け取れる最新ナビゲーションのディスカバープロやスマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレスチャージャ、駐車時に助けてくれるパークアシストといった次世代機能をもれなく搭載し、ナビは手をかざすことでも操作ができるなど、新しい時代のSUVにふさわしい仕上がりとなっています。
新しい風を巻き起こす新型フォルクスワーゲン ティグアンの特徴と価格は?
日産 キックス
初代は三菱パジェロミニのOEMとして、軽自動車規格で販売された日産キックス。2016年に登場した2代目キックスは、日産ジュークとエクストレイルの中間に位置するコンパクトSUVとして海外で発売が開始されました。
ブラジルで生産および販売が行なわれ、2016年のリオオリンピックではオフィシャルカーとしても採用。南米市場を中心にアジアでも製造販売が行なわれ、2018年からは北米市場でも販売が開始されています。一方で同じ日産のコンパクトSUVであるジュークは2019年に新型モデルを欧州向けモデルとして発表していますが、同モデルの日本での販売は現在ではアナウンスされておらず、その代わりとしてキックスが日本国内で発売されることが噂されています。
キックスのボディサイズは、全長4,295mm×全幅1,760mm×全高1,585mm、ホイールベース2,610mmで、ジューク同様のコンパクトな大きさが特長。ただしスタリングが大きく異なり、ジュークの特長的なフロントマスクに対してキックスは日産のSUVらしい雰囲気を醸し出しています。
内装もジュークほどスタイリッシュには仕上がっておらず、コンサバティブな雰囲気に。このためジュークよりも攻めた印象がなく、大人が乗っても似合うSUVとして仕上がっています。
北米仕様版のキックスは1.6L 直4エンジンを搭載しているので、1.0L 直3エンジンを採用する新型ジュークよりもパワフルな走りが期待できます。
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー
ダイハツが開発および生産を担当し、トヨタにOEMとして供給するライズ&ロッキー。全長4メートル以下、5ナンバーサイズでありながら車格を感じさせないデザインと、クラストップレベルの広々としたカーゴスペース、多彩なユーティリティと収納スペースで発売直後から大人気となっているコンパクトSUVです。
開発コンセプトはアクティブ・ユースフル・コンパクトで、週末のレジャーから普段使いまでストレスフリーで使えるSUVを目指し開発が行なわれました。ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベース2,525mmでパワートレインは全グレードとも1.0L 直3ターボエンジン、トランスミッションはトヨタでは初となるスプリットギヤによるD-CVTを採用。駆動方式はFFとフルタイム4WDがそれぞれ用意されています。
コンパクトながらもラゲッジスペースは荷室高865mmを確保し、デッキボード下段時ではクラストップレベルとなる369Lの容量を誇っています。
販売価格もボトムグレードで100万円台中盤から設定されており、サイズ・価格・使いやすさのいずれの点でも秀逸なバランスの良いSUVとなっています。(上記写真:ダイハツ ロッキー)
スバル レヴォーグ
スバル レガシィの日本市場向けモデルとして2013年にデビューしたレヴォーグ。スバルのアイコンでもあるヘキサゴングリルを備え、5代目レガシィよりも全長を低くするなど、スポーティさを感じさせる1台として、レガシィと同様の人気を誇っています。
発売後、幾度の仕様変更やビッグマイナーチェンジを続けながら現在まで生産が続けられていますが、2019年の東京モーターショーでは2代目のプロトタイプをワールドプレミアし、2020年後半の発売が正式にアナウンスされています。
東京モーターショウに出展されたプロトタイプは、現行型同様のヘキサゴングリルを残しながらもエッジを立たせたシャープなデザインが印象的で、デザインのテーマである「BOLDER」らしく、大きくせり出したフロントグリルやヘッドライトの造形など随所に大胆さが散りばめられています。
また現行型がステーションワゴンとしてのイメージを強調しているのに対し、プロトタイプではSUVらしさも強調。力強さと洗練されたデザインを融合させています。
ボディサイズは公表されていませんが、現行型の全長4,690mm×全幅1,780mm×全高1,490mm、ホイールベース2,650mmから少し拡大する程度だと思われます。
スバルの新世代プラットフォーム、スバルグローバルプラットフォームをインプレッサに続いて採用しており、これにより操舵応答性と操舵安定性が向上するとともに衝突安全性の向上、ボディ剛性の向上、静粛性の向上などが図られています。
【SUVだからこその絶景】マリンアクティビティには、ちょっと背の高いアウトバックがよく似合う
欧州の自動車メーカーからも続々とコンパクトサイズのSUVがデビューする中で、日本車勢からも話題性の高いモデルが次々とデビューする予定の2019〜2020年。
洗練されたスタイリングをもちつつも、日本の道路事情を知り尽くした国産SUVならではの運転のしやすさと快適さで、いずれのモデルも欧州SUVに引けをとらない完成度を誇っています。