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【300万円を切るプライス、プジョーSUV初のEVも用意】新型2008を紹介
2020年1月、プジョーのコンパクトSUV「2008」の新型が発売されました。アグレッシブなデザインと先進的なコックピット、そしてプジョーのSUVでは初となるEVも用意されたことがトピックとなりました。 日本に導入されるグレードは、ベーシックな「Allure(アリュール)」と上級グレードの「GT Line (GTライン)」の2タイプ。ガソリンモデルとEVにそれぞれ設定されています。 今回は新しい2008の魅力について、EVモデルを中心に紹介します。
更新日2020/11/11日本の道路事情に合ったボディサイズ
新型2008のボディサイズは、全長4,305mm×全幅1,770mm×全高1,550mm、ホイールベースは2,610mmです。先代モデルより全長で146mm、全幅で31mm大きくなりましたが、全高は6mm低くなっています。トヨタ C-HRより、やや小さいサイズと表現するとイメージしやすいでしょう。輸入車では珍しく全高が1,550mm以下となりますので、ほとんどの機械式立体駐車場に対応しているのは嬉しいところ。日本の道路事情で使いやすく、人気のあるサイズだと言えます。
最低地上高は205mmと、全高が抑えられている割には十分な高さを確保しています。駆動方式がFF(前輪駆動)ではあるものの、ある程度のラフロードなら下回りを心配せずに走行できる高さです。
車両重量は、ガソリンモデルが1,270kg、EVが1,580kg(GTラインは1,600kg)となります。やはりバッテリーを搭載するEVの方が重量は増えてしまいます。タイヤサイズは、ガソリンモデルとEVのアリュールが215/60 R17、EVのGTラインのみ215/55 R18を装着しています。
ライオンをモチーフにしたデザイン
プジョーと言えばエンブレムにも代表されるように「ライオン」をイメージしますが、近年はクルマのデザインそのものにもライオンをモチーフにした要素を織り込んでいます。
エクステリア(外装)は、ソリッドなプレスラインを入れて先進性を表現しながらも、塊感のある躍動的なスタイリングとなっています。フロントとサイドのボトム部分を絞り込むような造形にすることで、十分な最低地上高を確保しながらも低く構えるようなフォルムに見せています。
フロントのヘッドライトとリアのコンビネーションランプも、ライオンをモチーフとしています。牙のようなLEDデイライトと大型のフロントグリルに加え、GTラインには3本のかぎ爪のようなデザインのLEDが配置されています。リアエンドを見ると、引き締まったブラックバンドの中に3本のかぎ爪が浮かび上がるコンビネーションランプが配置されています。
インテリア(内装)も先進性を感じさせる大胆なデザインです。ダッシュボードは立体的な造形にカーボン調のトリムが収められ、ブラックピアノやクローム加飾と合わせて、スポーティで未来的な空間を作り出しています。上下がカットされたような独特の形状の小径ステアリングと、ダッシュボード上部に設置された「3D デジタルヘッドアップインストルメントパネル」も斬新です。
EV航続距離は385km
日本に導入される2008には1.2L ガソリンターボエンジン(96kW/130PS)とEVの2種類が設定されています。
EVモーターの最高出力は100kW(136PS)/5,500rpm、最大トルクは260Nm(26.5kgm)/300〜3,674rpm、一充電あたりの走行可能距離は385km(JC08モード)となっています。
バッテリーの容量は50kWhで、車両に付属したコンセントタイプの充電ケーブルを使用すると、満充電まで約18時間、ウォールボックスタイプの6kW充電器を使用すると約9時間の充電時間となっています。また急速充電器(CHAdeMO規格)にも対応しており、こちらは約50分で約80%の充電が可能です。
サスペンション形状はフロントがマクファーソンストラット式、リアがトーションビーム式で、駆動方式は全車FFとなります。
ガソリンのGTラインには、雪、砂、ぬかるみといった特殊な路面状況において、トラクションコントロールとブレーキを統合的に制御する「アドバンスドグリップコントロール」が搭載されており、悪路での走破性を高めています。
プジョーのエントリーSUV 2008の内外装のデザインの特徴は?
プジョーの先進安全装備を搭載
新型2008には、プジョーの先進安全運転支援システムが搭載されています。ボディ各所にはCCDカメラ、レーダー、超音波ソナーが設置され、車両周囲の状況を認識します。
衝突被害軽減ブレーキの作動範囲は約5-140km/h。時速80km/h以下では停止車両を、60km/h以下では歩行者も検知して、危険を回避する操作をアシストします。
アクティブクルーズコントロールは0-180km/hの速度域で作動。前方車両が停止した場合にも対応します。またレーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニター、トラフィックサインインフォメーション、ワイドバックアイカメラ、インテリジェントハイビーム、エレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンスも搭載されています。
価格
各タイプの価格は以下のとおりです。
・1.2L ガソリンターボモデル
Allure:299万円
GT Line:338万円
・EVモデル
Allure:429万円
GT Line:468万円
ボディカラーは全6色が用意されていますが、「オニキス・ブラック」以外は有料オプションの特別塗装色となります。
日本でも扱いやすいパッケージングに先進的で洗練されたデザイン、充実した装備内容と、非常に魅力的な一台が上陸しました。この内容で300万円を切る価格から買えるというのも嬉しいポイントです。個性的なフレンチコンパクトの攻勢により、さらにSUVが盛り上がりそうですね!