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自動運転のレベル分けってどんな内容？売られてるSUVはどのレベル？
自動運転技術のは日に日に進歩しています。今後もさらなる進歩が予測される自動運転、そこで今回は自動運転のレベル分けについてスポットを当てます。今はどんなSUVにどんな技術が採用され、今後はどんな展開になっていくのか紹介します。
更新日2019/08/16レベル0
レベル0は運転自動化が何もなされていないクラスです。自動化された運転が何もないので、運転手自らが全ての運転操作を担当する状態のことを言います。
レベル1
レベル1は、前後・左右の動きのどちらかに関係する運転操作をシステムによって制御している自動運転レベルです。「運転支援」とも言われています。
レベル1に該当する自動運転技術には、自動ブレーキ、前走車を追従走行するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、車線維持システムのLKAS(レーンキープアシスト)が挙げられます。つまり、これらのうちどれか1つのみ採用されている車種はレベル1に該当するということです。
レベル1に該当する車種を1車種挙げると、例えばマツダ CX-3(自動ブレーキ)がこれに該当します。
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レベル2
レベル2は部分運転自動化を行う自動運転レベルです。レベル2では前後・左右の動きの両方を動きに関連する運転操作の一部をシステムで制御することを目的としています。レベル1においてなされていた技術よりもさらに高度なシステム化を行っているということです。
レベル2に該当するである自動走行技術の例として、LKASとACCを組み合わせたもの、そして自動追い越し・自動合流/分流といった高速道路を走行する上で必ず必要となるステアリング操作が挙げられています。
レベル2に該当する車種を1台例をあげるとすると、スバル フォレスターのアイサイト・ツーリングアシスト機能がこれに該当し、テスラのオートパイロットはこれに該当します。
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レベル3
レベル3は条件付き運転自動化を行う自動運転レベルです。レベル2よりもさらに高度化が進められ、レベル3では決められた条件下であれば運転タスク全てをシステムが担うというものです。
ただし完全な自動化ではなく、システムが場合によってドライバーに操作を要請した場合、ドライバーが自らハンドルを握って操作する必要があります。
アウディ A8がレベル3の自動運転機能を実現しているとして以前注目を集めてしました。しかし日本国内で販売されている車種にはその機能は装備されていません。
フィンランドのヘルシンキでは小型バスによる公道自動運転が2016年から行われていて、緊急時の対応を行う係員が乗車しています。
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レベル4
レベル4は高度運転自動化に該当する自動運転レベルです。レベル3と同様、決められた条件下であれば運転タスク全てをシステムが担うというものです。さらに、レベル3では必要であったシステムからの要請時における運転手の反応が必要ではなくなります。ほぼ完全的な自動運転です。緊急時の対応も自動運転システムに操作を委ねる形になります。
レベル4の自動運転が可能となると、無人自動走行移動サービスの可能性も広がるようになります。実際、2020年までには限定地域における無人自動走行移動サービス(遠隔型、専用空間)の提供を行うことも構想に入っているようです。
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レベル5
レベル5は完全自動運転化に該当する自動運転レベルです。自動運転のレベル分けで最高度のレベルに該当します。
レベル5においては完全運転自動化が基準とされていて、あらゆる条件下においても自動運転を可能とし、レベル3において求められていたシステムからの要請に応じる必要もありません。
レベル5に該当する取り組みとしては、イギリスのヒースロー空港のターミナルと駐車場間の専用空間でポッド型の車両を用いた無人自動運転が挙げられます。
今回は自動運転のレベル分けについて紹介しつつ、その自動運転レベルに該当するSUVがある場合にはその紹介も行いました。レベル1−2レベルの市販車はすでに見かけるようになりましたが、3より上の自動運転に関しては導入に向けた取り組みを各国・各地域が行なっている最中です。今後自動運転がどのように普及していくのか、注目していきましょう。