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こんなのアリ?BMW X7のピックアップトラック

2019年7月5日から7日かけて、ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘンで開催された「BMWモトラッドデイズ」は、BMWのオートバイユーザーのための世界最大のイベントですが、その会場で1台の奇妙なコンセプトモデルがお披露目されました。X7 Pick-upと名付けられたそれは、X7をベースにした豪華なピックアップトラックです。この車両でBMWは、北米や豪州で人気のピックアップ市場に打って出るのでしょうか?ライバルとなる国内外のピックアップトラックとともに紹介します。

更新日2019/12/27

X7ピックアップとは?

BMW X7ピックアップ
BMWのX7ピックアップは、BMWグループの職業訓練生が、このイベントに合わせて製作したワンオフのコンセプトモデルです。

Xシリーズ最高峰のラグジュアリーモデル X7の後部を大胆にもピックアップに改造。荷台の床には高級なチーク材、パネルにはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用されており、ルーフトップからハンドグリップ、リアハッチにいたるまで、X7の上質な雰囲気を損なわないデザインと質感に仕上がっています。

また吟味された素材を使用することにより、市販モデルより10cm長いボディを持つにもかかわらず、200kgの軽量化を実現しました。

荷台の長さは、ハッチを閉じた状態で140cm、開いた状態で200cmあり、BMWモトラッドのミドルクラスオフロードであるF 850 GSが積載できます。

パワートレーンには、X7 xDrive 40i(日本未導入)に搭載される3.0L 直列6気筒ガソリンターボと4WDシステムを採用。また、高さ調節が可能なエアサスペンションにより、荷物の積載時の利便性など、実用面での配慮にも妥協がありません。

12人の職業訓練生がわずか10ヶ月で完成させたという、2列5人乗りの魅力的なフルサイズピックアップですが、あくまでもコンセプトモデルということで、残念ながら市販の予定はないそうです。

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5人乗りピックアップの魅力

BMW X7ピックアップ日本ではピックアップトラックの人気はいまひとつですが、世界的には人気の高いカテゴリーとなっています。日本とは道路事情や生活環境の異なる国では、汚れた荷物や大きな荷物がガンガン積めて、山道や砂漠でも走れ、5人乗っても快適というのは、クルマ選びの大切な要素となるのです。

もちろん日本の使用環境には、まったく不向きなのかと言うとそうでもなく、雪国やキャンピング、アウトドアや悪路走破、また災害時など、駐車場さえ確保できれば幅広い活躍が期待できます。では、世界的に人気な5人乗りピックアップのいくつかを紹介しましょう。

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世界で愛される5人乗りピックアップ

・その1 トヨタ ハイラックス

ハイラックス Z“ブラックラリーエディション” 20182019年現在、国内の正規ディーラーで買える唯一のピックアップトラックがトヨタ ハイラックスです。ハイラックスは1968年から生産されていますが、日本での販売は2004年で一旦中止され、2017年にタイからの逆輸入というカタチで復活したという経緯があります。

5mを超すロングボディにラダーフレーム、2.4L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンにパートタイム4WDと、まさにピックアップトラックの王道的なスペックを持ちながら、乗用車感覚でデザイン性の高いインパネや上質なシート、先進的な装備など、実用性と快適性の高い居住空間が魅力の1台です。

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・その2 ジープ グラディエーター

ジープ グラディエーターグラディエーターは、クライスラーのジープブランドで2018年から販売されているピックアップトラックです。同社のラングラーと同じプラットフォームを使いながら、全長は5,537mmと非常に長く、大きな荷物も余裕で積める積載能力が特徴です。

搭載されるエンジンは3.6L V6ガソリンで、最高出力は210kW(285PS)、最大トルクは352.5Nm(35.95kgm)、駆動方式はパートタイム4WDとかなり本格的なオフローダーのスペックとなりますが、オプションでLEDヘッドライトやアダプティブクルーズコントロール、レザーシートなど豪華で先進的な装備も選ぶことができ、快適性でも最新のSUVやミニバンと比べて遜色ありません。

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・その3 フォルクスワーゲン アマロック

VW アマロックアマロックは2010年から販売されているフォルクスワーゲン(以下 VW)のミドルクラスピックアップです。ミドルクラスといっても、全長は5,250mmと5mを超え、全幅も1,900mmと、日本ではかなり大きなサイズのモデルとなります。

エクステリア(外装)は直線基調のグリルにシンプルなデザインのヘッドライトで、一目でVWとわかるフロントマスクではありますが、ピックアップ特有の張り出したフェンダーや、荷台の機能的なフォルムが野性味を演出しており、個性的な印象を強めています。

搭載されるエンジンは、3.0L V型6気筒ディーゼルで、8速ATにフルタイム4WDの組み合わせとなります。室内はシンプルデザインながら、上質で実用的。グレードによってはレザーシートや本皮巻ステアリング、メッキ加飾などが採用され、高級感が感じられるインテリア(内装)となっています。

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ピックアップトラックの人気は世界的に高く、さまざまな自動車メーカーから魅力的なモデルがリリースされています。趣味性の高いカテゴリーではありますが、最近のモデルは快適で運転もしやすく、実用面でも非常に使い勝手が良いです。アウトドアでの趣味が多い方には、ぜひオススメしたいですね。

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