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【SUVだからこその絶景】ジープ グランドチェロキーは、ライフスタイルを豊かにするクルマ

更新日2020/06/19

TEXT:嶋田智之(Shimada Tomoyuki)、 PHOTO:柳田由人(Yanagida Yoshito)、MODEL:米田“Daniel”大輔

アクティブなライフスタイルを豊かにするクルマ

世界中で当たり前のように使われる“SUV”という言葉は、元々はアメリカ生まれ。その時期に関しては、いまひとつハッキリしませんが、いずれにせよ、当初はピックアップトラックの荷台にFRP製のボックスを載せてステーションワゴンのような使い方ができるようにしたクルマ、ピックアップトラックをベースにしてステーションワゴンのような車体に仕立てたクルマが、そう呼ばれていたのでした。

オフロード性能の高さだとか居住性の良さとか、そうしたハードウェアが持つ要素はあまり関係なく、Sport Utility Vehicleの名称どおり、Sport(=遊び)のためにUtility(=実用的)なVehicle(=乗り物)であるという、乗り手のアクティヴなライフスタイルを豊かにするためのクルマであることが、なによりも重視されていたのです。

 

威風堂々のスタイリング…グランドチェロキー

このカテゴリーの始祖といわれる1台が、1963年デビューのジープ ワゴニアであり、その直系の子孫にあたるのが、ここに紹介する4代目グランド チェロキーです。抜群に正しい由緒を持った、つまりはポッと出のクルマでは持ち得ない濃厚な発展の歴史を内包した、ジープブランドのフラッグシップです。

まずはシンプルでありながらどこか誇り高さを感じさせる、威風堂々のスタイリングに惹かれますね。チャラチャラした装飾のようなものは何もなく、骨太そうな骨格とアイデンティティであるジープとしてのラジエターグリルだけで世界観を構築しているようなスタイリング。派手ではないのに大きな存在感を放っています。

 

ロングを走ってみたい気にさせられる

車体のサイズは全長4,835mm、全幅1,935mm、全高1,770mm。小さな路地が入り組んだようなところでは少し神経を使う大きさではありますが、ボディの四隅がつかみやすいのは、さすがにこのサイズのクルマを作り慣れているブランドの一日の長、街中での取り回しにそれほど難儀させられるようなことはありません。

インテリアに目を移してみると、意外やしっとりと落ち着いた雰囲気に驚く方も少なくないでしょう。アメ車=無駄に派手、という昔ながらのイメージは良くも悪くも健在。

けれどグランド チェロキーのインテリアは、内装色によっては華やかな印象のものもありますが、基本的には質実剛健にして機能的。シンプルなものが持つ居心地のよさと、必要なものはさり気なくすべて備わっている、ひけらかさない上質さが同居しています。たっぷりしたサイズのシートも座り心地がよく、ロングを走ってみたい気にさせられます。

 

ドライバーの気持ちに応えてくれる

パワーユニットはV型6気筒3,604ccで、最高出力286ps/6,350rpmと最大トルク347Nm/4,300rpm。トランスミッションは8速AT。この組み合わせ、数値から想像する以上にスポーティで、アクセルを深く踏み込んで行くと端切れのいいサウンドを奏でながら素早くスピードを上げていこうとします。

車重が2トンを越えてますから、物凄く速いというわけではないのですが、そのときのサウンドはスポーツカーを思わせるような歯切れの良さですし、加速していくときの極めて滑らかなフィーリングは、ただそれだけで充分に気持ちいいといえるもの。元気のいい使い方をしても、満足感は高いのです。

けれど、その滑らかなフィールの恩恵を満喫できるのは、むしろもっとも日常的な使い方といえる街中クルージング。加減速を強いられることが多いぶんだけその気持ちよさを味わえますし、なによりアクセルの踏み加減に忠実に、ドライバーの気持ちに遅れることなく反応して、必要なだけの力強さを穏やかに発揮してくれますから、ストレスがないのです。それにはトランスミッションのギア選びの賢さと変速のスムーズさも大きく貢献してくれています。

街中においても、高速道路においても、ワインディングロードのような場所においても、走りの質感の高さを感じながらドライブすることができます。

乗り心地もかなり良好です。4輪独立懸架のサスペンションはたっぷりしたストロークを感じさせながらしなやかに良く動き、舗装の凹凸をすんなりとやりすごします。アメリカ生まれであることから締まりのない乗り心地を想像する方が多いかも知れませんが、それはもう昔の話。たっぷりとした豊かさこそ感じさせはするものの、巧みに引き締めの効いているその感覚は、欧州勢にも日本勢にもまったく引けを取っていません。むしろ高速クルーズのときの優雅な乗り味など、一歩進んでいる感すらあるほどです。

また上級グレードにはエアサスペンションを標準で装備しており、今回のアルティテュードという限定車にも備わっていましたが、本来は105mmの範囲で車高を調整するためのシステムであるこれも、良好な乗り味にいい影響を与えているのかも知れません。

 

あっさりと砂地を脱出できてしまう走破性

砂地にも踏み込んでみました。グランド チェロキーはラグジュアリー系SUVに属するモデルですが、さすがにジープという悪路走破性を絶対に無視できないブランドらしく、乾いたキメの細かい分厚い砂の層のうえを、なにひとつ不安感なしに走ることができました。

装備された4WDシステムは、タイヤの空転やエンジン回転の急な高まりなどを検出すると瞬時に4つのタイヤへのトルクの掛かり具合を変えて駆動力を高める電子制御式。さらにはエンジン、トランスミッション、トランスファー、駆動力、横滑りなど12のシステムを統合制御して、サンド&マッド、スポーツ、オート、スノー、ロックという5つのモードを状況に応じて使い分けることができるトラクションコントロールシステムも備わっています。

オートとサンド&マッドのモードを切り替えながら砂地を走ってみましたが、どちらのモードでもタイヤが空転して埋まり込んでしまうような気配は皆無。アクセルを少し強めに踏み込んでもエンジンの回転は駆動力を得るのに必要なだけしか高まらず、あっさりと砂地を脱出してくれました。

 

BMXプロライダー 米田“Daniel”大輔氏にグランドチェロキーの印象をインタビュー

さて、今回はフリースタイルBMXのプロライダーで、世界の舞台でも活躍している米田“Daniel”大輔氏に登場していただき、国内での活動ではステーションワゴンを使ってクルマで移動することが多いという彼に、グランド チェロキーの印象を伺いました。

「以前から憧れていて、いつかは欲しいといまでも思ってるんです。この風格ある感じが、すごくカッコイイじゃないですか(笑)。」

「運転してみて感じたのは、ゆとりがあるなぁっていうこと。アクセルをそんなに踏み込まなくても力強く走ってくれて、気持ちがとても楽。乗り心地もいいし、これで移動できたら快適だろうな、って思いますね。」

「最初は少し大きいかなって感じましたけど、走りはじめてしばらくするとまったく気にならなくなってました。想像してたより取り回しもしやすいんですね。荷台は普段のステーションワゴンと較べたら少し高いといえば高いですけど、BMXの重量は10kgぐらいで、僕達は慣れてますし、そこはあまり気になりませんでした。開口部が大きいから積み込みはしやすいし、もちろんこのとおりに無理なくちゃんと収まります。」

「自分のクルマでも、セカンドシートを半分倒した状態でバイクを積んでるんですよ。なので、文句なし、ですね。このクルマで日本中を旅しながら行った先でバイクに乗るようなツアーができたら、最高に楽しいだろうなぁ……」

※米田“Daniel”大輔

小学生のころにバイクトライアルを始め、高校生でBMXに転向。現在は、鵠沼海浜公園スケートパークをホームに世界の大会やショーに出場するかたわら、BMX普及のため子供向けのレッスン、メディアへの露出なども積極的に行っている。

取材協力・車両提供:SUV LAND

 

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