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【中古で探そう】先代モデルでもイケてる魅力的な国産人気SUV7選

見慣れた新車よりも新鮮味があり、かつ価格もこなれたちょっと前のユーズドSUV。古すぎないひと世代前の先代モデルには、現行型にはない魅力も詰まっていて、SUV好きの琴線に触れるかもしれません。今回はそんな今でもイケてる先代の国産SUVを集めてみました。

更新日2021/03/09

日産 2代目エクストレイル(T31型)【今よりも無骨なスタイリングがカッコイイ】

2代目 エクストレイル 2007

1997年の東京モーターショーに出品された「トレイルランナー」というコンセプトモデルをベースに、2000年にデビューした日産 エクストレイル。「4人が快適で楽しい200万円の使える四駆」という触れ込みでデビューし、翌年の日本国内SUV販売台数で第1位を獲得。以降10年連続で首位の座を守り続けた大人気SUVでした。現在販売されているのはT32型と呼ばれる3代目ですが、こちらで着目するのは2007年〜2013年まで製造されていた2代目(T31)モデルです。

洗練された現行型のエクストレイルとは違い、どこか無骨で精悍な雰囲気を身にまとう2代目モデル。コンセプトは「アウトドアスポーツを最大限満喫するためのタフ・ギア」で、スタイリングは初代モデルを踏襲し、ボディサイズを若干大きする程度に留めたキープコンセプトで、初代同様の高い人気を博しました。

日産 セレナやルノー メガーヌと共通のCプラットフォームを採用し、エクステリア(外装)にはキズがつきにくいスクラッチシールド塗装を2008年8月より全車標準装備。ルーフには初代モデルにも採用された無骨なハイパールーフレール(オプション)が装着されています。

スクウェアなボディの恩恵を受けて車内空間は広々としており、荷室はダブルラゲッジルームという二重構造になっていて、濡れたものなどを下部に収納することが可能。細かな小物類を収納する引き出し式のトレイも用意しており、シートも防水仕様になっているなどアウトドアで便利な機能が充実したモデルでした。

パワートレインは発売当初は2.0L 直4と2.5L 直4のガソリンエンジンのみでしたが、2008年9月にはコモンレール式の2.0L 直4ディーゼルターボエンジンが追加ラインナップ。このディーゼルエンジンは日本の排ガス規制「ポスト新長期規制」にも適合したクリーンディーゼルでした。トランスミッションにはガソリンモデルがCVTと6速MT、ディーゼルモデルが6速ATと6速MTという組み合わせになっていました。

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スズキ 3代目エスクード【街乗りにも使えた本格クロカン】

3代目 スズキ エスクード

街中で取りまわしのしやすいボディサイズのクロスオーバーSUVとして、1988年にデビューしたスズキ エスクード。初代はラダーフレームを採用した骨格にパートタイム式4WDを搭載し、悪路走破性を備えながら1.6L 直4SOHCエンジンを搭載するなど日常使いしやすいSUVとして人気でした。以降スズキを代表するSUVとしての地位を築き上げ、現在販売されているのは2015年デビューの4代目モデルです。

そんな現行型エスクードの先代モデルとなるのが2005年デビューの3代目。従来のラダーフレームからスズキが「ビルトインラダーフレーム」と呼ぶラダーフレームと一体型のモノコックボディを採用し、4WDシステムはパートタイム式からフルタイム式へと変更。サスペンションもフロントは従来どおりのマクファーソンストラット式ながら、リアを5リンクリジッドから新開発のマルチリンク式へと変更し、乗り心地も向上されました。ボディタイプは5ドア5名乗車と3ドア5名乗車を用意していました。

パワートレインは2.0L 直4エンジンのみが発売当初はラインナップされ、後に2.7L V6エンジンや1.6L 直4エンジンも追加。マイナーチェンジ後は2.4Lや3.2Lエンジンなどが用意され、トランスミッションは4速AT、5速ATのほか、5速MTも設定されていました。スポーティさを意識した3代目エスクードでは「サロモン」「ヘリーハンセン」「オニール」などスポーツブランドとの特別仕様車も数多くラインナップ。2012年のマイナーチェンジでは迫力あふれるエクステリアへと変貌を遂げ、オフローダーらしい精悍な顔つきとなりました。ちょうどよいサイズ感のオフローダーとなっており、オンオフを問わずに使えるのが魅力です。

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スズキ 3代目ジムニー(JB23型)【言わずとしれた軽クロカン】

軽自動車規格による本格的な四輪駆動車の草分け的存在として知られるスズキ ジムニー。1970年から現在まで発売を継続するロングセラーSUVで、現在販売されているのは2018年デビューの4代目(JB64型)で、2018年度のグッドデザイン大賞にも輝きました。そんな現行型ジムニーの先代となるのが1998年デビューの3代目で、およそ20年もの間販売されてきた長寿モデルです。

1998年の軽自動車規格変更にともないフルモデルチェンジを敢行しデビューした3代目のジムニー。ヘッドライトと一体型になったフロントグリル、台形になったリアウインドウなどのデザイン変更に加え、2代目よりも全体的に丸みを帯びたモダンなスタイリングとなり、新軽自動車規格に合わせてボディサイズも拡大されました。

旧来からのラダーフレームは3代目でも継承され、前後サスペンションも同じくリジッドアクスルを継承。ただしフレームやサスペンションは新設計となり、乗り心地が改善されています。

ボディタイプは以前より続く3ドアのみで、駆動方式はFRおよびパートタイム式4WDの2種類。パワートレインは0.66L 直3ターボエンジンでトランスミッションには4速ATと5速MTが用意されています。およそ20年の間に幾度もの仕様変更およびマイナーチェンジが行なわれ、エアバッグやABS、パワーウインドウ、デジタル時計表示などが追加されました。この3代目ジムニーも、ワイルドウインドやランドベンチャー、クロスアドベンチャーといった多くの特別仕様車が設定されています。現行モデルよりも比較的手頃な価格で狙えるのもおすすめポイントです。

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スバル 4代目フォレスター(SJ系)【アイサイト搭載で安全、悪路でも使える】

スバル フォレスター 2012

インプレッサと同じプラットフォームを採用したスバルのクロスオーバーSUVとして1997年にデビューしたフォレスター。居住空間を広めにとったステーションワゴン風のスタイリングが特長のモデルです。現行型の5代目フォレスター(SK系)は2018年にデビューし、スバルがデザインテーマに掲げる「DYNAMIC&SOLID」によるシャープで精悍な顔つきとなっています。そんな現行型フォレスターの先代となるのが、2012年にデビューしたSJ系と呼ばれる4代目モデルです。

比較的おとなしめだった顔つきの3代目とは代わり、フロントマスクには押し出しの強いグリルやバンパーなどを採用。また目力を強調したヘッドライトによって印象も変わっています。さらに2015年の大幅改良によってスバルらしさを強調したヘッドランプやグリルのデザインへと一新され、スバル初となったLEDハイ&ロービームライトおよびステアリング連動ヘッドランプを搭載。リアランプまわりのデザインも一新されています。

パワートレインは2.0L 水平対向4気筒エンジンおよびターボエンジンの2種類が用意され、トランスミッションはCVT(リニアトロニック)と6速MTの2種類、駆動方式はスバル独自のシイメトリカルAWDを採用しています。2017年には2.0i-Lを除くすべてのモデルにアイサイトが標準装備されました。最低地上高220mmとロードクリアランスがしっかりと確保されているので、悪路でも優れた走破性を発揮する1台です。

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初代CX-5(KE系)【マツダSUVはここから始まった】

初代 マツダ CX-5

マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を初めて全面的に採用し、2012年にデビューしたCX-5。マツダSUVシリーズの中核を担うモデルであり、このCX-5のデビュー以降、CX-3やCX-8、CX-30などの兄弟モデルが次々とデビューを果たしました。2017年には早くも2代目(KF系)へとフルモデルチェンジを行ない、これが現行車となっています。

そんな初代CX-5(KE系)は、2011年のジュネーブモーターショーでコンセプト出品された「勢(MINAGI)」がベースになっており、これをベースした市販モデルが同年秋のフランクフルトおよび東京モーターショーにて出展されました。スタイリッシュなエクステリアと洗練された曲線美などの造形が印象的なSUVは発売直後から国内外で評価を集め、2012年度には見事日本カーオブザイヤーを受賞。アメリカではセーフティーカーにも選出されるほどの人気となりました。

パワートレインは2.0Lと2.5Lの直4ガソリンエンジンのほか、2.2L 直4クリーンディーゼルターボエンジンもラインナップ。トランスミッションは6速ATのみ(海外モデルには6MT車もあり)、駆動方式はFFと4WDの2種類が用意されています。

このCX-5は、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」を初めて採用した新世代のマツダによる初の車両。これまでのマツダ車とはまったく異なる躍動感を表現したCX-5は、以降のマツダ車の試金石ともなっています。現行型の多くは新車価格が300万円台を超える中、初代CX-5なら100万円台でも十分射程圏内となっています。

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スズキ 初代ハスラー【愛嬌あるルックスが魅力】

スズキ ハスラー タフワイルド 2018

2014年に発売されてから圧倒的な人気を誇る軽SUVのハスラー。レトロさがありながらも古さを感じさせない愛嬌のあるルックスにSUVのタフなテイストが加わり、老若男女問わず愛されるデザインとなっています。

ワゴンRのプラットフォームを用いているので軽トールワゴンの広さ持つSUVというのが大きな魅力と言えるでしょう。ちなみに、スズキの軽SUVと聞いてもう一台思い浮かぶクルマにジムニーがありますが、軽自動車ながらもラダーフレーム構造を持つ本格オフローダーなので、ひと口に軽SUVと言ってもハスラーとはまったく異なるコンセプトのクルマなのです。

エンジンは直列3気筒の0.66Lのユニットを搭載。燃費重視の自然吸気モデルと元気の良い走りのターボモデルが用意されています。さらに2015年には、Aを除くNA車にSエネチャージ(マイルドハイブリッド)を搭載。軽自動車という元々低燃費なモデルが多いカテゴリーながらもマイルドハイブリッドを採用している点も大きな強みと言えるでしょう。ブレーキによって生じる減速エネルギーを電力に変え、モーターアシストに活用することでさらなる低燃費化を図っています。

また、レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)や誤発進抑制機能などの当時の先進安全技術がAを除くCVTに標準装備。4WDモデルには、急な坂を下るときに車速を約7kmに維持するヒルディセントコントロール、雪道での発進を手助けするグリップコントロールを搭載されるなど、運転支援装備も充実しています。

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トヨタ 3代目ハリアー【クロスオーバーSUVの先駆け】

ハリアー 2013

現在は、高級サルーンのようなプレミアムSUVがあらゆるメーカーから販売されていますが、初代ハリアーが登場した90年代後半は、どちらかといえば、アウトドアで泥だらけになってこそ様になるような無骨なSUVが主流でした。そこに突如投入されたハリアーは、角がなく流線形のフォルムで、これまでのSUVの概念を覆すクルマだったと言えるでしょう。

今回ご紹介する3代目ハリアーは2013年に登場。ベース自体はレクサスブランドのRXと共通ですが、この世代から完全に別モデルとなり、ハリアーとしての特色を強めていきました。また、このモデルから大幅に現代的なデザインに変更され、先代モデルながらも古さはなく内外装はより高級感を高めることに成功しています。

発売当初のパワートレインは2.0Lガソリンモデルとハイブリッドモデルのラインアップで、動力性能を求める場合は、ハイブリッドモデル一択でした。しかし、2017年には2.0Lターボモデルが追加され従来のエンジンから大幅にパワーアップ。ミドルサイズのハリアーには動力性能の面から見てもバランスの良いユニットと言えます。

ターボ車の足回りには、車両のロール剛性を高めるパフォーマンスダンパーを装備。また、走行制御モードスイッチにスポーツモードを追加されており、SUVながらもスポーティな走りを体現しています。

3代目からは安全性能も飛躍的に向上しており、ミリ波レーダーと単眼カメラによる運転支援機能が充実。見た目の高級感だけでなくだけでなく、中身もプレミアムSUVとしてふさわしい装備となっています。

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いかがでしたでしょうか。現行車種のひと世代前のモデルにも、それ相応の魅力と個性が光っていることがよく分かります。また先代モデルは価格がこなれており中古車も比較的探しやすいので、コストパフォーマンスの面から見てもお買い得といえるでしょう。

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