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500馬力を超えるスポーツSUV5選

世界的に人気のSUV。コンパクトSUVから、クロスオーバーSUV、本格クロスカントリーなど、各メーカーが競い合うように、たくさんのSUVをラインナップしています。最近ではエンジンの出力が500馬力を超える高性能SUVも出現してきました。今回は、そんなスペシャルなSUVを紹介します。※2019年3月時点に日本で販売されているモデルについて解説しています。

更新日2019/03/14

ポルシェ カイエンターボ

ボルシェ カイエンターボ 2017

カイエンは、ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェが販売するSUVです。ポルシェの持つ優れた運動性能に、十分なオフロード走破性を備えたモデルとして、2002年の登場以来人気となっています。

ポルシェの特徴ともいえる、ボリューム感のあるフロントフェンダーと流れるようなフォルムを生かし、SUVとしての力強さや骨太感を強調した存在感のあるデザイン、そして機能性を重視しながらもプレミアムSUVにふさわしい高級感のあるインテリアが備わっています。

現行モデルのカイエンは、3.0L V6ターボエンジンを搭載しており、最大出力は340ps、0-100km/h加速は6.2秒、最高速度は245km/hです。

カイエンSのエンジンは、2.9L V6ツインターボエンジンを搭載し、最大出力は440ps、0-100km/h加速は5.2秒、最高速度は265km/h。

カイエンターボは、4.0L V8ツインターボエンジンを搭載し、最大出力は550ps、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は286km/hとスーパーカーであるポルシェの名に恥じない運動性能を誇ります。

ラグジュアリーSUV!カイエンでのドライブはどこまで快適か?

 

マセラティ レヴァンテトロフェオ

レヴァンテ トロフェオ 2019

イタリアの歴史ある高級車メーカー、マセラティは、2016年にレヴァンテというSUVを発売しました。レースやロードカーで数々の記録を樹立してきたマセラティの技術は、同社の歴史の中で初めてつくられたSUVにも注ぎ込まれ、マセラティのブランドにふさわしいパフォーマンスとラグジュアリーな雰囲気が見事に融合されたモデルとして誕生しました。

レヴァンテとレヴァンテSは、3.0L V6ツインターボエンジンを搭載しており、レヴァンテの最大出力は350ps、レヴァンテSの最大出力は430psとなっています。

レヴァンテGTS、レヴァンテトロフェオには3.8L V8ツインターボエンジンを搭載され、レヴァンテGTSの最大出力は550ps。レヴァンテトロフェオの最大出力は590psとなります。

トロフェオのパフォーマンスは、0-100km/h加速が3.9秒、最高速度は304km/hと、2tを超す重量を持つSUVとは思えない、まさにスーパーカーのパフォーマンスが味わえます。

マセラティ初のSUV、レヴァンテってどんなクルマ?

 

ベントレー ベンテイガ

フォルクスワーゲン傘下にあるイギリスの高級車メーカー、ベントレーのSUVがベンテイガです。ベントレーといえば英国仕立ての高級なGTカーというイメージを持つ方も多いと思いますが、そのベントレーがつくるSUVベンテイガは、他の高級SUVとはまた違った、独特の存在感を放っています。

搭載されるエンジンは6.0L W12ツインターボエンジンで、最大出力は608ps。印象的なエクステリアと、英国のクラフトマンシップを感じさせる凝ったつくりのインテリアと相まって、その圧倒的なパフォーマンスはこのモデルをより印象付けるのに十分なものとなっています。

ベントレー ベンテイガは豪華さと性能を高次元で実現した車

 

ジープ グランドチェロキー トラックホーク

2018 Jeep Grand Cherokee Trackhawk

クライスラーが、ジープ・ブランドで販売するSUVにグランドチェロキーがあります。

グランドチェロキーのV8モデルであるSRT8には4.0L V8 OHVエンジンが搭載されており、最大出力は468psと、ロードカーとしてすでに十分パワフルなエンジンが搭載されているのですが、注目すべきは2017年に追加されたトラックホークという特別仕様車です。

6.2 L V8スーパーチャージャーエンジンは最高出力707psを発生し、2,433kgもある車重を軽々と加速させます。

エクステリアは、大開口タイプのフロントバンパーやリップスポイラー、イエロー塗装を施したブレーキキャリパー、4本出しのマフラー等を備え、サーキットに対応するSUVとしての存在感のあるデザインになっています。

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ランボルギーニ ウルス

ランボルギーニ ウルス

イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニが「世界初のスーパー・スポーツ・ユーティリティー・ビークル」と呼ぶSUVがウルスです。

ランボルギーニのデザインフィロソフィーはそのままに、SUVとしてのパッケージングとスーパーカーの官能的な走りと性能を融合させたモデルと言えます。

エンジンは4.0LV8ターボエンジンで出力は650ps、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は305km/hと、他のランボルギーニのモデルと比較しても遜色のない高いパフォーマンスを味わうことができます。

また実用性の高いパッケージングと様々な路面状況の中で最適な走りを楽しむことができる4WDシステムにより、SUVとしての普段使いにも対応しています。

ランボルギーニ ウルスに乗ってみた!結局どんなクルマなの?

 

500psを超えるエンジンを搭載したハイパフォーマンスSUVをいくつか紹介しました。SUV市場の拡大が続く中、価格も性能もスペシャルなモデルがさらに誕生するかもしれませんね。