プロモーション
SUVとディーゼルの相性はバツグン!ディーゼルエンジンが選べる輸入車9選
SUVと相性が良いとされているのがディーゼルエンジン。最近ではヨーロッパを中心にSUVとディーゼルエンジンを組み合わせたモデルが次々と登場しています。今回はそんなディーゼルエンジンが選べる輸入車をディーゼルエンジンのメリットと合わせて紹介していきます。
更新日2019/12/09なぜSUVとディーゼルエンジンの相性は良いのか
ディーゼルエンジンの特徴は、その点火方法にあります。ピストンで空気を液体燃料の発火点以上にまで圧縮し、そこに燃料を噴射することで自己発火するディーゼルエンジンは、点火を行なう必要がないのでスパークプラグがありません。また圧縮着火のため高圧縮比となり、発火点さえあれば比較的安価な燃料でも燃焼できるため、ガソリンではなく軽油を利用することができ、熱効率が高いことからガソリンエンジンよりも燃費が優れているのも特徴といえるでしょう。
さらにディーゼルエンジンは低速におけるトルクに優れており、車両重量が大きいほど有利というのも見逃せない特徴です。その一方でエンジンの回転域が広くないため、高速で走るためにはより多くの変速機が必要となります。
これらを加味すると、ディーゼルエンジンに向いている自動車は、燃費性能が優先される車両重量の大きな自動車ということになり、実際に大型トラックなどはその多くがディーゼルエンジンを搭載してきました。そのような流れのなかで、最近乗用車の中でも大きなボディや4WDシステムなどで車重のあるSUVにディーゼルエンジンを搭載するモデルが増えています。実際にSUVとディーゼルエンジンは相性が良く、悪路にはまったときでもトルクがあるため脱出能力が高く、車重をカバーするだけのパワフルさがディーゼルエンジンには備わっています。
また変速機もトランスミッションの進化によって多段化が進み、ディーゼルエンジンを搭載した大型SUVでも高速走行を自由に行なうことができるようになっています。
そのような状況のなかで、ディーゼルエンジンを採用した人気の輸入車SUVを5台ピックアップしてみました。その燃費性能と合わせて紹介していきます。
MINIクロスオーバー、ガソリンモデルとディーゼルモデルで燃費の違いは?
ボルボ XC60
新しいボルボのデザインによって美しく生まれ変わったXC60。フロントマスクには北欧神話に登場するトールハンマーと呼ばれるT型のヘッドライトをあしらい、室内空間もモダンに変貌を遂げています。ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,900mm×全高1,660mmとXC90に次ぐ体躯で、車両重量は1,880kgとかなりのヘビー級ですが、その心臓部に搭載した2.0L直4ディーゼルターボエンジンによって多彩な走りを見せてくれます。最高出力は190PS(140kW)/4,250rpm 最大トルクは400Nm(40.8kgm)/1,750〜2,500rpmで、燃費性能はJC08モード燃費16.1km/Lと1.9トンとは思えない性能を見せています。
ボルボのプレミアム・ミッドサイズSUV、XC60ってどんなクルマ?
アルファロメオ ステルヴィオ
アルファロメオ初となるSUVとして2018年にデビューしたステルヴィオ。精悍な顔つきと使い勝手の良いSUVフォルムで、従来のアルファロメオ好き以外からも高い評価を集めています。そんなステルヴィオにもディーゼルモデルが用意されています。ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,905mm×全高1,680mmで、車両重量は1,820kg。パワーユニットは2.1L直4ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力は210PS(154kW)/3,500rpm。最大トルクは470Nm(47.9kgm)/1,750rpmとその排気量からは想像もできないほど低速におけるトルクパワーの強さが目を引きます。燃費性能はWLTCモードで16.0km/L、市街地モードでは12.1km/L、高速道路モードでは18.3km/Lを発揮しています。
ボルボのプレミアム・ミッドサイズSUV、XC60ってどんなクルマ?
BMW X5
SAV(スポーツアクティビティビークル)として2000年に発売され、以来ヨーロッパ発の高級SUVをけん引してきたX5にもディーゼルモデルがラインナップされています。ボディサイズは、全長4,910mm×全幅1,940mm×全高1,760mmで、車両重量は2,200kg。そんなX5 xDrive35dのパワーユニットは、3.0L直6ディーゼルターボエンジンで、最高出力は265PS(195kW)/4,000rpm。そして最大トルクは620Nm(63.2kgm)/2,000〜2,500rpmと大トルクを発生します。組み合わされる8速ATによって2トン超の巨体を高速走行させられるのもX5ならでは。燃費性能はJC08モードで14.0km/Lとなっています。
メルセデス・ベンツ GLC
メルセデス ベンツのSUVシリーズの中で、GLS、GLEに続く車格を持つGLC。駆動方式にはFFとフルタイム4WDの2種類あり、4マチックと呼ばれるフルタイム4WD車にディーゼルエンジンが用意されています。ボディサイズは、全長4,660mm×全幅1,890mm×全高1,645mmで、車両重量は1,910kg。パワーユニットは、2.1L直4ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力170PS(125kW)3,000〜/4,000rpm 最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,400〜2,800rpmを発生します。組み合わされるのはメルセデス ベンツの誇る9速ATで、ディーゼルらしからぬ加速感を味わえるのもGLCならでは。燃費性能はJC08モードで16.2km/Lとなっています。
プレミアム コンパクトSUVの急先鋒メルセデス・ベンツ GLCクラス
アウディQ5 TDI 1stエディションブラックスタイリング
アウディならではの上品さを兼ね備えたSUVとして、2009年の発売以来人気の高いQ5。現在販売されているのは2代目ですが、日本でも多くのディーゼルモデルが販売されています。ボディサイズは、全長4,680mm×全幅1,900mm×全高1,665mmで、車両重量は1,900kg。パワーユニットは、2.0L直4ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力
190PS(140kW)3,800〜/4,200rpm。最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,750〜3,000rpmを発生します。ディーゼルエンジンはアウディの誇る電子制御コモンレール式ターボディーゼルエンジンの「TDI」で、TDI発売を記念した限定モデル「1stエディションブラックスタイリング」が発売中。燃費性能はJC08モードで15.6km/Lとなっています。
車両重量のあるSUVにディーゼルエンジンを組み合わせ、さらに多段化されたトランスミッションによって高速走行も過不足なく行なえる現代のディーゼルを搭載したSUVたち。美しいヨーロッパ生まれのデザインと燃費性能の良さ、街中で扱いやすいトルクフルな走りなど、あらゆる点で一歩上を行くSUVに仕上がっています。
フォルクスワーゲン ティグアン TDI
ティグアンは2008年に発売され、2017年に現行型へと移行しました。
VWにはミドルサイズSUVのトゥアレグがありますが、ティグアンはゴルフをベースにつくられていることもありサイズはやや小さく全長4,500mm×全幅1,840mm〜1,860mm×全高1,675mmと日常使いでも扱いやすいサイズに仕上がっています。
ティグアンTDIに搭載されるユニットは直列4気筒2.0Lのターボディーゼル。最高出力は150PS(110kW)/3,500〜4,000rpm、最大トルクは340Nm(34.7kgm)/1,750rpmから発揮します。JC08モード燃費は17.2km/Lとディーゼル車ならではの低燃費となっています。
新しい風を巻き起こす新型フォルクスワーゲン ティグアンの特徴と価格は?
ミニ クロスオーバー
ミニクロスオーバーはMINIブランドで展開されているクロスオーバーSUVで2011年に登場しました。ボディサイズは全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmとミニと呼ぶにはやや大きなサイズですが、スタイルは紛れもなくミニそのもの。現行モデルからはパワーシートや電気式パーキングブレーキを採用するなど、高級感も高められ新たな客層を取り込んでいます。
ベースモデルのミニ クロスオーバー クーパーDに搭載されている直列4気筒ターボディーゼルは最高出力150PS(110kW)/4,000rpm、最大トルク330Nm/1,750rpmからと必要にして十分なパワーを発揮。上り坂もぐいぐい上るトルクフルな走りが魅力です。JC08モード燃費は21.2km/Lとディーゼルエンジンを積む輸入車の中でも非常に経済的なモデルとなっています。
ランドローバー レンジローバー イヴォーク
レンジローバーイヴォークは2011年に登場したレンジローバー初のコンパクトSUVです。後方に行くにつれてルーフが下がっている独特のクーペスタイルがイヴォークの大きな特徴です。
ボディサイズは全長4,380mm×全幅1,905mm×全高1,650mmと、全長は国内で販売されているコンパクトSUVとほぼ変わらないサイズとなっています。全幅はやや大きいですが、ワイドで踏ん張りの効いた力強さを感じるデザインが特徴的です。
ディーゼルモデルのD180には直列4気筒2.0Lのターボディーゼルを搭載。最高出力は180PS(132kW)/4,000rpm、最大トルク430Nm/1,750rpmからと、180PSのエンジンが下の回転数から力強く吹け上がるので、1890kgのボディをものともしない力強い加速力を持っています。燃費は表記されていませんが、力強い加速は代え難いものでしょう。
新しくなったレンジローバー イヴォーク 先代からの進化の度合いに驚いた
ジャガー Fペイス
Fペイスはジャガー初のSUVとして2015年に登場しました。スポーツクーペのFタイプを彷彿させるデザインはSUVとは思えない流麗なフォルムを纏っています。ボディサイズは全長4,740mm×全幅1,935mm×全高1,665mm、車両重量は1,920kg〜となっています。
搭載される直列4気筒2.0Lのターボディーゼルエンジンは最高出力180PS(132kW)/4,000rpm、最大トルク430Nm(43.8kgm)/1,750rpm〜2,500rpmというハイパワーを発揮しています。どんな道でも力強く突き進む頼もしいもモデルです。8速ATの多段ギアが組み合わせることで15.8 km/L(JC08モード燃費)の低燃費を実現しています。