プロモーション

平成に登場したSUV10選

車高の高いSUVは、ミニバンと並び、平成という時代を代表するカテゴリーとなっています。なかでも、セダンとプラットフォームを共用するクロスオーバーSUVは、平成になって定着したもので、いまや世界中のメーカーが同様の手法で、さまざまなSUVを開発・販売しています。そんな平成に生まれたSUVのなかから、印象に残る10車種をピックアップしました。

更新日2019/06/06

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4 L 1994

1994年(平成6年)5月にデビューしたトヨタ RAV4。その車名は、Recreational Active Vehicle 4WDの頭文字をとったものでした。
カローラ系のコンポーネンツを流用して製作されたボディのサイズは、全長3,695mm×全幅1,695mm×全高1,655mm、ホイールベースは2,200mm。車両重量は1,150Kgで、コンパクトさが特徴でした。

エンジンは、2.0L直列4気筒DOHC16バルブの3S-FE型。それに5速MTまたは4速ATのトランスミッションと、フルタイム4WDを組みわせ、街乗りでの扱いやすさオフロードでの走破性を両立させていました。

トヨタ RAV4

このRAV4は、SUV人気の衰退と他車種の追加投入などによって2代目で日本国内の販売を終了していましたが、近年のSUV人気に呼応するカタチで、2019年4月から5代目が発売され、注目を集めています。

 

ホンダ CR-V

ホンダ CR-V 1995

1995年(平成7年)10月にデビューしたホンダ CR-Vは、「セダンの快適性」「クロカンの機動性」「機能と安心の新たなデザイン」「ワゴンに劣らないユーティリティスペース」の4つのテーマをかかげ、街乗りからアウトドアまで幅広く使える生活創造車(クリエイティブムーバー)の第2弾として発売されました。

車名は、“Comfortable(快適な)、Runabout(自由に走り回る)、Vehicle(乗り物)のかしら文字をとったものです。

ボディサイズは、全長4,470mm×全幅1,750mm×全高1,675mm、ホイールベースは2,620mm。搭載エンジンは、2.0L直列4気筒DOHCのB20B型、駆動方式はデュアルポンプ式のオンデマンド型4WDのみ。トランスミッションは4速ATが組み合わせられており、悪路走破性よりも使い勝手を重視した設計が、人気となりました。

ホンダ CR-V 2018

2018年には5代目となる新型CR-Vが登場し、SPORT HYBRID i-MMDに初めて4WDを設定したほか、ガソリンモデルには7人乗りの3列シート仕様を設定するなど、進化を遂げています。

CR-Vについてもっと見る

 

ホンダ エレメント

ホンダ エレメント

2002年(平成15年)に発売されたホンダ エレメント。当時の全米各地の大学やビーチ、キャンプ場などで多くの若者の声を聞き、徹底的なリサーチにより開発されたSUVで、企画から生産まですべてアメリカで行われました。

センターピラーレスの大開口観音開きドアを、安全や強度、剛性面で妥協のないモノコックボディで成立させることにチャレンジするなど、多くの技術的難題を乗り越え、これまでにないユニークなクルマを完成させました。

サイズは、全長4,300mm×全幅1,815mm×全高1,790mmで、ホイールベースは2,575mm。エンジンは、2.4L直列4気筒DOHC i-VTECのK24A型のみで、駆動方式はFFまたは4WD。トランスミッションは、4速ATのみでしたが、海外では5速MTにくわえて、2007年から5速ATも設定されました。

ベルノ店で販売され、その個性的なフォルムには根強いファンもいたのですが、アメリカほどの人気は得られず、2005年に販売は打ち切りとなりました。

2000年代に発売されていたホンダ エレメントの魅力とは?

 

日産 エクストレイル

エクストレイル

2000年(平成12年)にデビューした日産 エクストレイル。車名は、X-treme(=extreme) sports(スノーボード、スケーボード等、若者に人気のスポーツ競技)や、未知のものに対してチャレンジすること、4×4をイメージさせる“X”と、足跡やオフロードなどを表すTRAILの造語です。

コンセプトは「4人が快適で楽しい、200万円の使えるヨンク」というもの。アウトドアスポーツを趣味とする20代から30代をターゲットとし、タフギアという要素を満たす防水加工のシートやインテリアが特徴でした。

初代モデルのサイズは、全長4,445 mm×全幅1,765 mm×全高1,675mmで、取り回しの良いサイズでありながら、アウトドアの荷物を、余裕持って積み込めるだけの広さがあり、さらには仲間や家族と快適に過ごせる車室内など、パッケージングに優れた1台です。

3代目の現行モデルは、国産4WD SUVジャンルで2018年販売台数ナンバー1の人気を誇ります。

エクストレイルについてもっと見る

豪快に荷物を積み込めるエクストレイル!ラゲッジスペースの充実ぶりとは?

 

いすゞ ミュー

いすゞ ミュー 初代

1989年(平成元年)にデビューしたいすゞのミュー。車名は、MysteriousとUtilityの頭文字をとった造語です。

特徴的なのはそのボディサイズで、全長4,135mm×全幅1,765mm×全高1,695mm、ホイールベースは2,330mmで、2ドアまたは3ドアという設定でした。ルーフはハードカバーとソフトトップがあり、ハードカバーは2人乗りでした。

ショートホイールベースとワイドトレッドのスタイリッシュなスタイルに搭載されるエンジンは、2.6Lの直列4気筒ターボの4ZE1型と、後に2.8Lのディーゼルターボを追加。トランスミッションは、当初5速MTのみでしたが、1991年のマイナーチェンジで4ATも用意されるようになりました。

アメリカンテイストのパーソナルSUVとして若者からの支持を得ていたミューは、1993年からホンダにOEM供給され、ジャズとして販売されました。

時代を先取りしすぎたSUV、いすゞ ミュー

 

トヨタ C-HR


平成28年4月に誕生したトヨタ「C-HR」は、「今までにないクロスオーバー」をコンセプトに開発されました。「C-HR」という車名は、「Compact High Rider〜コンパクトでリフトアップされたプロポーション」、「Cross Hatch Run-about〜ハッチバックのような気持のよい走り」の両方の頭文字を取って命名されました。

厚みのあるたくましいフロントフェイスには、切れ長のヘッドライトに流れるウィンカーが印象的です。後ろ姿は立体的なランプなど造形美へのこだわりが現れています。室内は落ち着いたカラーとシームレス効果、さらに豊富な収納パーツでスッキリさせられることにより視覚的にも広さを感じられるデザインとなっています。

ラゲッジスペースは、通常時で318L、フルフラット時では1,112Lと、見た目のコンパクトさから想像する以上の容量です。

ホンダに7人乗りSUVが新登場!CR-Vの魅力を紹介!

C-HRについてもっと見る

 

マツダ CX-3/CX-5/CX-8


マツダのクロスオーバーSUVを示すCXシリーズのうち、国内販売のラインナップは3車種です。全長4,275×全幅1,765×全高1,550mmという街乗りに適度なサイズ感でありながら、長距離走行でも疲れない快適性を兼ね備える、平成27年生まれの5人乗りの「CX-3」。

全長4,545×全幅1,840×全高1,690mmとCX-3よりひとまわり大きく、平成24年にデビューした5人乗りの「CX-5」。室内空間の広さと上質な走り、そして磨き上げられた美しさが特徴です。

そして、ボディサイズが全長4,900×全幅1,840×全高1,730mm、平成29年生まれの6~7人乗りの「CX-8」。家族と、一人で、仲間と、街乗りからレジャーまで、あらゆるニーズに応える万能3列シートが高く評価され、2018年の「3列シートSUV」において、販売台数第1位を獲得しました。

マツダ CX-3、CX-5、CX-8…それぞれどんな人に向いている?

cx-3についてもっと見る

cx-5についてもっと見る

cx-8についてもっと見る

 

ホンダ ヴェゼル

TOURING・Honda SENSING
平成25年12月にホンダから誕生した「ヴェゼル」は、グローバルオペレーションの改革を担うべき役目で、3代目フィットをベースに作られた5人乗りSUVです。「ジャンルを超えてゆけ」をコンセプトに、クーペの艶とSUVのパワーを融合させ、フロントフェイスにはブラックヘッドライトエクステンションで引き締まった表情に、グレーのアルミホイールでラグジュアリーに、そして、左右2本出しのエキパイフィニッシャーと、細部にまで抜かりなくこだわりを見せています。

さらに走りも使い勝手も燃費も、その言葉通りSUVのジャンルをあらゆる面で超えています。
また、全席が高品質でゆとりのある空間を確保しているのが特徴で、さらに安全運転支援システム「Honda SENSING」により、乗る人全てに安心と快適をもたらします。

ヴェゼル ツーリングに採用された「1.5L VTEC TURBO」ってどんなエンジン

ヴェゼルについてもっと見る

 

三菱 エプリクス クロス

三菱 エクリプス クロス 2018
三菱の「エプリクス クロス」は平成29年に海外デビューし、日本では平成30年3月に登場した5人乗りSUVです。エクステリアの前傾姿勢で大地を捉える姿は、短距離ランナーの走り出す瞬間をモチーフとしているそうで、筋肉質のようなデザインからもアスリート感が漂っています。
ドライバーは意のままに操れる機能性と、乗員は快適にくつろげる上質な乗り心地で、コックピット兼リビングルームという2つの役割にこだわった室内空間に仕上げられています。
また、三菱オリジナル「S-AWC」などの優れた走行性能やクーペスタイルのSUVというデザイン性が評価され「2019年次RJCカーオブザイヤー」の最優秀賞を受賞しました。

三菱 エクリプス クロスの維持費を紹介!

エクリプス クロスについてもっと見る

 

三菱 RVR

三菱 RVR 2018
三菱「RVR」の初代は平成3年にトールワゴンとしてデビューし、その後、平成22年に行われた3代目のモデルチェンジでRVRの名を受け継ぎ、SUVとして生まれ変わりました。マイナーチェンジや改良を重ね、今なお現役の3代目は「遊び心を、解き放とう。」がテーマです。

路面環境や目的に応じて、適切な駆動力を前後に配分する「4WDオート」、積極的に後輪へ強力なトラクションを伝える「4WDロック」、燃費に貢献する「2WD」と3つのモードを設定できる電子制御4WDが特徴です。

また、最小回転半径5.3mとコンパクトSUVに重要な条件取り回しの良さや、先進安全装備では「衝突被害軽減ブレーキシステム」「車線逸脱警報システム」「オートマチックハイビーム」が全車標準装備となっているのも魅力です。

三菱 RVR の維持費ってどれぐらい?

RVRについてもっと見る

 

今回、紹介した10台は、平成を象徴するSUVです。令和の時代には、いったいどのようなクルマがブームとなるのでしょうか?

SUV在庫台数日本一を誇るSUVLANDで中古情報をチェック!