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軽SUVのWLTCモード燃費・航続距離ランキングTOP5

費用対効果の高い軽SUVをさらに効率よく乗るために、気にしておきたいのが燃費性能。ガソリンなど燃料1リットルあたりでどれだけ走ることができるのかを数値化したこのデータを知っておけば、ランニングコストの目安にすることができます。そしてもうひとつ、つい忘れてしまいがちだけど気にしておきたいのが航続距離というもの。これもまたカーライフを便利にするためには欠かせない項目となっています。そこで今回は燃費性能だけでなく航続距離も考慮したベスト5を算出してみました。楽しいカーライフを送る上での参考にしてみてください。

更新日2021/01/25

燃費と合わせて見ておきたい航続距離

スズキ ハスラー タフワイルド 2018

最近の自動車カタログやホームページには、諸元データの中に燃費性能という数値が掲載されています。これは使用する燃料1リットルあたりの走行距離をデータ化したもので、JC08モードやWLTCモードなど計測方法ごとに合わせた数値が記されています。日本では2018年10月以降に国内で発売される車両にはすべてWLTCモードによる燃費性能の公表が義務化されており、これは輸入車でも例外ではありません。また2020年秋からはJC08モードの表示がなくなり、WLTCモードへと移行されることが決められています。そこで今回は各自動車メーカーが公表するWLTCモードによるランキングを算出してみました。

さらに今回は、燃費性能とともに航続距離にも注目。航続距離とは燃費×タンク容量で計測ができ、この数値が大きければ大きいほど、ガソリンの給油回数がそれだけ少なくなります。うっかり給油をし忘れても慌ててガソリンスタンドを探す必要がなくなり、安心安全なカーライフを過ごすための指標としてもぜひ航続距離のベスト5もチェックしてみてください。

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WLTCモード燃費ランキング

5位:スズキ ジムニー【WLTCモード16.2km/L】

スズキ ジムニー

2018年に待望のフルモデルチェンジを行ない、最新モデルへと生まれ変わったスズキ ジムニー。今なお伝統のラダーフレームにこだわりを持ち、駆動方式はシンプルな構造で高い信頼性をもつパートタイム式4WDを採用。足まわりは3リンクリジッドアクスル式サスペンションによって過酷な環境でも安定した走行を生み出します。

そんなジムニーには4速ATと5速MTがあり、燃費性能が優れているのは5速MTモデル。WLTCモードによる燃費性能は16.2km/Lをマークしています(XC/XL/XG)。パワートレインの水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジンは、従来より圧縮比を高めてロングストローク化するとともに、インテーク側VVTを採用することで、軽量コンパクトながら高い信頼性を発揮。またロングノズルインジェクターを用いることで燃料噴射位置を燃焼室に近づけることができ、その結果として動力性能と燃費性能を向上させています。

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4位:ダイハツ タフト【WLTCモード20.5km/L】

2020年の東京オートサロンにて出展されたコンセプトカー「TAFTコンセプト」をベースにし、2020年6月から発売を開始したダイハツ タフト。「タフト」という呼称は、かつて1974年にダイハツが手掛けていたヘビーデューティーモデルに由来しており、約36年ぶりにその名前が復活を遂げました。

タフトのパワートレインは自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類が用意されており、駆動方式は2WDと4WDをそれぞれ設定。その中最も燃費性能が高いのはNAエンジンを搭載した2WD車のG、Xで、WLTCモードは20.5km/Lをマークしています。ちなみに同じ2WD車でもターボモデルのGターボは20.2km/Lと、わずかですが燃費性能が劣っています。

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3位:三菱 eKクロス スペース【WLTCモード20.8km/L】

三菱 eKクロス スペース 2020

三菱ekクロスのスーパーハイト版ワゴンとして、ekクロスと同じ2019年のタイミングで投入されたeKクロス スペース。eKクロスよりも全高を140mmほど高くしたほか、リアシートのスライド量を増してリヤセクションの居住空間を充実化。またメーカーオプションでは前後席間のウォークスルー化も可能となっています。ラゲッジスペースは最大時で48L級のスーツケースが4個も積載できるという軽自動車とは思えないほどの積載能力も、このモデルの特徴です。

そんなekクロススペースには2WDと4WDの設定があり、パワートレインはいずれもガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。最も燃費性能が良いのは2WDモデルのMとGで、WLTCモードでは20.8km/Lをマーク。ちなみに同じ2WD車でもインタークーラー付ターボチャージャーエンジンを搭載した上級モデルTでは18.8km/Lとなっています。

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2位:三菱 eKクロス【WLTCモード21.2km/L】

三菱 eKクロス

三菱自動車のアイコンとなる「ダイナミックシールドデザイン」を採用し、軽自動車ながらも圧倒的な存在感を醸し出すeKクロス。デザインコンセプトは「THE CUTE BEAST(キュートビースト)」で、ベース車のekワゴンにSUVテイストをプラスしています。サイドシルガーニッシュやホイールアーチなどをブラックアウト化し、メーカーオプションでルーフレールを設定するなど、SUVらしさを前面に押し出したモデルとなっています。

パワートレインは0.66ccの3気筒ガソリンエンジンで、モーターによるアシストを行なうハイブリッドシステムを搭載。グレードによってインタークーラー付きターボチャージャーエンジンもラインナップされています。また駆動方式は2WDと4WDが用意されており、その中で最も燃費性能に優れているのがNAエンジンを搭載した2WDモデルのM。そのWLTCモードは21.2km/Lをマークしています。ちなみに同じ2WDモデルでもミドルグレードのGは21.0km/L、ターボエンジン車のTは19.2km/Lとやや低めになっています。

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1位:スズキ ハスラー【WLTCモード25.0km/L】

2代目ハスラー

2014年にデビューした初代から2020年に登場した2代目まで、時代を超えて人気を持続するスズキ ハスラー。ガジェット感のあるスタイリングは遊び心に溢れ、男性だけでなく女性や若いユーザー層からも高い人気を博しています。目玉のような丸いヘッドライト、キュービックデザインのキャビンスペース、カクカクしたボディフォルムは、アウトドアでのギア感が満載。また見た目だけでなく使い勝手の良いユーティリティの高さでも優れた完成度を誇っています。

パワートレインは電気の力で低燃費をアシストするマイルドハイブリッド機構を全モデルに搭載。発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力によって加速時にモーターでエンジンをアシスト。エンジンは自然吸気とターボの2種類があり、駆動方式は2WDと4WDが設定されていて、その中で最も燃費性能が高いのは2WDのNAモデル(ハイブリッドX/ハイブリッドG)となっています。WLTCモードでは25.0km/Lという燃費性能をもっていますが、2WDターボ車でも22.6km/Lとなっていて、こちらも非常に高い燃費性能を誇っています。

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航続距離ランキング

ジムニー

WLTCモードではスズキ ハスラーが群を抜いて第1位となりました。それではもうひとつの注目したいポイントでなる航続距離でのベスト5はどのような結果になるのでしょうか。一見すると同じような燃料タンク容量かと思いきや、WLTCモードによる燃費性能では第5位だったスズキ ジムニーのタンク容量が他モデルよりも大きいため、以下のような結果になったのにも注目です。

5位:三菱 eKクロススペース【561.6km=20.8km/L×タンク容量27L】

WLTCモードでは3位だったekクロススペースも、タンク容量の大きさが災いしてかこの結果となりました。

4位:三菱 eKクロス【572.4km=21.2km/L×タンク容量27L】

ekクロススペースと同じく燃料タンク容量が27Lだったekクロスは、航続距離では第4位という結果に。

3位:ダイハツ タフト【615.0km=20.5km/L×タンク容量30L】

WLTCモードによる燃費性能ランキングでは4位だったタフト。タンク容量は三菱勢の軽SUVよりやや大きく、この順位となりました。

2位:スズキ ジムニー【648.0km=16.2km/L×タンク容量40L】

燃費性能こそ低かったものの、他のモデルと比べて圧倒的に燃料タンク容量が多いジムニーは、見事第2位となりました。

1位:スズキ ハスラー【675.0km=25.0km/L×タンク容量27L】

圧倒的な燃費性能の高さによって、タンク容量27Lながら見事第1位となったハスラー。ちなみに2WDターボ車では610.2kmとなり、航続距離が減少しています。

ダイハツ タフト 2020

いかがでしたでしょうか。燃費性能では第5位だったスズキ ジムニーも、燃料タンクの大きさによって航続距離のベスト5では見事第2位という座に輝きました。しかし何と言っても燃費性能の高さではスズキ ハスラーに軍配が上がるようで、700km近い航続距離は驚異的。東京から大阪まで、余裕でノー給油のままたどり着くことができるその実力は、素晴らしいのひと言に尽きます。

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