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新車価格が300万円台の国産SUV10選
この記事では新車価格が300万円代の国産SUVを10車種紹介します。紹介するのはトヨタ、ホンダ、スバル、三菱の4メーカーです。各メーカーが自信を持ってラインナップしているSUVを1台ずつ紹介します。※2018年9月時点で発売されているモデルについて解説します。
更新日2021/03/02トヨタ ランドクルーザー プラド
ランドクルーザー プラドはトヨタのSUVラインナップに用意されている車です。現在トヨタのSUVラインナップがC-HR、ハイラックス、ハリアー、ランドクルーザー、そしてこのランドクルーザー プラドの5台になります。
ランドクルーザー プラドは本格的なオフローダーとして知られているランドクルーザーの兄弟車であり、高い悪路走破性を誇っています。ランドクルーザー プラドには3つのグレードが用意されています。その中で最廉価グレードとなるのが、ガソリン車の5人乗りのTXです。
全長は4,825mm、全幅は1,885mm、全高は1,850mm。エンジンは2.7L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は120ps(163kW)/5,200rpm。最大トルク246Nm(25.1kgm)/3,900rpmとなっています。トランスミッションには6速ATが付いています。
全長4,950mm、全幅1,980mm、全高1,870mmのランドクルーザーと比較すると分かるように、ボディサイズが一回り小さくなっています。またランドクルーザーの乗り出し価格は473万9,040円。ランドクルーザー プラドのガソリン車の5人乗りのTXは、353万8,080円となっており、お求めやすい価格となっています。
■トヨタ ランドクルーザー プラド TX(5人乗り/ガソリン車)
全長×全幅×全高:4,825mm×1,885mm×1,850mm
ホイールベース:2,790mm
車両重量:2,050kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(スタビライザー付)/(後)トレーリングリンク車軸式コイルスプリング(スタビライザー付)
トランスミッション:フレックスロックアップ付スーパーインテリジェント6速オートマチック<6 Super ECT>
駆動方式:4輪駆動(フルタイム4WD)
タイヤ(前後):265/65R17
エンジン:2.8L 直列4気筒
最高出力:120kW(163ps)/5,200rpm
最大トルク:246Nm(25.1kgm)/3,900rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:9.0km/L
新車価格:353万8,080円
レクサス UX200
日本に限らず人気の高いカテゴリーがコンパクトSUVです。世界に名だたる欧州メーカーもこのカテゴリーに各社の精鋭を送り込んでおり、レクサスはUXを投入しています。
エクステリアデザインは、レクサスのアイデンティティでもある、フロントの大きなスピンドルグリルこそ目立って見えるものの、他のラインアップと比べると、カジュアルで親しみやすいことが特徴です。
パワートレーンは、2.0L 直噴ガソリンエンジンを搭載するUX200と、2.0L 直噴ガソリンと電気モーターによるハイブリッドを搭載するUX250hを用意します。
新車価格300万円台は、UX200のベースグレードが397万2,222円と、かろうじて300万円台という設定です。とはいえ、扱いやすいサイズに、レクサスならではの充実した装備と優れた乗り心地は、価格以上の価値をオーナーにもたらしてくれることでしょう。
■レクサス UX200(FF/ガソリン車/5名)
全長×全幅×全高:4,495mm×1,840mm×1,540mm
ホイールベース:2,640mm
車両重量:1470kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)マクファーソンストラット(スタビライザー付)/(後)ダブルウイッシュボーン(スタビライザー付)
トランスミッション:Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機)
タイヤ(前後):215/60R17
エンジン:2.0L 直列4気筒
最高出力:128kW(174ps)/6,600rpm
最大トルク:209Nm(21.3kgm)/4,000~5,200rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:17.2km/L
新車価格:397万2,222円〜
※2020年6月時点の情報です。
レクサス UX と アウディ Q2を比較!どっちがアドバンテージがあるの?
トヨタ RAV4
グローバルモデルであるRAV4が5代目へとモデルチェンジし、2019年に日本に再上陸を果たしたのは記憶に新しいところです。
TNGAプラットフォームとアウトドアを意識した力強いデザイン、刷新されたパワートレーンが話題となり、デビューし、またたく間に人気モデルとなりました。
ラインアップには、2.0Lのガソリンモデルと2.5Lガソリン+モーターによるハイブリッドモデルがあり、それぞれに2WDと4WDが設定されています。
中でもガソリンモデルのアドベンチャーとG”Zパッケージ”に搭載される4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、走行状況に応じて駆動輪を細かく制御することにより、オンオフ問わず、高いハンドリング性能と燃費性能向上に貢献しています。
車両価格はエントリーモデルであるXが200万円代、それ以外のグレードは、すべて300万円台という設定となっています。
■トヨタ RAV4 G(FF/ガソリン車/5名)
全長×全幅×全高:4,600mm×1,855mm×1,685mm
ホイールベース:2,690mm
車両重量:1,590kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)マクファーソンストラット(コイルスプリング付)/(後)ダブルウイッシュボーン(コイルスプリング付)
トランスミッション:Direct Shift-CVT (ギヤ機構付自動無段変速機)
タイヤ(前後):215/60R17
エンジン:2.0L 直列4気筒
最高出力:126kW(171ps)/6,600rpm
最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4,800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.2km/L
新車価格:326万1,500円〜
※2020年6月時点の情報です。
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ホンダ CR-V
CR-VはホンダのSUVのラインナップに新たに追加されたモデル(正確には復活)です。現在、ホンダのSUVラインナップにはCR-Vとヴェゼルの2台のみのため、貴重なホンダのSUVになります。
CR-Vはガソリン車とハイブリッド車の2種類が用意されています。最廉価グレードは、ガソリン車のEX(FF/5人乗り)。ボディサイズは全長は4,605mm、全幅は1,855mm、全高は1,680mmとなっています。エンジンは、2.0L 直列4気筒DOHCエンジン、最高出力は、140kW(190ps)/5,600rpmで最大トルク240Nm(24.5kgm)/2,000〜5,000rpm。トランスミッションは自動無段変速機(CVT)が採用されています。
新車価格は323万280円となっており、EXを選択すればすべてのタイプが300万円代で購入することが可能。
■ホンダ CR-V EX(FF/ガソリン車/5名)
全長×全幅×全高:4,605mm×1,855mm×1,680mm
ホイールベース:2,660mm
車両重量:1,520kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)マクファーソン式/(後)マルチリンク式
トランスミッション:無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)[7スピードモード付]+パドルシフト
駆動方式:FF
タイヤ(前後):235/60R18
エンジン:1.5L 直列4気筒DOHC横置
最高出力:140kW(190ps)/5,600rpm
最大トルク:240Nm(24.5kgm)/2,000〜5,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.8km/L
新車価格:323万280円
スバル レガシィ アウトバック
レガシィ アウトバックは、スバルのSUVラインナップの中で最も高価なモデルです。アウトバックのグレードはレガシィ アウトバックとレガシィ アウトバックリミテッドの2種類。最廉価グレードはレガシィ アウトバックでボディサイズは、全長は4,820mm、全幅は1,840mm、全高1,605mm。全長が長く、全高が低いという特徴的なボディサイズとなっています。
エンジンは2.5L 水平対向4気筒DOHC 16バルブ AVCSエンジンを搭載。最高出力は129kW(175ps)/5,800rpm。最大トルクは235Nm(24.0kgm)/4,000rpm。燃料は無鉛プレミアムガソリンを使用しています。
トランスミッションは、リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速です。たまにはMT車のような運転をしたいという方には、マニュアルモードが設定されていますので運転を楽しみたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。新車価格は329万4,000円です。
■レガシィ アウトバック
全長×全幅×全高:4,820mm×1,840mm×1,605mm
ホイールベース:2,745mm
車両重量: 1,570kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)ストラット式独立懸架/(後)ダブルウィッシュボーン式独立懸架
トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速
駆動方式:AWD
タイヤ(前後):225/65R17
エンジン:2.5L 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ AVCS
最高出力:129kW(175ps)/5,800rpm
最大トルク:235Nm(24.0kgm)/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:14.8km/L
新車価格:329万4,000円
三菱 パジェロ
三菱のSUVなら最近ではアウトランダーが特に人気モデルになっているようですが、パジェロも忘れてはいけません。パジェロは三菱のSUVを語るうえで、必ず外すことができない車種です。
最近は、三菱よりアウトランダーが発表され大変人気のモデルとなっておりますが、三菱のSUVを語るうえではパジェロを外すことはできません。今でも一定の人気を誇るパジェロもまた300万円台で買えるモデル。詳細は他記事にてお伝えしますが、パジェロはパリ・ダカールラリーなどでも活躍したクロスカントリー車として名実ともに世界的で認知されているのです。
クリーンディーゼル車とガソリン車の2種類で、最廉価グレードのガソリン車のGRタイプとなります。ボディサイズは、全長は4,900mm、全幅は1,875mm、全高は1,870mmでSUVの中でも大きい方のサイズ。本記事でご紹介した中でもナンバーワンの大きさです。
エンジンは、3.0L V型6気筒SOHC 24バルブ。最高出力は131kW(178ps)/5,250rpmと最大トルク261Nm(26.6kgm)/4,000rpmを生み出します。燃料は無鉛レギュラーガソリンです。タンク容量88Lでたっぷり給油することができます。
トランスミッションはINVECS-II 5速スポーツモードA/T。まさに走りのパジェロにふさわしいトランスミッションと言えるでしょう。駆動方式は全輪駆動で、価格は327万7,800円となっています。本格的な四駆SUVでたのもしい走りをしてくれるパジェロをこの価格で購入できるのはとてもお買い得に感じます。
■三菱 パジェロ
全長×全幅×全高:4,900mm×1,875mm×1,870mm
ホイールベース:2,780mm
車両重量:2,130kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式独立懸架/(後)マルチリンク式ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式独立懸架
トランスミッション:INVECS-Ⅱ 5速スポーツモードA/T
駆動方式:4WD
タイヤ(前後):265/65R17
エンジン:3.0L V型6気筒SOHC 24バルブ
最高出力:131kW(178ps)/5,250rpm
最大トルク:261Nm(26.6kgm)/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:8.0km/L
新車価格:327万7,800円
トヨタ ハイラックス
ハイラックスはトヨタが販売するピックアップトラックです。このカテゴリーは国内では選択肢がほぼなく、ハイラックスは2020年2月現在、日本で新車購入できる唯一のピックアップトラックでもあります。
ボディサイズは全長5,335mm×全幅1,855mm×全高1,800mmとサイズはやや大きめで、ワイルドでタフな走りを連想させる力強いデザインは魅力的です。
エンジンは2.4L 直列4気筒ターボディーゼルで最高出力110kW(150PS)/3,400rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,600〜2,000rpmを発揮します。300万円台で購入できるのはX、Zです。
■トヨタ ハイラックス Z
全長×全幅×全高:5,335mm×1,855mm×1,800mm
ホイールベース:3,085mm
車両重量:2,080kg
乗車定員:5名
サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(スタビライザー付)/(後)車軸式半楕円リーフスプリング
トランスミッション:スーパーインテリジェント6速オートマチック<6 Super ETC>
駆動方式:4輪駆動(パートタイム4WD)
タイヤ(前後):265/65R17
エンジン:2.4L 直列4気筒
最高出力:110kW(150PS)/3,400rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,600〜2,000rpm
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:11.8km/L
新車価格:382万5,800円
※2020年2月時点の情報です。
ハイラックスについているリーフ式サスペンションが普通のクルマと違うわけとは?
三菱 アウトランダー
アウトランダーは三菱が販売しているミドルサイズのSUVです。モーターを搭載するPHEVモデルが有名ですが、ガソリンエンジンも設定されています。
ボディサイズは全長4,695mm×全幅1,810mm×全高1,710mmで、コンパクトSUVといわれるトヨタ C-HRやホンダ ヴェゼルなどよりもひと回り大きなサイズです。
デザインはオフロードを思わせる無骨なものではなく、どちらかといえば都会派SUV、オンロードを意識した高級感のあるデザインです。
エンジンは2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンと24.L 直列4気筒ガソリンエンジンの2種類。
2.0Lガソリンエンジンの最高出力は110kW(150PS)/6,000rpm、最大トルクが190Nm(19.4kgm)/4,200rpm。2.4Lガソリンエンジンの最高出力は124kW(169PS)/6,000rpm、最大トルクが220Nm(224.4kgm)/4,200rpmとなっています。
300万円台なのは、2.4L ガソリンエンジンを搭載した24M、24G、24G プラス パッケージで、そのほかのグレードは200万円台となっています。
■三菱 アウトランダー 24M
全長×全幅×全高:4,695mm×1,810mm×1,710mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,570kg
乗車定員:7名
サスペンション:(前)マクファーソンストラット式/(後)マルチリンク式
トランスミッション:INVECS-Ⅲ 6速スポーツモードCVT
駆動方式:4輪駆動(電子制御4WD)
タイヤ(前後):215/70R16
エンジン:2.4L 直列4気筒
最高出力:124kW(169PS)/6,000rpm
最大トルク:220Nm(22.4kgm)/4,200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:14.6km/L
新車価格:303万3,000円
※2020年2月時点の情報です。
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーは、トヨタのSUVラインナップの中核を担う高級SUVです。
全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,690mmで、パワートレインには、2.0Lガソリンと2.0Lターボ、2.5Lと電気モーターによるハイブリッドエンジンが用意されています。
トランスミッションは、2.0LガソリンがCVT、2.0Lターボが6速AT、ハイブリッドは電気式CVTを採用。燃料は、2.0Lのガソリンとハイブリッドはレギュラーガソリン、2.0Lターボのみプレミアムガソリン仕様となります。
高級感あふれる内外装に、ゆとりある室内、そして静かで乗り心地の良いオンロード性能は、都市での使用に照準を合わせたラグジュアリーサルーンのような魅力を備えています。
新車価格は、300万4000円〜となっています。
ハイブリッドモデルも大人気!ハリアーの燃費性能はなぜ高いのか?
三菱 アウトランダーPHEV
三菱が他の国産メーカーに先んじて、SUV市場に投入したプラグインハイブリッドモデルが、アウトランダーPHEVです。
ボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,800mm×全高1,710mmで、パワートレインには2.4L プラグインハイブリッドエンジンを搭載しています。
JC08モードEV走行換算距離が65.0㎞と、他メーカーのハイブリッドSUVと比べて圧倒的なEV走行距離を誇り、日常的な買い物や通勤はEV走行のみで十分に賄うことが可能になります。
高出力のツインモーター4WDをベースとした三菱の車両運動統合制御システムS-AWCは、4輪の駆動力を最適制御することで、クルマを意のままに操る楽しさも与えてくれています。
力強い発進性能や加速性能は、プラグインハイブリッドならではの魅力であり、日常から長距離移動でも快適なドライビングを可能にしています。
また、アウトドアで電化製品の電源として利用できる給電機能や、静粛性の高い快適な移動空間は、他メーカーのSUVにはない魅力です。新車価格は393万9100円からとなっています。
車中泊で大活躍!荷室がフラットで、電源にもなるアウトランダーPHEV
【SUVだからこその絶景】照る山と本格珈琲。旅の相棒はアウトランダー
国産車ということもあり、最廉価グレードは300万円前半から半ばの金額で購入することができます。車は、価格や性能、ボディサイズ、走り心地、ブランドストーリーなど様々なことを加味したうえで決めるものだと考えますが、今回はわかりやすい金額を軸にご紹介しました。実際の乗り心地等は乗ってみないとわかりにくいですから、ご検討の方は販売店へいってみてはいかがでしょうか。