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【三菱 アウトランダー、ベンツ GLBなど】国産・外車・輸入車の3列シートSUV24車種を一挙公開

日本国内の新車市場において、ファミリーカーの定番となったミニバンは食傷気味となっていました。そういったユーザーの新しい選択肢として注目されたのが3列シートをもつSUVです。ランドクルーザーやパジェロといったボディサイズの大きなオールラウンダーSUVは3列シート車を設定していますが、マツダCX-8の登場で注目度はさらにアップしました。ここでは、人気の高い3列シートモデルのある3列シートSUVを車種紹介しましょう。※2019年7月公開、20年9月更新

更新日2020/09/17

国産車の3列シートSUVにはなにがある?

マツダ CX-8

マツダ cx-8 2017

現在の3列シートSUVブームの火付け役と言えるモデルが、2017年12月にデビューしたマツダCX-8です。ミドルサイズSUVのCX-5のボディを延長したのではなく、北米市場で販売されているCX-9を日本仕様にチューニングしたモデルです。

全長は約5mとボディサイズは大きいですが、サードシートの居住性も抜群。しかもサードシートに人が乗っても荷物を積めるラゲージスペースが確保されています。2,930mmというロングホイールベースによってゆったりとした乗り味が特徴です。搭載するエンジンはデビュー当初は2.2Lディーゼルターボのみでしたが、現在は2.5Lガソリンターボも選べるようになっています。

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三菱 アウトランダー

三菱 アウトランダーPHEV 2018

三菱のミドルサイズSUVといえばアウトランダーです。ガソリンンエンジン車とPHEV(プラグインハイブリッド)車が設定されており注目はPHEVですが、3列シート7人乗りが可能なのはガソリンエンジン車のみです。

ガソリンンエンジン車は全車7人乗りですが、2WD(FF)車は2L、4WD車は2.4Lと搭載するエンジンの排気量が異なります。ボディサイズは全長4,695mmで3列目シートに大人が乗車して長時間の移動はやや厳しいかなという室内空間なので、あくまでもエマージェンシーシートもしくは子供用と考えたほうがよいでしょう。

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トヨタ ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザー ZX 2017

トヨタの本格オフローダーSUVがランドクルーザーです。その高い走行性能と耐久性の高さは世界中で人気車となっています。ランドクルーザー200と呼ばれる現行型は2007年に登場し、すでに12年販売されているロングセラーモデルです。エントリーグレードは5人乗りですが、AX以上の上級グレードでは8人乗りの3列シートをレイアウトしています。

ボディサイズは全長4,950mmもあるため、サードシートの空間も余裕たっぷりです。搭載されているエンジンは4.6LのV8で、圧倒的なパワーでヘビー級のボディをスムーズに加速させます。また、オフロードの走破性とともにオンロードでの極上の乗り味も特徴です。

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日産 エクストレイル

日産 エクストレイル 2017

日産の主力SUVがエクストレイルです。シャシー制御やオールモード4×4iという4WDシステムにより、路面状況に左右されない高い走行性能が魅力です。現行モデルのエクストレイルはハイブリッド車とガソリンエンジン車を設定していますが、7人乗りの3列シート車を選べるのはガソリン車の2.0Xというグレードのみです。(エクストリーマーも選択可能)。

ボディサイズが全長4,690mmとミドルサイズのため、サードシートの居住性そして、リアドアからのアクセスはかなり厳しいレベルです。大人が乗ると足を置くスペースも厳しいので、エクストレイルのサードシートは子供用という割り切りが必要でしょう。

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ホンダ CR-V

ホンダ CR-V 2018

一度は日本市場から姿をミドルサイズSUVのホンダCR-Vですが、2018年8月に復活しました。CR-Vも搭載するパワートレインは1.5L直列4気筒ターボと2.0Lのハイブリッドの2種類で、注目は2Lハイブリッド車にも4WDが設定されていることです。

しかし、他のモデルと同様に7人乗りの3列シート車が選べるのは1.5Lターボ車のみとなりますが、全グレードで7人乗りを選ぶことができます。サードシートはセカンドシート下に爪先を入れるように座らないとなりませんが、居住スペースは十分確保され良好です。ただし、リアドアからのアクセスが今ひとつなのが残念なところです。

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三菱 パジェロ

三菱 パジェロ FINAL EDITION 2019

2019年8月に国内の販売を終了する三菱パジェロ。かつてはRVの代名詞として一斉を風靡したモデルです。現行モデルは2006年に登場し、かつてはショートボディとロングボディの2つのボディを設定していましたが、現在は7人乗りの3列シートをもつロングボディのみとなっています。

搭載するエンジンは3.0L V6ガソリンと3.2L 直4ディーゼルターボの2種類で低回転域から441Nmというビッグトルクを発生するディーゼルターボが人気となっています。ボディサイズの全長は4,900mmと大きいため、サードシートは大人が乗っても十分なスペースが確保されています。高い悪路走破性をもつ本格オフローダーが無くなってしまうのは非常に寂しいです。

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レクサス RX450hL


RXはレクサスが販売するクロスオーバーSUVです。

RX450hLはハイブリッドモデルで5人乗り仕様のRX450hをベースにボディ全長を110mmストレッチしたモデルで、2017年に登場しました。

サードシートは高級車らしく電動格納式を採用。左右には専用のエアコンも備わっており、快適な空間が確保されています。

これにともない車両重量は100kg以上増加したものの、3.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムは、パワフルな印象のまま。動力性能の低下は見られません。

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トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザー プラドランドクルーザーは、過酷な状況でも走り抜けることができる走破性に優れたモデルです。しかし、街乗りや普段使いを考えると、サイズが大きく価格も高い、そこで登場したのがランドクルーザープラド(以下:プラド)なのです。

とはいってもプラドもラダーフレームを搭載する本格SUVなので、乗用車ベースのSUVよりも遥かに優れた走破性を持っています。

サードシートは、普段使いよりもエマージェンシー的な位置づけで、足元のスペースもそれほど広々というわけではありません。

パワートレインは2.7Lのガソリン仕様と2.8Lのディーゼルモデルを設定。アウトドアでガンガン使いたい方には、トルクフルなディーゼルがおすすめでしょうか。

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三菱 デリカD:5

三菱 デリカ D:5 アーバンギア 2018かつて三菱自動車が手掛けていたオフロードタイプのミニバンであるデリカ スペースギア。その後継モデルとして2007年にデビューしたデリカ D:5です。特徴的なモデル名は「デリカの5代目」を意味しており、ミニバンでありながら高いオフロード走破性能をもち、高い剛性を確保するためのボディ構造を有する稀有なミニバンです。

ボディサイズは全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mmという大きさで、ミニバンらしく背は高め。2007年の発売以来、繰り返しマイナーチェンジを行ない、2019年には三菱自動車のアイコンであるダイナミックシールドデザインを採用したエクステリアへと刷新されています。それにともないパワートレインもディーゼルエンジンのみとなり、ガソリンエンジンを搭載するモデルは在庫車のみの対応となりました。

全グレード3列シート仕様のインテリア素材はファブリックシートとレザーシートの2種類。ファブリックシートはアウトドアを意識した動きのある幾何学模様で力強さと躍動感を表現。一方のレザーシートは立体的なダイヤキルティングを大胆に施した本革を用い、加飾パネルにはサバ杢とバール杢という木目調パネルがそれぞれに使われています。

乗員人数はグレードによって7人乗りと8人乗りがあり、特別仕様車として都会的な雰囲気を盛り上げる「アーバンギア」もラインナップ。さらに2019年にはラグビーワールドカップを記念したアニバーサリーモデル「オールブラックスエディション」も用意されていました。

現在のラインナップは全車2.3Lディーゼルエンジンとフルタイム4WDを搭載し、価格帯は391万3800円〜447万2600円となっています。

※2020年9月追記

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レクサス LX570

レクサス LX570トヨタ ランドクルーザーの姉妹モデルとして誕生したレクサスLXシリーズ。その歴史は1996年と意外に古いものの、当初は北米向けのモデルだったということもあり日本ではあまり知られていないモデルでした。その後3代目LXが2015年から日本でも発売されるようになると、日本市場での認知度も高まり、レクサスのフラッグシップSUVとして揺るぎない地位と人気を築き上げました。フルサイズのプレミアムSUVとして、ヨーロッパやアメリカ製の大型SUVにも比肩する実力とデザインを兼ね備えています。

ボディサイズは全長5,080mm×全幅1,980mm×全高1,910mmと圧巻の大きさ。フロントにはレクサスを象徴するスピンドルグリルに3連のLEDヘッドランプを採用した迫力あふれる顔つきで、足もとには煌びやかな切削光輝仕上げの20インチアルミホイールを標準で装備、さらにオプションでは21インチという大径ホイールも用意されています。

2015年の日本上陸時は3列シート8人乗車仕様のモノグレードのみでしたが、2017年には2列シート5人乗車仕様も追加で設定されています。いずれもパワートレインは5.7L V8DOHC自然吸気エンジンのみで、トランスミッションは8速スーパーECT(スーパーインテリジェント8速AT)、駆動方式はフルタイム4WDとなっています。

価格は2列シート、3列シートともに1135万6481円と同額で、ブラック・シークエンスという特別仕様車も用意されていました。

※2020年9月追記

 

外車・輸入車のSUVの3列シートSUVにはなにがある?

メルセデス・ベンツ GLB

メルセデス・ベンツ GLB200d 20202019年6月に登場したメルセデス・ベンツの新型SUVモデルがこのGLB。AクラスをベースにしたGLAとCクラスをベースにしたGLCの中間に位置づけられるモデルとなっています。ほかのメルセデスSUVシリーズとはやや趣の違うスクウェアなフォルムをもち、使い勝手の良いオフローダーになっているのが特徴です。

ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,835mm×全高1,700mmという大きさ。GLCの全長4,670mm×全幅1,890mm×全高1,645mmと比較してみると、その全高の高さが分かるでしょう。

パワートレインは2種類のガソリンエンジンと1種類のディーゼルエンジンが本国では設定されていますが、日本市場では2.0L直4ターボエンジンを搭載する「250 4マチックスポーツ」と2.0L直4ターボディーゼルエンジンを搭載する「200d」の2種類を設定。トランスミッションは8速ATの1種類で、駆動方式はFFおよび4マチックと呼ばれるフルタイム4WDが用意されています。

ボディサイズに対してホイールベースが2,830mmと長く、その恩恵を受けて車内空間にゆとりがあるのもGLBの特徴。本国には2列シートの5人乗車仕様もありますが、日本市場では全車3列シート7人乗車仕様がラインナップされています。

価格は200dが512万円、250 4マチックスポーツが696万円となっています。

※2020年9月追記

 

メルセデス・ベンツ GLE

メルセデス・ベンツ GLE 2018かつてメルセデス ベンツが初めてドイツ国外で生産を行なったMクラスの実質的な後継車種がこのGLE。お披露目は2015年の北米国際オートショーで、この時に初めて「GLE」という呼称が使われました。その後日本でも、2015年10月のマイナーチェンジのタイミングに合わせて名称をMクラスからGLEに変更しています。

さらに2016年にはクオーターパネルを寝かしたクーペボディ版の「GLEクーペ」も登場。2019年にはフルモデルチェンジを行ない、第2世代へと移行しました。

通常版のボディサイズは、全長4,930mm×全幅1,950mm×全高1,770mmという大きさ。ホイールベースは2,995mmと先代よりも80mmほど拡大されており、それにともない室内空間は2列シートから3列シートと変更。乗車定員も5人乗りから7人乗り仕様へと変更されています。ちなみにドイツ本国では2代目GLEにも5人乗り仕様が用意されていますが、日本に正規輸入されているのは7人乗り仕様車のみ。3列シートは未使用時にはフルフラットにすることもでき、7人で乗車したりシチュエーションに合わせて荷室の拡大を図ったりとフレキシブルな使い方ができるようになっています。

そんなGLEには2.0L 直4ディーゼルターボエンジンと3.0L 直6ディーゼルターボエンジン、さらに3.0L 直6ターボガソリンエンジンに電気モーター「ISG」を組み合わせたマイルドハイブリッドの3種類が用意されており、価格帯は954万円〜1,170万円となっています。

※2020年9月追記

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メルセデス・ベンツ GLS

メルセデス・ベンツ GLS 20202013年に発売されたメルセデス・ベンツの大型SUVモデル。発売当初は「GL」という名前でデビューし、その後2016年4月のマイナーチェンジのタイミングで呼称を「GLS」に改めました。発売当初から3列シートを備えた7人乗車仕様になっていて、メルセデス・ベンツでは同モデルを「ファーストクラスSUV」と銘打っています。

2019年にはフルモデルチェンジを行ない第2世代へと移行し、日本では2020年春から新型GLSの発売をスタート。スタイリングには「Sensual Purity」というフィロソフィが掲げられ、この思想はほかのメルセデス・ベンツ各モデルにも採用されています。フロントマスクには2本のルーバーが付けられ、ボンネットにはパワードームを採用。テールランプにはSUVモデルに用いられるブロックデザインがあしらわれています。

ボディサイズは全長5,210mm×全幅1,955mm×全高1,825mmという大きさで、ホイールベースは3,135mmと3メートル超のサイズ。2列目シートは3分割の可倒式で、3列目シートも可倒式を採用。3列シートを倒せばゴルフバッグを横ではなく縦方向に計4つも収納できるほどの荷室容量を備えています。

グレードは3.0L 直6ディーゼルターボエンジンを搭載した400 d 4マチックと、4.0L V8ツインターボに電気モーター「ISG」を組み合わせた580 4マチックスポーツの2グレードが用意され、前者は1,263万円、後者は1,669万円となっています。

※2020年9月追記

 

BMW X5

BMW X5 2019ヨーロッパ生まれのプレミアムSUVとして、2000年という早いタイミングでデビューしたX5。初代モデルはミドルレンジの5シリーズをベースにしており、実際に多くのパーツを5シリーズから流用して制作。BMWならではのデザインに高い走行性能をもち、さらにSUVの力強さを兼ね備えたモデルとして高い評価を集めました。現在は2019年から発売している第4世代へと移行しています。

ボディサイズは全長4,935mm×全幅2,005mm×全高1,770mmとなり、先代モデルよりも全長で25mm、全幅で65mm、全高で10mmとそれぞれ拡大され、ホイールベースも40mmほど延伸された2,975mmとなっています。パワートレインは3.0L 直6ディーゼルターボエンジンと3.0L直6ターボに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド、そして4.4L V8ターボエンジンの3種類があり、ノーマルグレードのほかにMスポーツというスポーツモデルが設定されています。

乗車定員はいずれも2列シートを備えた5人乗り仕様のみですが、オプション設定では3列シート(サード・ロー・シート)を備えた7人乗り仕様にも変更可能。これは「xDrive 35d Mスポーツ」というグレードのみに設定された受注生産オプションで、それ以外のグレードでは設定自体がありません。

価格はxDrive 35d Mスポーツの車両本体価格が1,036万円で「サード・ロー・シート」のオプション代金が29万1000円です。

※2020年9月追記

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BMW X7

BMW X7 20192017年のフランクフルトショーでお披露目され、2019年から発売をスタートしたX7。このモデルの登場によってBMWのXシリーズは、X1からX7までフルレンジで揃うようになりました。ほかのXシリーズと同様にBMWではこのモデルを「SAV(スポーツアクティビティビークル)」という位置づけにしており、Xシリーズでは初となる3列シート7人乗車を標準仕様にしています。

ボディサイズは全長5,151mm×全幅2,000mm×全高1,805mm、ホイールベースは3,105mmという大きさで、これはもちろんXシリーズ最大クラス。フロントにはBMWのアイコンでもあるキドニーグリルを大型サイズで配置し、リアセクションまわりのデザインは7シリーズセダンを彷彿とさせるものとなっています。

3列シートはいずれも電動パワーシート化されており、すべてのシートにアームレストやUSBソケットなどを装備。オプションではセカンドシートをキャプテンシートに変更したり、3列シートをなくすこともできるようになっています。

グレード展開は3.0L 直6ディーゼルターボを搭載した「xDrive35d」と「xDrive35d Mスポーツ」、さらに4.4L V8エンジンを搭載した「M50i」の3種類のほか、クローム仕上げのエレメントをまとった「デザインピュアエクセレンス」というグレードが「35d」に設定されています。価格帯は1,099万円〜1,595万円と全グレードとも1,000万円オーバーとなっています。

※2020年9月追記

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アウディ Q7

アウディ Q7 20202006年にデビューしたアウディQ7。初代モデルはフォルクスワーゲンのトゥアレグやポルシェ カイエンと共通のプラットフォームを用い、そこにアウディならではのクワトロシステムを採用したプレミアムSUVモデルです。現在販売されているのは2016年に登場した2代目のQ7で、アルミ部材を多用することで先代よりも大幅な軽量化を図っているのが特徴。2020年には内外装を含めた大幅な改良が施されています。

ボディサイズは全長5,065mm×全幅1,970mm×全高1,735mm、ホイールベース2,995mmという大きさ。2019年に登場したQ8の全長4,995mm×全幅1,995mm×全高1,705mmと比較すると全幅以外はQ7の方が大きくなっていて、ホイールベースはQ7/Q8ともに同寸となっています。パワートレインは3.0L V6ターボエンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドが主流となり、2.0L 直4ガソリンターボエンジンを搭載したモデルは「45Sラインリミテッド」という特別限定車扱いになりました。

各グレードにはそれぞれ2列シート5人乗車仕様のほかに3列シート7人乗車仕様が設定されており、2.0Lの特別仕様車は3列シート7人乗車のみの設定。価格設定は3列シート7人乗車仕様の方が高くなっており、3列シート車に限定した価格帯は975万円〜1,049万円となっています。

※2020年9月追記

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ボルボ XC90

ボルボ XC90 インスクリプション T8 Twin Engine 2019ボルボの大型SUVとして2002年にデビューしたXC90。発売直後から北米市場で高い人気となり、2003年には北米の権威あるアワードを受賞し、アメリカにおけるボルボの地位を築き上げることに成功しました。その後、ボルボカーズの経営をめぐって紆余曲折があり、2010年に経営がフォードから中国の自動車メーカーに変わるとともにパワートレインやシャシー、デザインなどを刷新。そういった経緯の中で2016年に登場したのが、新生XC90でした。

これまでのボルボとは異なるスタイリングをはじめ、ボディ、シャシー、サスペンション、そして内装などあらゆる部位が新開発となった2代目XC90は、そのデザイン性の高さが評価されヨーロッパのアワードを多数受賞。その他の国でも評価を集め、全世界でのアワード獲得数は50を超えるともいわれています。

スタイリングの特徴として挙げられるのがトールハンマーと呼ばれるヘッドライトの意匠で、これは北欧神話をモチーフにしており、以降の新生ボルボ車のアイコンとして各モデルにも採用されています。プラットフォームにはスケーラブルプロダクトアーキテクチャーを採用し、このプラットフォームはV90やS90、XC60、V60などにも用いられています。

ボディサイズは全長4,950mm×全幅1,930mm×全高1,775mmでホイールベースは2,985mm。先代と比較すると全長および全幅を拡充する一方で全高を20mmほど下げることでスポーティさも演出しています。

パワートレインは2.0L直4ターボディーゼル(D5)のほか、2.0L直4ターボ+スーパーチャージャーエンジン(T6)と、同じガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(T8)をラインナップ。さらに2020年には2.0L 直4ターボエンジンに「ISGM」というハイブリッドシステムを組み合わせたモデル(B5)も設定されています。いずれのグレードも3列シート7人乗り仕様になっていて、2列目シートにはスライド機構を採用しています。

価格帯は824万円〜1,359万円と非常にレンジが広くなっているのもXC90の特徴といえるでしょう。

※2020年9月追記

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ランドローバー レンジローバースポーツ

ランドローバー レンジローバー スポーツ 2020ランドローバーの誇るトップエンドモデルのレンジローバー。その高性能スポーツ版として2005年に誕生したのがレンジローバースポーツです。スポーツ走行を意識したつくりになっており、初代モデルのシャシーにはディスカバリー3と共通のインテグレーテッドボディフレームを採用。ホイールベースも短く、足まわりなどは専用チューニングが施されています。2013年にはフルモデルチェンジを行ない第2世代へと移行。このときはレンジローバーと共通のオールアルミ製モノコックボディを採用したことで大幅な軽量化にも成功しています。また2017年にはマイナーチェンジを行ない、内外装を中心に大きなリファインを敢行。シグネチャー付きLEDヘッドライトの採用などによってイメージを一新させています。

ボディサイズは全長4,855mm×全幅1,985mm×全高1,800mmで、ホイールベースは2,920mmという大きさ。ノーマルサイズのレンジローバーの全長5,005mm×全幅1,985mm×全高1,865mmと比較するとすべてにおいてスポーツの方が小さくなっていますが、その一方でホイールベースはまったくの同寸となっています。このレンジローバースポーツはパワートレインを含めて非常に多彩なグレード展開が行なわれていますが、いずれも2列シート5人乗車が標準。ただしオプション設定には3列シートが用意され、3列目シート未使用時にはフロア下に格納することができます。

パワートレインは2.0L 直4ターボ+モーターのマイルドハイブリッドから5.0L V8スーパーチャージャーエンジンまで種類が豊富で、価格帯も1,218万〜1,723万円と多彩なラインナップとなっています。

※2020年9月追記

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ランドローバー ディスカバリー

ランドローバー ディスカバリー 2019レンジローバーの下位グレードに位置づけられるディスカバリー。1990年代には世界で最も過酷なレース「キャメルトロフィ」のオフィシャルカーに使われていた本格的なオフローダーです。実用本位のスクウェアなフォルムは初代レンジローバー譲りで、実際に初代ディスカバリーの多くはレンジローバーの部品を流用して作られていました。現在販売されているのは2017年に登場した5代目のディスカバリーで、およそ13年ぶりにプラットフォームを刷新。レンジローバーと共用のものを使用しており、ボディ構造はアルミ素材のモノコックボディをディスカバリーとして初めて採用しました。

ボディサイズは全長4,970mm×全幅2,000mm×全高1,890mm、ホイールベースは2925mmという大きさ。かつては2列シート5人乗車仕様の3ドアショートボディと3列シート7人乗り仕様の5ドアロングボディが用意されていましたが、現在は5ドアのみの設定。基本は2列シート5人乗車仕様ですが、オプションを選べば3列シート7人乗り仕様にすることも可能で、2列目は3分割、3列目は2分割による分割可倒式を採用しています。

気になる価格帯は、877万〜1,002万円で、2019年秋には豪華装備の「ランドマークエディション(883万円)」という特別仕様車も用意されていました。

※2020年9月追記

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ランドローバー ディスカバリースポーツ

ランドローバー ディスカバリースポーツ 2019イヴォークと設計を共有するモデルとして2015年にデビューしたディスカバリースポーツ。いわゆるコンパクトサイズのSUVでありながらも3列シートを採用したSUVとして独自のポジションを築き上げたSUVモデルです。発売当初は2,740mmというホイールベースを活かし、ゆとりのある居住感を活かした5シーターモデルとしてデビューしたものの、2016年には7名乗車が可能な5+2シーターの「7プラススペシャルエディション」をラインナップ。以後5名乗車のスタンダードのほかに、特別仕様車としての7人乗車モデルが限定モデルとして用意されるようになりました。

ボディサイズは全長4,600mm×全幅2,070mm×全高1,730mm、ホイールベースは2,740mmという大きさ。ディスカバリーシリーズの中では比較的コンパクトな大きさとなっています。特別仕様車を除き全グレードとも2列シート5名乗車が基本となっていますが、オプションで3列シート7名乗車仕様をセレクトすることが可能。セカンドシートは3分割可倒式、サードシートは2分割可倒式をそれぞれ採用しています。

グレードは多岐にわたるディスカバリースポーツの価格帯は450万円〜660万円となっています。

※2020年9月追記

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ランドローバー ディフェンダー

ランドローバー ディフェンダー 2019レンジローバーなどで有名なランドローバーが1983年より生産し続けているディフェンダー。質実剛健な堅牢性を誇るSUVとして、世界的にも有名なSUVモデルです。その始祖となるモデルは1980年代に制作されたランドローバー90/110/127にまでさかのぼり、1990年に「ディフェンダー」という名前で待望のデビューを果たします。その後は2013年まで生産が続けられ、いちどは生産を終了したものの2019年に急遽復活を果たし、2世代目が登場。新たにd7xアーキテクチャーを採用し、それまでのラダーフレームからモノコックへと変更され、サスペンションも独立懸架になるなど新世代のディフェンダーへと生まれ変わっています。

ボディタイプは3ドア(90)と5ドア(110)の2種類があり、110のボディサイズは、全長5,018mm×全幅2,008mm×全高1,967mm、ホイールベース3,022mmという大きさ。ちなみに3ドアの90は全長4,538mm×全幅2,008mm×全高1,974mm、ホイールベース2,587mmとなっています。90は2列シート5人乗り仕様のみで、110は2列シート5人乗り仕様にくわえ3列シート7人仕様が用意されています。

ディフェンダー110の価格は589万円〜で、レザーシートの3列シート仕様モデルはボディカラーの違いにより745万1000円〜767万5000円となっています。なお2021年には8人乗車仕様のモデルも追加でラインナップされる予定となっています。

※2020年9月追記

 

プジョー 5008

プジョー 5008初代シトロエン グランドC4ピカソのコンポーネンツを流用し、2009年にデビューしたプジョー3008。その後2017年に登場した2代目からはSUVへとスタイルを一新し、プジョーを代表する大型SUVとして人気を集めています。

ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,840mm×全高1,650mmで、ホイールベースは2,840mmという大きさ。スタイリングは3008のアイデンティティを受け継ぎながらもプラス190mmのゆとりをもたせた全長によって堂々たる存在感を醸し出しています。ブラックダイヤモンドルーフの光沢とボディカラーが織りなすコントラストに合わせたクロームの煌めきは、プレミアムSUVならでは。

この5008のほかにはない魅力は、7座のシートがすべて独立式となっていること。2列目シートは150mmの前後スライド幅をもち、さらに5段階ものリクライニング機能を装備。またフロントシートバック背面には折り畳みテーブルが付き、床下収納やサンシェードなども備わり快適性にも富んでいます。

グレードは1.6Lガソリンターボを搭載するアリュール、2.0LクリーンディーゼルのGTライン ブルーHDi、GTブルーHDi、クロスシティ ブルーHDiの4種類で、価格は425万8000円〜507万4000円となっています。

※2020年9月追記

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テスラ モデルX

テスラ モデルX 2019ガルウイングタイプに開閉するファルコンウイングドアが印象的なテスラ モデルX。モデルSのパワートレインやボディをベースにして開発されたテスラのクロスオーバーSUVです。2012年のジュネーブモーターショーでお披露目され、2015年より販売をスタート。フロントとリアの2か所にモーターを搭載する4WDで、最大トルク1,000Nm、最大けん引能力2,250kgという圧倒的なパワーを有しています。

ボディサイズは全長5,004mm×全幅2,038mm×全高1,626mm、ホイールベース3,061mmという大きさ。アクセスしにくい3列目への乗降性を高めるべく誕生したファルコンウイングドアは、乗り降りを容易にするとともに狭い駐車スペースでもストレスなくドアを開けられるのがポイント。大柄なボディサイズが生み出す荷室容量は最大2,487Lを誇り、3列目シートのスペースにもゆとりが生まれています。

グレードは加速性能や航続距離が異なるパフォーマンスとロングレンジの2タイプがあり、価格は1,059万9,000円〜1,299万9,000円となっています。

※2020年9月追記

 

キャデラック エスカレード

リンカーン ナビゲーターのライバルとして1999年に発売されたキャデラック エスカレード。GMCユーコン デナリをベースにした大型サイズのプレミアムSUVで、キャデラックの名に相応しい豪華なモデルに仕上がっています。現在販売されているのは2015年登場の4代目モデルで、GMの新設計トラック向けのプラットフォームを採用しています。

ボディサイズは全長5,195mm×全幅2,065mm×全高1,910mm、ホイールベース2,950mmという堂々たる大きさ。心臓部には6.2Lという大排気量のV8OHVエンジンを搭載し、駆動方式はフルタイム4WDを採用。乗車定員は初代モデルから現在まで3列シート7人乗車仕様となっています。シートレイアウトは乗員や荷物量に応じてフレキシブルに対応することができ、パワーホールディング機能を持つ2列目&3列目シートは瞬時に折りたたむことも可能。

現在のグレード展開はプラチナムと、ブラックアウトされた特別仕様車スポーツエディションの2種類で、価格は1,377万円〜141,6万円となっています。

※2020年9月追記

 

いかがでしょうか。3列シート仕様のSUVのラインナップは意外に充実しています。各々のクルマのサイズがありますから、3列目のシートの広さはそれぞれですが、ミニバン一択という視点から、少しずらして3列シートを持っているSUVに乗ってみるのはいかがでしょうか。

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