ミニバン大国日本に対するマツダの回答、それがCX-8だ
更新日 2019/08/08
文化や背景に応じて、クルマの形も国や地域ごとに変わるように、日本はミニバンの割合が非常に多いという意味で、世界でも特殊な市場です。量販車種で7人以上の乗車が可能なモデルは、トヨタならノア/ヴォクシー、日産ならセレナ、ホンダならステップワゴンと、それぞれのブランドでも最重要車種が並びます。
マツダも、以前はMPVなどの3列シートモデルがそのポジションを担っていました。現在もビアンテやプレマシーはラインナップ並んではいます。しかし、2016年の段階でマツダがミニバンを撤退するといった報道が流れ、衝撃を与えました。多人数乗車を可能とするミニバンは、日本市場でのビジネスに必要不可欠であり、ミニバンの撤退は日本市場を重視していないと言っているのとほぼ同義とも言えるからでした。
しかし、マツダはマツダなりの方法でミニバンを望むユーザーのニーズを満たすべく、新モデルを投入しました。それが、今回紹介するCX-8です。
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