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【2021年版】WLTCモード燃費がいいSUVランキング、トップ15
パワフルな走りに、多様な機能性、レジャーから長距離移動までを柔軟にこなしてくれるSUVですが、燃費性能も気になるところですね。今回は、人気のSUVをWLTCモード燃費の良い順番に紹介していきます。SUV選びの参考にしてみてください。
更新日2021/03/23JC08モード、WLTCモード、どちらの燃費を見たらいいの?
カタログで燃費を見ると、JC08モード、WLTCモードの両方が併記されています。JC08モードの方が数値が良くなる傾向にありますが、どちらの数値を見ればいいのでしょうか?
WLTCモードとは、EU、アメリカをはじめとし、インドや中国などでも採用されている国際的な燃費計算の試験方法です。日本でも、日本独自のJC08モード燃費に代わり、2017年夏以降に導入されており、WLTCモード燃費が算定されたクルマから順次切り替えられています。
WLTCモード燃費導入で、よりリアルな燃費が分かるようになった
WLTCモード燃費に変わることで得られるメリットはズバリ「よりリアルな燃費を知ることができる」ということです。
WLTCモードには4つの燃費表記が使われます。
1.WLTCモード
市街地、郊外、高速道路の各モードを平均的な時間配分で構成した国際的な走行モードのことを指します。
2.市街地モード
信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定しています。
3.郊外モード
信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定しています。
4.高速道路モード
高速道路等での走行を想定しています。
この4つの数値を載せることで、ユーザーは自分の走行状況を考慮して、その環境にあった燃費の数値で比較できるようになりました。
例えば、日常的に街中を走り、ストップ&ゴーが多いユーザーは、市街地モードを参考に、休日のレジャーでの使用が多い方は、高速道路モードを参考にすることで、自分の使用環境に合わせた、想定燃費を知ることができるのです。
また、WLTCモードはドライバー以外の乗員や積載物の重量など使用実態を考えているため、従来のJC08モードより実燃費に近い数値が算出されます。そのため、WLTCモード燃費の方が参考になるのです。
【国産車編】ハイブリッドを搭載したコンパクトSUVの燃費の良い順ランキング!
WLTCモード燃費がいいSUVランキング
※WLTCモード燃費が算出されていないモデルはランキングから省いています。
※各車種最も値がいいグレードで順位を決めています。
※軽自動車は除外しています。
1位:トヨタ ヤリス クロス(30.8km/L)【コンパクトだけど荷室も広い】
ヤリス クロスは2020年8月31日に発売されたばかりのニューモデルで、トヨタのコンパクトカー、ヤリスをベースにしたSUVです。
コンパクトで取り回しのしやすいボディサイズですが、荷室容量390Lを確保。4:2:4分割リヤシート、6:4分割アジャスタブルデッキボード、ハンズフリーパワーバックドア(オプション設定)など、トヨタ コンパクトSUV初採用の技術が採用され、機能性の高さも特徴的な一台です。
パワートレインは1.5L 直3ガソリンと、1.5L 直3ガソリン+モーターのハイブリッドの2種類となっています。
4WDシステムも充実しており、アーバンスタイルなエクステリア(外装)からは想像できない、ちょっとしたオフロードなら難なく走っていく、走破性の高さも魅力の一つとなります。WLTCモード燃費は30.8km/L(ハイブリッドX FF)です。
2位:トヨタ C-HR(25.8km/L)【クーペスタイルのエクステリアが魅力】
クーペスタイルのエクステリアデザインが美しい、都市型SUVです。ダイヤモンドをモチーフに強く絞り込まれたエクステリアは、精悍さと美しさを兼ね備えており、都市部での走行が似合う一台になっています。
インテリア(内装)にも、ステアリングスイッチやドアトリム、天井など随所にダイヤモンドモチーフが散りばめられており、遊び心と上質感が感じられます。また、ドライバーズシートは、バケットシートを参考に作られておりホールド性が高く、長距離の運転でも疲れにくく設計されています。ルーフが下がるため、後部座席の居住性には少々難がありますが、普段ツーシーターとして使う方は、さほど気にならないでしょう。
パワートレインは1.2L 直4のガソリンターボと1.8L 直4+モーターのハイブリッドの2種類で、本格オフローダーではなく、舗装路を優雅に駆け抜ける、都市向けSUVの代表格です。WLTCモード燃費は25.8km/L(ハイブリッド FFのG、S)となっています。
3位:マツダ CX-3(23.2km/L)【ディーゼルエンジンが魅力的】
マツダのコンパクトSUVがCX-3です。コンパクトなボディサイズで、マツダSUVのエントリーモデルとなっていますが、そのクルマ作りに一切の妥協はなく、美しいボディラインやボディカラー、そしてインテリア(内装)の質感の高さなどを備えたスタイリッシュなSUVとなっています。
また、パワートレインには1.5L/1.8L 直4ガソリンとともに、1.8L 直4ディーゼルターボが搭載され、SUVに求められるトルクフルな走りも魅力的な一台となっています。WLTCモード燃費は23.2km/L(XD、XD プロアクティブ S パッケージ FF)となっています。
4位:レクサス UX (22.8km/L)【小さな中にも充実の高級感】
レクサスのコンパクトSUVがUXです。LX、RX、NXのSUVシリーズのなかで最もコンパクトなサイズですが、レクサスフィロソフィーはしっかりと受け継がれ、小さな中にも作りの細やかさ、高級感がしっかりと感じられる一台です。
パワートレインには2.0L 直4ガソリンと2.0L 直4+モーターのハイブリッドの2種類を用意し、走りの質感はまさにレクサスその物です。剛性の高いボディが、しっかりとサスペンションを動かし、フラットで軽快な乗り心地と静かな室内空間を作り出しています。日本の誇るラグジュアリーコンパクトSUVの代表格といえる存在でしょう。WLTCモード燃費は22.8km/Lです。
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5位:トヨタ ハリアー(22.3km/L)【新型に生まれ変わったロングセラーモデル】
1997年の発売から長年にわたり、トヨタのラグジュアリーSUVの礎を築いてきたのがハリアーです。2020年6月にフルモデルチェンジが行われ、レザー調素材や曲木に着想を得たウッド調加飾などを採用した充実のインテリア、デジタルインナーミラーや電動シェード付パノラマルーフなどの先進の機能装備を備えたトヨタの都市型SUVの最上級に位置するSUVです。
パワートレインは2.0L 直4ガソリンと2.5L 直4+モーターのハイブリッドの2種類。根強い人気は、ハリアーの実力の高さに裏打ちされており、特に、シートの作りや内装調度品の質感は、国産トップクラスといっても過言ではありません。先進の安全装備も充実しており、死角のないSUVとなります。WLTCモード燃費は22.3km/L(ハイブリッド FF)です。
6位:トヨタ RAV4 PHV (22.2km/L)【走破性の高さと燃費性能の両立】
オフロードもしっかり走れるトヨタの人気SUV、RAV4のプラグインハイブリッドです。電気自動車としてもそしてハイブリッドカーとしても使える、環境性能の高い一台となっています。給電を受けた後のEV走行は95.0㎞の走行距離を確保し、日常の買い物や通勤では、ほぼ電気だけで走行することができるのが魅力の一つです。
また、EV走行だけでは行けない遠方への旅行の際には、ハイブリッドシステムが22.2km/Lの低燃費の走りを実現します。RAV4が持つ走行性能、悪路走破性能はそのままに環境性能を高めたクルマとなっています。
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7位:日産 キックス(21.6km)【電気自動車のドライブフィールを体感できる】
日産の最新SUVモデルがキックスです。パワートレインには、1.2L 直3+モーターの日産独自の電動パワートレインe-POWERを採用し、SUVでも電気の力強い走りを体感することができます。
内燃機関であるエンジンを動力に直接使用せず、電気を発電する発電機の役割とし、エンジンで発電された電気を使って走る、新感覚のドライビングフィールを体感できます。特徴的なエクステリアデザインと、充実の安全装備、また日産の安全運転支援技術プロパイロットなどもしっかりと装備され、未来の走り、そして性能を体感できる一台となっています。WLTCモード燃費は21.6km/Lです。
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8位:ホンダ CR-V(21.2km/L)【広い室内で快適性抜群】
ホンダのミドルサイズSUVのCR-Vは1995年発売とトヨタのハリアー同様歴史の長いクルマです。パワートレインには1.5L 直4ガソリンと2.0L 直4ガソリン+モーターのe:HEVの2種類を搭載し、3列シート7人乗りの仕様もあり、使い方によって様々な選び方ができるクルマになっています。
特に、2列目シートの居住性が高く、快適な室内環境が特徴の一台です。モダンなエクステリアと、快適なインテリアは、大人のアーバンスタイルSUVとして様々な使い方ができるでしょう。WLTCモード燃費は21.2km/L(e:HEV EX FF)です。
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9位:ホンダ ヴェゼル(21.0km/L)【コンパクトSUVの先駆者】
ホンダのコンパクトSUVとして誕生し、長きにわたって高い人気を誇っていたのがヴェゼルです。2014-16年、2019年SUV販売台数ナンバーワンの実力は伊達ではありません。1.5L 直4ガソリン、1.5L 直4+モーターのハイブリッドの2種類のパワートレインを用意し、コンパクトな外観ながらも、室内にはゆとりのあるスペースが確保されています。
ライバルのC-HRと比べても、後部座席の居住性は高く、しっかりと大人4人が快適に移動できる室内環境です。また、スポーティSUVの側面も持ち合わせており、低重心で剛性の高いボディから生まれる小気味のいいハンドリングは、ヴェゼルの特徴になります。パドルシフトを使いながらワインディングロードを走行する楽しさをSUVながらに味わえるクルマに仕上がっています。WLTCモード燃費は21.0km/L(ハイブリッド FF)となっています。
マツダ CX-30とホンダ ヴェゼルのインテリア、荷室の広さを比較
10位:トヨタ RAV4(20.6km/L)【長距離レジャーにおすすめ】
一つの車種の中に、本格オフローダーとアーバンスタイルSUVの2つの顔を持ち合わせるのがRAV4です。本格オフローダーのアドベンチャーグレードでは、悪路走破性を高め、アウトドアレジャーで楽しめる装備が充実しています。
一方、それ以外のグレードでは、都市型SUVの顔を楽しむことができ、キャラクターをしっかりとわけたグレード構成が、ユーザーの好みに合わせて選べるクルマです。パワートレインは2.0L 直4ガソリンと2.5L 直4ガソリン+モーターのハイブリッドの2種類で、広い室内はレジャーにも長距離移動にも活躍する、SUVの中でもユーティリティ性能の高い一台となっています。先進の安全性能と、タフなボディで都市部でも未舗装路でも、様々なシーンで楽しめる魅力的な一台です。WLTCモード燃費は20.6km/L(ハイブリッド FF)です。
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11位:マツダ CX-30 (19.2km/L)【クーペスタイルの走りも良いSUV】
マツダのコンパクトSUV、CX-3とミドルサイズのCX-5の中間に位置するSUVがCX-30です。生活にジャストサイズの大きさは、様々な層のユーザーから指示されるサイズ感です。
パワートレインには2.0L 直4ガソリン、2.0L 直4ガソリン+モーターのマイルドハイブリッド、1.8L 直4ディーゼルターボを用意し、低く抑えられたルーフで、クーペスタイルSUVの雰囲気も醸し出す、美しいエクステリアが特徴となります。
インテリアは、ドライバーやパッセンジャーが触れる部分に気を配り、触り心地の良い素材の使用や、ボタンの押し具合など細かな部分の質感にしっかりとこだわってつくられています。WLTCモード燃費は19.2km/L(ディーゼル FF)となっています。
12位:ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ(18.6km/L)【人気は伊達じゃない5ナンバーサイズのちょうどいいSUV】
2020年上半期に登録車の中で最も多い販売台数を記録したのがライズであり、そのライズのOEM供給元であるダイハツで販売されているのがロッキーです。5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディサイズに、パワフルな1.0L 直3ガソリンターボを搭載しています。居住性の高さと、荷室容量(369L)にこだわり、使い勝手のいいコンパクトSUVとして、多くの支持を集めています。WLTCモード燃費は18.6km/L(FF)です。
13位:レクサス NX(16.4〜17.8km/L)【高い回答性と質感の高い室内空間】
レクサスのミドルサイズSUVであるNX、静粛性とパワフルな加速性を両立させた大人のSUVです。パワートレインには2.4L 直4ガソリンターボと2.5L 直4+モーターのハイブリッドを用意。高級ブランドのレクサスSUVながら、日本の道路事情にピッタリの、小さすぎず大きすぎない、ちょうどいいサイズ感で、レクサスの中でも登場から高い人気を誇るクルマです。欧州のプレミアムSUVにも負けない、質感の高さと、素直な走行フィールが、ワンクラス上の移動空間へと変えてくれます。WLTCモード燃費は16.4〜17.8km/L(NX300h FF)です。
14位:三菱 アウトランダーPHEV(16.4km/L)【いち早くPHEVを取り入れたSUV】
SUVの中で最も早くプラグインハイブリッド技術を搭載し、環境性能を考えるSUVの先駆者的存在となったのがアウトランダーPHEVです。
パジェロから受け継がれるパワフルな走行性能と、先進の技術を搭載し、力強い走りと静粛性を兼ね備えた、上質なSUVに仕上がっています。プラグインハイブリッド技術は、燃費性能だけでなく、スポーティな走行性能にも生かされ、回生ブレーキによる減速率を手元のパドルシフトで変化させながら、ワインディングロードを駆け抜けるなど、マニュアル車を操っているような感覚を味わうこともできる、スポーティSUVとしての顔も持っています。WLTCモード燃費は16.4km/Lです。
車中泊で大活躍!荷室がフラットで、電源にもなるアウトランダーPHEV
15位:スズキ エスクード(16.0km/L)【本格オフローダーの血を受け継ぐSUV】
現行モデルである4代目エスクードは、3代目までの高い悪路走破性はそのままに、より都市型SUVとしても使いやすいコンパクトとして生まれ変わっています。
1.4L 直4ターボエンジンと新世代四輪制御システムのALL GRIPを搭載し、舗装路面から砂地、雪道など様々な路面環境に対応できる走行性能の高いSUVです。また、375Lの荷室容量も備えており、アウトドアレジャーで大活躍すること間違いなし。WLTCモード燃費は16.0km/Lです。
スズキ勤め人が比較!エスクードとSX4 S-CROSSってどっちが買い?
WLTCモードの燃費がいいSUVをまとめてきました。居住性や走りの性能などが表に出てくるSUV選びですが、できれば燃費が良いに越したことはありません。毎日のドライブが楽しく乗れて燃費もいい、あなたにピッタリなSUVを見つけて、楽しいカーライフを送ってください。